実例に学ぶ! リノベーション住宅での家具コーデ

素敵にリノベーションしたお部屋には、それとマッチするような素敵な家具を置きたいですよね。参考になるように、リノベの先輩方がどんな椅子を使っているかを大調査しました!

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リノベーションしたお部屋で使われている、気になるあの家具は?

素敵にリノベーションしたお部屋には、それとマッチするような素敵な家具を置きたいですよね。ここでは、リノベ事例でどんな椅子が使われているかを大調査!

リノベの先輩たちがどんな家具を取り入れているか、部屋全体のインテリアとともに見てみましょう。

巨匠ハンス・J・ウェグナーのソファ&チェア

Photo by 空間社 kukansha.com
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こちらのお住まいでは、メインの2Pソファに加えて、ウェグナーの「GE240」というモデルをご使用中。

ウェグナーのソファというと、座面から延長されたような後ろ足を持つ直線的デザインの「GE290」も有名ですが、こちらは丸みを帯びたアームや脚のデザインが特徴的。その外見から別名「シガーソファ」とも呼ばれているそうです。

Photo by 空間社 kukansha.com
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別のお宅では、夫婦で座るメインのソファとして「GE240」を選択。ふたりで座るというと二人掛け以上の大きなソファを選びがちですが、おそろいのモデルを一脚ずつ、というのもスマートですよね。

一人掛けなら、天気のいい日に窓辺にずらして読書、というような使い方も出来ます。座面に使われているクッションは、「GE290」と同様だそうです。

Photo by 空間社 kukansha.com
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デンマークとアールデコ、両方のテイストを取り入れているこちらのお宅ではダイニングに「PP58」チェアを、リビング側に「GE258」デイベッドをご使用されています。

ダイニングチェアの「PP58」はウェグナー後期(80年台)の作品で、浅く座っても深く座っても、常に心地良い形状を目指したモデル。短めのアームは、掃除機を掛ける際などにダイニングテーブルに引っ掛けておける便利機能でもあります。

「GE258″デイベッド”」は、背もたれ部分をくるりと後側に回転させると、座面が広がって大人1人が寝っ転がるのに十分なベッドに早変わり。このお住いでも、ホームパーティーが盛り上がって終電を逃してしまったお客さんに休んでもらったりしているとか。

様々なシーンに似合う、イームズ

Photo by 空間社 kukansha.com
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ウェグナーに並んで20世紀を代表するデザイナー、チャールズ・イームズ。建築家や映像作家でもあるイームズは積層合板や合成樹脂、金属など異素材を組み合わせる達人でもあります。

ダイニングによく使われているのが、「シェルサイドチェア」シリーズ。こちらは、木の脚に筋交いのようなワイヤーを組み合わせている「DSW」というモデルです。

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こちらは、ブラックシェルの「DSW」を3脚。シェルと脚の色のバリエーションが豊富なので、部屋のイメージに合わせて選ぶことができます。

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一方こちらのお住いでは、シェルがワイヤーになっている「DKR」モデル(写真手前)と、もっともベーシックな「DSR」(写真奥)を使用されています。金属の脚は、エッフェル塔を思わせる形状から「エッフェルベース」と呼ばれています。

時代に流されないソファ カリモク60

Photo by 空間社 kukansha.com
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海外のブランドチェアは価格的になかなか手を出しづらいところがありますが、カリモクは元々ミシンテーブルやテレビの木枠を制作してきた刈谷木材がルーツの国産メーカー。同社が洋風の家具作りを始めた60年台のモデルを復刻したシリーズが「カリモク60」で、時代を越えて愛されるデザインでありながら、比較的手に届きやすい価格で購入することができます。

広いリビング以外に、読書や書物などマルチに使えるように設けた空間。そこに置かれているソファは、シリーズを代表する「Kチェア2シーター」です。張り地は10種類から選ぶことができ、なかには電車の座席に使われている、丈夫で汚れにくい生地も。

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ブラックの張り地は、暗めのフローリングの部屋にによく似合います。このお部屋では、写真左手にあるワークスペースにイームズの「DSR」が使われています。

イルマリ・タピオヴァーラの スポークチェア

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この「ファネットチェア6S」は、ひと目でそれと分かる、座面から背もたれに伸びるスポークが特徴です。正規の製品は生産されておらず、流通しているものはすべてアンティークという希少性の高いチェアです。新品で欲しい! という場合は、harutaという日本のメーカーが独自に生産しているモデルを購入することができます。

デンマークの 若いブランド「HAY」

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キッチンとカウンター、ダイニングテーブルを一体化したこちらの食卓では、二種類の「HAY」の椅子が使われています。体を包み込むような三色のチェアは「AAC22」というモデルで、シートに樹脂、脚にオーク材を使用。写真二枚目の背もたれがない椅子は「AAS32」というハイスツールで、一段下がっているキッチンに置いたときに座面が同じくらいの高さになるようになっています。

Photo by 空間社 kukansha.com
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このお部屋では、キッチンの天板を広く造って食事もできるカウンターに。そこに「AAS32」を合わせています。座面にはぴったりサイズのクッションが敷かれていて、猫ちゃんのお気に入りの場所にもなっているそう。

まとめ:椅子は、スペックだけでなく「好き」という思いで選ぼう!

いかがでしたか? どの事例でも、リノベ工事だけでなく、家具にもこだわって選ばれていることがお分かり頂けたのではないでしょうか。そこには、「こんな椅子と暮らしたい!」という思いが感じられてきます。「好き」という気持ちで選ばれた家具は、大切に使われてリペアもしながら、結果的に長いお付き合いになります。

みなさんも、サイズや座り心地、価格だけでなく「好きかどうか」で椅子選びをしてみてください。

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