ワイン造りで間引かれるブドウをアップサイクル!Far Yeast Brewingが作るアップサイクルビールが今年も発売!

クラフトビールメーカー 「Far Yeast Brewing(ファーイーストブルーイング)」が2021年から「メルシャンヴィティコール勝沼」とタッグを組んで発売を開始したアップサイクルビール「Far Yeast GRAPEVINE(ファーイースト グレープバイン)」。3回目となる今年は、シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーの「甲州」と「シラー」の2品種を用いて作る「Far Yeast GRAPEVINE 2023」が発売に!

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「Far Yeast Brewing」と「メルシャンヴィティコール勝沼」がコラボして作るアップサイクルビール

クラフトビールメーカー 「Far Yeast Brewing(ファーイーストブルーイング)」が2021年から「メルシャンヴィティコール勝沼」とタッグを組んで発売を開始したアップサイクルビール「Far Yeast GRAPEVINE(ファーイースト グレープバイン)」。

3回目となる今年は、シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーの「甲州」と「シラー」の2品種を用いて作る「Far Yeast GRAPEVINE 2023」が11月上旬に発売予定です。

ワイン用のブドウ栽培の過程で摘房されたブドウ

ワイン用のブドウ栽培では、果実ひとつひとつに栄養を行き渡らせて美味しいブドウにするため、収穫の1ヶ月ほど前に房を間引く「摘房」という作業が行われます。摘房されたブドウはワイン造りには適さないため土に還すのですが、ビールとして使うには適した糖度があり、ブドウのフルーティーさが加わり風味豊かなビールに仕上がります。

メルシャンの社員からブドウ摘房のレクチャーを受けるファーイーストブルーイングの社員
ブドウは一房ずつ手作業で切り取っていく

8月23日に、山梨県のシャトー・メルシャン 鴨居寺セラーで行われたブドウの摘房作業を見学させていただきましたが、ブドウの摘房はすべて手作業で、なかなかの重労働です。

美味しいビールを飲むことで、食品ロス削減に貢献し良い循環が生まれる

ファーイーストブルーイングが「食品のロスを軽減する」という取り組みからスタートしたプロダクトですが、廃棄されるブドウを用いることで、食品ロスの軽減はもちろん、高品質のブドウをふんだんに使った美味しいビールをリーズナブルな価格で提供できるというメリットも。

昨年の「Far Yeast GRAPEVINE 2022」は摘房されたワイン用ブドウのカベルネ・ソーヴィニヨン、マスカット・ベーリーAと、食用のコンコード、ナイアガラの4種類をミックスしてペールエールが作られた

今年の「Far Yeast GRAPEVINE」は、近年ビール醸造技術で注目され、ブドウにも含まれる香気成分「チオール」にフォーカスした、Hazy IPAのクラフトビールになる予定。

今年はどんな味わいの「Far Yeast GRAPEVINE」が誕生するのが、楽しみです!

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出版社勤務を経てフリーランスとなり、2011年から3年間をタイのバンコクで暮らす。エディター・ライターユニットTom☆Yamのメンバー。共著に『タイ行ったらこれ…

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