【浅倉利衣のウェルネス・ライフスタイル #8】働く夫のことを考えてたどり着いた、理想のお弁当

“賢く”食べて健康と美を手に入れるためのメソッドを提唱する「スマートフード」インストラクターとして活躍する浅倉利衣さん。その学びを毎日の食事に取り入れて約2年が経ったころ、ご主人からある“おねだり”が。それは「お弁当を作ってほしい」というお願いでした。今回は、ご主人がランチを浅倉さんのお手製弁当に切り替えたいと思った理由や、浅倉さんがご主人のために作るお弁当について、スマートフードの視点から教えていただきました。

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体調の良さを実感した夫のリクエストに応えて

昨秋のある朝、何をモジモジしているのかなと思って夫の話を聞いてみると、「毎日じゃなくてもいいから、ランチにお弁当を作ってほしいんだけど……」という控えめなお願いでした(笑)。

ちょうどスマートフードを学びはじめてから2年弱。体重が落ちて見た目もスッキリ、体調もメンタルも調子がよいとのこと。アメリカ育ちの夫は、食生活の改善が”結果“に繋がっていると実感したようです。「これまでの人生で今が一番体調がいいから」という夫の願いを、「それならわかった!」と受け入れ、早起きをしてお弁当を作っています。

インスタ映えも気になるところですが(笑)、男性はキャラ弁のような楽しさは求めていないと思うので、彩りは意識するものの、あまりがんばりすぎず、でも仕事の合間にホッとしてもらえるような“おふくろの味”的な癒し弁当を心がけて作っています。

食べたあと、仕事の効率を下げない工夫を

今回のお弁当メニューは、だし巻き卵、鶏もも肉の照り焼き、さわらの塩麹漬け焼き、なすの田舎煮、オクラのごま和え、にんじんと味一大根のラペ、えのきとズッキーニのナムル、雑穀入りごはん、梅干し。名付けて「滋養低糖質だんな弁当」です。

働く人のためのお弁当なので、食べたあとも仕事のパフォーマンスが下がらないお弁当であることが大切。糖質が高い食事をとると食後に血糖値が急上昇し、その後に急降下することで眠くなってしまい集中力が持続しません。低糖質で、血糖値の上昇を抑制する働きがあると言われている食物繊維を多めに入れることで、血糖値をコントロール。このお弁当だと、七分つき米にキヌアとアマランサスの雑穀類を加えたごはんと、きのこ類のえのきで食物繊維を補っています。

魚を塩麹に浸けておけば、さっと焼くだけでふっくら柔らかく、風味豊かに。

お肉の出番が多くなりがちなお弁当ですが、我が家のだんな弁当には、魚も定期的に登場します。DHAとEPAには、現代人に不足しがちなオメガ3系不飽和脂肪酸が豊富に含まれるため、腸内環境を整えるためにも意識して食べる頻度を増やすようにしています。現代人に不足しがちといえば、ビタミン・ミネラル・食物繊維も。それらを補うために、このお弁当ではビタミンAや食物繊維も豊富に含むにんじんもプラス。そして、最後に添える梅干しに含まれるクエン酸には、細菌の増殖を抑えて食べ物の腐敗を防ぐ効果もあるため、通年のスタメン選手です。

使う食材は、できるだけ旬のものを。旬のものはおいしいだけでなく、栄養価と抗酸化作用が高いと言われています。

おいしさでいえば、出汁にもこだわり、毎日昆布と鰹節で天然のうま味出汁をとっています。実は、昆布のグルタミン酸と鰹節のイノシン酸を組み合わせることで、うま味が飛躍的に強く感じられることがわかっています。また、うま味感度障害があると、食の満足感を得るために甘味嗜好が強くなり、肥満に繋がるとも言われています。出汁にこだわるようになってから、確かに夫も私も、以前より甘いものを食べる頻度がぐっと減りました。夫のダイエット成功の秘訣も、ここにあるのかもしれないですね。このお弁当ではだし巻き卵とオクラのごま和えに調味料として使っています。出汁をとるなんて難しそうだし面倒だと思い込んでいましたが、やってみると意外と簡単。そして何よりもおいしいので、今となっては出汁をとるのはルーティーンの一部となっています。

彩りを良くするために、赤、紫、黄色、緑の食材も積極的に使っています。えのきとズッキーニのナムルは、中をくり抜いたライムを器がわりにしています。緑も加わって見た目にもきれいですし、爽やかなライムの香りが移ってよりおいしくいただけます。

夫のために始めたお弁当作りで得られたこと

ただでさえ忙しい朝に、これだけの品数を作るのは絶対に無理。私はだし巻き卵と魚を焼くのは朝やりますが、あとは常備菜に頼っています。常備菜はお弁当だけでなく、夕飯の「あと1品」にもなるので便利。1週間に1度、2時間ほどかけて作り置きをしています。

夫が仕事を頑張れるようにと始めたお弁当作りですが、やってよかったなと思うことがたくさん。わが家は幼い子どもにあわせてメニューを考えることが多いので、野菜や魚などを含めて大人に必要な栄養がお弁当でバランスよく摂れるようになりましたし、同じものを食べる私の美容と健康にも繋がっているように思います。

子どもの食育もそうですが、家族のためにやっていることは、すべて自分のためになると実感しています。はじめはお弁当箱におかずをつめるのも下手でしたが、慣れてくると、栄養バランスを考えながら小さな箱に食材を詰めていく作業は意外と楽しいです。お弁当の写真はたまにインスタグラムにもアップしていますので、ぜひ見てみてくださいね。

●浅倉利衣(あさくらりえ)
1977年、東京生まれ。大学卒業後、エルメスジャポン株式会社に入社し、10年間販売とバイイングを経験。その後、ミス・ユニバース・ジャパン元ナショナルディレクター、イネス・リグロンのパーソナルアシスタントを務め、グローバルにファッションと美容の世界に携わる。2017年に一般社団法人Smart Food協会認定インストラクター資格を取得。2017年秋からはSmart Foodブランドディレクターに就任。又、2018年にはMYTHΘSフランス式アロマテラピーインストラクター資格も取得。国内外の最新のウェルネス・食・アロマ情報も含めた専門的な知識を活かし、賢く食べて健康的にキレイになれるメソッドや、ウェルネスライフのコツを発信している。

●写真 中村香奈子

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●ライフスタイルプロデューサー、Smart Food ディレクター、MYTHΘSMYTHOSフランス式アロマテラピーインストラクター1977年、東京生まれ。大学…

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