機械式では味わえない!? 多彩な味が特徴のコーヒー抽出機。

「コーヒーを入れる」と聞くと、エスプレッソマシンやドリップ式のコーヒーマシンを思い浮かべる方が多いかもしれません。確かに自宅でコーヒーをいれる際、機械式のコーヒーメーカーは便利です。でも、手で入れるコーヒーメーカーにはマシンにはない魅力があり、タイプごとに様々な特徴を持ち合わせているのです。

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まずは王道のハンドドリッパー

コーヒー抽出の基本はやはりハンドドリップ用のドリッパー。使用するフィルタの素材により、ペーパー、ステンレス等の金属、ネル(布)と大別され、それぞれ入れた際の味わいが異なります。

ドリッパーの形状は、金属やペーパー製のものは一般的に円錐形をしています。金属製タイプはフィルターとドリッパーが一体になっていることが多く、ペーパータイプはドリッパーにペーパーフィルターを敷き使用します。
ネルドリッパーは袋状になった布に持ち手が付いたものが多いです。

フレンチプレス

元はコーヒーをいれるためのものですが、紅茶やハーブティーを入れるポットとして目にされた方も多いのではないでしょうか?
ふた部分に金属フィルターが連結されており、ふた上部の突起(プランジャー)を押し込むことによりフィルターが下がり、抽出された液体と挽いたコーヒー豆が分離される仕組み。

フレンチプレスは、ドリップタイプに比べて、コーヒー豆がお湯に触れている時間が長いのです。さらにコーヒーをポット下部に押下げる仕組みのため、香りと味を含んだ水よりも軽量なコーヒーオイルを抽出できるという特性があります。ただし、コーヒーの細かな粉もカップに注がれてしまう点は好みが分かれるところです。

直火焼きエスプレッソ マキネッタ(モカポット)

エスプレッソメーカーと聞いて多くの方が思い浮かべるのは、カフェ等で見かける電気式タイプではないでしょうか。実はエスプレッソメーカーには、本場イタリアでは電気式よりも一般的と言われる、直火式のものがあります。

直火式エスプレッソメーカーは3つのパーツ、①下段/水を入れるボイラー、②中段/コーヒー豆を入れるバスケット、③上段/抽出されたコーヒーを受けるサーバーで構成されています。

ボイラー部分を直火にかけることでまず蒸気を生み出します。その蒸気の圧力を活用して、バスケットを経由したお湯をサーバーまで押し上げることで、コーヒーを抽出します。機械式に比べ圧力は劣るため、たっぷりとしたクレマ(泡)は立ちませんが、手軽にエスプレッソに近いモカ(濃いコーヒー)を作れます。

2005年生まれ、最新式のコーヒーメーカー エアロプレス

2005年に生まれた注射器の様な見た目のコーヒーメーカー。見た目通り注射器の様に手で圧力を掛けコーヒーを抽出する仕組みです。
挽いたコーヒー豆をお湯に浸す点はフレンチプレスと同様ですが、注射器でいうところの針の部分に付けられたペーパーフィルターにより微粉がでることなく、香りが高く、濃厚なコーヒーを抽出できます。

またコーヒー豆の特徴が濃く反映されるため、スペシャルティコーヒーに向いているとも言われています。

ご紹介したコーヒーメーカーは数あるうちの一部ですが、比較的手軽にコーヒーを入れられるものばかり。使い慣れていくと味の好みを反映できるものでもあります。いつものコーヒーに飽きてきた方、自分好みの味を探してみたいという方、今こそ挑戦してみてはいかがでしょう?

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