ピアノ代やドレス代も経費になるの?フリーランスのピアノ講師が確定申告で気を付けること

フリーランスのピアノ講師が確定申告で気を付けるべきポイントをまとめます

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2024年2月16日から3月15日まで、2023年分の確定申告期間です。去年からフリーランス、個人事業主として働き始めた人は確定申告のやり方に戸惑っている最中ではないでしょうか。今回はフリーランス、特にフリーのピアノ講師の人が確定申告で気を付けるべきことをまとめてみました。

ピアノ教室との契約内容もチェック

フリーランスのピアノ講師と言うと、大学を卒業してすぐにピアノ講師になる人もいれば、副業としてピアノ講師をしている人、子育てや主婦業の合間にピアノ講師の仕事を請け負う人などさまざま。いずれも売上から経費を引いた所得が48万円以下でない限り、確定申告が必要になります。

まず確定申告のやり方がわからない場合は市販の手引書や教本などを用意するのがベスト。また手書きで数字を記入したり計算したりするとミスが発生し、手間暇もかかって効率が悪くなりますから記帳や仕訳から試算表、決算書類の作成などをスムーズに行ってくれる会計ソフトも重要です。電子申告に必要になってくるe-TAXやマイナンバーカードなども揃えておきましょう。

また確定申告をする前に確認しておかなければいけないのがピアノ教室と講師の間の契約内容。雇用契約なのか、業務委託なのかで所得の種類が異なってきます。契約書を確認するほか、給与明細で源泉徴収がなされていたら給与所得、支払調書をもらっているなら事業所得か雑所得となります。

節税対策に大事な経費処理!経費にならないものに気を付けて

フリーランスは自分で税金を納めなくてはなりませんが、節税対策のために経費処理はとても大切。経費計上や控除によって所得税や住民税の負担を減らすことができるからです。

そもそも経費になるものは、「事業と関わりが深く、その支出がなければ売上が経たないもの」です。ピアノ講師であれば楽器の購入費、ピアノ教室や生徒の家までの交通費、文房具、教本、宣伝広告費、新聞広告費など。

逆に経費にならないものは、「事業と関係なく普段の生活を成り立たせているもの」と覚えておきたいですね。朝昼晩の食事代や普段の洋服代などは経費計上することはできません。

生徒へのプレゼント代や食事代も経費になる?

一方で講師同士の交際費として発表会などの打ち合わせにおいて自分の分の食事代は会議費などにできます。ステージ衣装の衣装代も、それが普段着ではなくステージ衣装としてのみ成立するようなものなら問題ありません。

たとえば生徒にあげるプレゼントやお菓子なども、教えている生徒全員にあげるなら経費になるでしょう。しかしお気に入りのこの生徒にだけ私的な目的で渡すようなプレゼントはもちろん経費にはなりません。また生徒と悩み相談や指導として食事に行くとなったら経費にできるケースも。重要なのは税務調査に入った際に、「こういう仕事上の理由でお金を使いました」と説明できるかどうか。経費として物品を購入したり飲食したりした際には、それがきちんと仕事で必要だったことを説明できる状態にしておくことが重要です。

しっかりと経費で使った領収書などを取りまとめると、確定申告も一気に楽になります。さらに会計ソフトをうまく使えば面倒な計算や入力を効率よく済ませられますよ。最近では「スマホ会計FinFin」などスマホだけで簡単に確定申告を簡潔できる会計ソフトもあるので、パソコンが苦手という人にもおすすめです。フリーランスのピアノ講師の方だけでなく、フリーランスとして仕事を始めたばかりの方はぜひ参考にしてみてください。

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