紅茶のおすすめ15選！人気ブランドや安くておいしいティーバッグを厳選

紅茶を選ぶときのポイントは？

ブランドや茶葉の産地、味や香りなど、とにかく種類豊富な紅茶。たくさんある中から好みに合った紅茶を選ぶために、まずは3つのポイントを押さえておきましょう。

紅茶を本格的に楽しみたいなら茶葉タイプ、美味しい紅茶を簡単に飲みたいならティーバッグタイプ、手軽さを重視するなら粉末タイプがおすすめです。

夜寝る前や妊娠中に紅茶を飲みたい場合は、カフェインレスやノンカフェインのものが◎。目的によってはパッケージのデザインにもこだわると、より優雅な気分を堪能できますよ。

詳しい選び方は「10.紅茶の選び方｜好みやライフスタイルに合わせて選ぼう」にて解説しているので、紅茶選びに悩まれている方は参考にご覧ください。

紅茶の種類｜味や香りの違いをチェック

種類によってさまざまな味や香り・飲み方を楽しめる点は、紅茶の大きな魅力です。ここでは紅茶初心者の方にもおすすめの、代表的な種類をピックアップしてご紹介します。

茶葉の主産地別！おすすめの紅茶の種類

紅茶は産地の自然環境や栽培方法などによって、味や香りに大きな違いが出ます。今回は主産地別に、「世界三大紅茶」とも称される有名な種類をご紹介♪

インド産の紅茶「ダージリン」

世界最大の紅茶生産国・インド。中でも代表的な種類として、上品でフルーティな香りから「紅茶のシャンパン」とも呼ばれる「ダージリン」が挙げられます。

収穫時期によって味や香りが変化するため、すっきりした春摘みの「ファーストフラッシュ」、香りとコクが増す夏摘みの「セカンドフラッシュ」、甘くまろやかな秋摘みの「オータムナル」と、3種類が存在。

香り高い紅茶なので、ストレートで飲むと特徴が引き立ちおすすめです。

スリランカ産の紅茶「ウバ」

スリランカ産の紅茶は、スリランカの旧国名である「セイロン」を取って「セイロンティー」と呼ばれています。そんなセイロンティーの中でも、名産地として知られているのが「ウバ」。

ハイグロウンティー（標高1200m以上の高地で栽培した紅茶）のため、しっかりとした力強い風味が特徴です。ミントのように爽やか、かつ渋みのある独特の香りが漂い、特に7〜9月に収穫されたものは特徴が強まるフレバリーシーズンとなっています。

ストレートでメントール系の風味を楽しむのはもちろん、渋みに合うミルクティーもおすすめです。

中国産の紅茶「キーマン」

お茶の発祥の地として知られる中国。茶葉の生育に適した環境のキーマン地方は、もともと緑茶栽培が有名でしたが、のちに世界三大紅茶の一つとなる「キーマン」が生産されるようになりました。

フルーティーな香り、蘭の花のような甘い香り、スモーキーな香りと、複雑な香りのハーモニーが特徴の「キーマン」。渋みが少なく、個性的な香りを堪能できる紅茶です。

飲みやすいマイルドな口当たりなので、ストレートからミルクティー・アイスティーにも人気があります。

異なる紅茶の茶葉をブレンドしたブレンドティー

茶葉同士をミックスして作られるブレンドティーは、単体では出せない味や香りを楽しめるのが魅力です。ここでは、日常に取り入れやすいおすすめの種類をご紹介します。

朝食と好相性の紅茶「イングリッシュブレックファースト」

「イングリッシュブレックファースト」は、その名の通り朝食にぴったりのブレンドティー。しっかりとした渋みがあり、ミルクと合うようにブレンドされています。味わい深いミルクティーにし、トーストやスコーンなどと一緒にいただくのがおすすめです。

バランスがよく飲みやすい紅茶「クラシックブレンド」

ほどよい渋みとマイルドさがあり、味のバランスがとれた「クラシックブレンド」。クセが少なく、幅広いジャンルの料理やスイーツにも合う万能ブレンドです。飲み方もストレート・ミルク・アイスまで楽しめ、定番の紅茶として使いやすいのがポイント。

午後にぴったりな紅茶「アフタヌーンティー」

ひと息つきたい午後のブレイクタイムに合う、マイルドな味わいの「アフタヌーンティー」。ミルクティーに適したブレンドですが、クセが少ないのでストレートやレモンなどでも美味しくいただけます。口当たりがよく、焼き菓子とのペアリングもおすすめです。

果実や花がふんわり香るフレーバーティー

フルーツや花、スパイスなどで香りづけをしたフレーバーティー。気分や好みに合った香りを楽しめるのが魅力です。豊富な種類の中から基本的なものをご紹介します。

初心者にもおすすめ！親しみやすい「フルーツ系」

アップルやストロベリーなどのフルーツ系フレーバーティーは、果実ならではの甘くフレッシュな香りが漂います。優しくなじみやすい香りのため、初めてのフレーバーティーや気軽に飲める紅茶としておすすめです。

優雅な気分を味わえる「フラワー系」

ローズやジャスミンなど、香り高い花がアクセントになったフラワー系フレーバーティー。うっとりするような華やかさがあり、優雅に過ごしたいティータイムや来客時のおもてなしにおすすめです。

すっきりリフレッシュしたいなら「ハーブ・スパイス系」

ミントやベルガモットなどのハーブ系、シナモンやカルダモンなどのスパイス系フレーバーティーは、気分転換に最適なすっきりした香りを放ちます。リフレッシュしたいときの一杯や、甘すぎない香りが好みの方におすすめです。

甘い香りでほっと一息♪「スイーツ・ナッツ系」

キャラメルやチョコレート、バニラなど、甘い香りづけをしたスイーツ・ナッツ系のフレーバーティー。ミルクや砂糖を加えると、より甘い風味を楽しめます。しっかりコクがあるので、デザート代わりにもなる紅茶です。

紅茶のおすすめ人気ブランド・メーカー

日本を含め世界各地で展開されている、紅茶のブランド・メーカー。今回は、紅茶を楽しむなら押さえておきたい、有名な人気ブランド・メーカーを厳選してご紹介します。市販や通販でも購入できるので、気負わず飲める紅茶として参考にしてみてくださいね。

FAUCHON（フォション）

フランス・パリの美食ブランド『フォション』。1886年の創業以来、紅茶やジャムをはじめとした高級食料品を展開しています。「美味しく、美しく」をテーマに掲げており、高品質な素材選びと洗練されたパッケージが特徴です。

フレーバーティーやブレンドティーなど、缶を開けた瞬間からふわっと香り高い紅茶がラインアップ。ただ味わうだけでなく、空間そのものを楽しめる華やかさがあります。直営店以外に『成城石井』でも人気です。

WEDGWOOD（ウェッジウッド）

陶磁器ブランドの『ウェッジウッド』には、食器から紅茶までティータイムを楽しく演出するアイテムが揃います。紅茶大国ともいわれるイギリス発祥のブランドだけあって、味と外見の両方からテーブルを明るく盛り上げてくれるのが魅力。

人気のワイルドストロベリー柄で飾られた紅茶パッケージは、かわいらしさがありギフトにもおすすめです。

Fortnum&Mason（フォートナム&メイソン）

イギリス・ロンドンを拠点にする、老舗百貨店の『フォートナム&メイソン』。1707年の創業から長い歴史を持ち、英国王室御用達の紅茶ブランドとしても知られています。

ダージリンやキーマンなどの有名な種類から、王室のために作られた特別なブレンドまで、ひとつひとつ選び抜かれた紅茶がラインアップ。ブランドの背景を感じさせる、高貴で美しいパッケージにも注目です。

TWININGS（トワイニング）

英国王室御用達の老舗紅茶ブランドでありながら、身近で手に入れやすい『トワイニング』。スーパーやドラッグストアでも人気があり、生活になじみのある存在です。

本格的なブレンド技術を堪能できるリーフティーから、手間なく飲めるティーバッグ・インスタントタイプまで豊富に揃います。紅茶好きのみならず、気軽に美味しい紅茶を飲みたい方にもおすすめです。

LUPICIA（ルピシア）

日本で生まれたお茶の専門店『ルピシア』。世界中の美味しい茶葉をセレクトし、紅茶や緑茶など幅広いお茶を展開しています。

有名なものから希少なものまで揃うので、自分に合った紅茶をじっくり探したい方におすすめです。春の桜紅茶『サクラ』や、夏のレモン紅茶『ハツコイ』など、四季に合わせて楽しめる季節限定の紅茶も必見！

KALDI COFFEE FARM（カルディコーヒーファーム）

主にコーヒーが有名な『カルディコーヒーファーム』ですが、紅茶を含む多様な輸入食品も人気です。ユニークな香りづけが魅力の『ジャンナッツ』や、イギリス紅茶ブランドの『アーマッド』『トワイニング』など、新鮮な発見を得られるラインアップが魅力。

紅茶に合わせたくなるお菓子類も揃うので、友人・家族と過ごすティータイムや、気分転換にもおすすめのショップです。

紅茶のおすすめ5選【茶葉タイプ】

まずは、紅茶を淹れる過程からじっくり楽しめる、おすすめの茶葉タイプを5選ご紹介します。人気ブランドで愛されている定番フレーバーティーや、飲みやすいブレンドティーを集めました。

紅茶のおすすめ5選【ティーバッグタイプ】

続いては、ティーバッグタイプのおすすめ紅茶を5選ご紹介します。お手軽かつ、好みやシーンに合わせて選べるバリエーションを集めました。

紅茶のおすすめ3選【インスタントタイプ】

すぐに飲めてゴミが出ないのも嬉しい、粉末タイプの紅茶。忙しい方も無理なく楽しめる、おすすめ3選をピックアップしました。

紅茶のおすすめ3選【プレゼント】

最後は、プレゼントやギフトにもおすすめの紅茶を3選ご紹介。華のあるおしゃれなパッケージや、贈る相手の好み・ライフスタイルに合ったものをチョイスしましょう。

紅茶の比較一覧表

紅茶の選び方｜好みやライフスタイルに合わせて選ぼう

ここからは、自分に合った紅茶の選び方を詳しく解説します。どんな種類や商品を選ぼうか検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

紅茶の選び方1. 淹れ方のタイプで選ぶ

紅茶の淹れ方のタイプには、茶葉・ティーバッグ・粉末の3種類があります。まずはそれぞれの特徴をもとに、合うものを選びましょう。

紅茶を本格的に楽しみたいなら「茶葉」タイプ

茶葉タイプの紅茶には豊かな風味があり、さらに自分好みの量や濃さに調整できるのがメリット。ポットやティースプーンなどの道具を使って淹れるので、お気に入りのティーセットを揃えるのも楽しみの一つに。じっくり丁寧に紅茶を堪能したい方におすすめです。

初心者でも簡単に美味しく飲める「ティーバッグ」タイプ

茶葉が適量に計量されたティーバッグタイプは、道具いらずでバランスのとれた美味しい紅茶を飲めるのがメリットです。量が一定なので、毎日使いにぴったり。中でも個包装のものは鮮度を保ちやすく、思い立ったときに紅茶を飲みたい方にもおすすめです。

手間ひまいらずが魅力！「粉末」タイプ

粉末をお湯や水で溶かして飲む、インスタントタイプの紅茶。ファスナー付きパッケージや個包装スティックなど、作り方からゴミ捨てまでラクな設計になっています。手間を減らせて気軽にたっぷり飲めるので、忙しい方や仕事・家事の合間におすすめです。

紅茶の選び方2. 飲みたい時間帯や体質に合わせて選ぶ

紅茶を飲むシーンや体質によっては、カフェインレス・ノンカフェインのものを選びたいところ。就寝前のリラックスタイムや、妊娠中・授乳中、カフェインの摂取量を減らしたい場合など、状況に応じて使い分けてください。

「カフェインレス」はカフェインの摂取量を減らしたい方に◎

カフェインレス（デカフェ）の紅茶は、カフェインが90%以上除去されたものを指しています。カフェインの残留率は商品によって異なりますが、微量を含んでいる点がノンカフェインとの違い。カフェインで眠れなくなりやすい方や、摂取量を抑えたい方におすすめです。

夜寝る前や体質に合わない方には「ノンカフェイン」がおすすめ

ノンカフェインの紅茶はカフェインを一切含みません。そのため、カフェインが体に合わない方でも存分に紅茶を楽しめます。夜寝る前のティータイムや、妊娠中・授乳中でカフェイン摂取量の調節が難しいという方にもおすすめです。

紅茶の選び方3. ストレートやミルクなど好きな飲み方から選ぶ

紅茶にはストレート・ミルク・レモンなど、定番の飲み方があります。紅茶の種類選びに迷うときは、好きな飲み方に合う味から選ぶのも一つの方法ですよ。

紅茶本来の風味を楽しめる「ストレートティー」

ミルクやレモンを加えず、紅茶本来の風味をそのまま楽しむストレートティー。香りのよい「ダージリン」「ウバ」「アールグレイ」や、コク深さのある「アッサム」「キーマン」などがおすすめです。

ミルクが合わさった濃厚な味わい♪「ミルクティー・チャイ」

ミルクを加えて作るミルクティー・チャイは、まろやかで濃厚な味わいが特徴。コクのある「アッサム」やバランスのとれた「ディンブラ」、ミントのような独特の香りの「ウバ」などがマッチします。甘い紅茶がお好みなら「キャラメル」もおすすめです。

見た目にもすっきり爽やかな「アイスティー」

すっきりしたいときや暑い日にぴったりのアイスティー。透明感のあるきれいな水色を楽しむなら、タンニンの少ない「キャンディ」や「ニルギリ」がおすすめです。ホットのストレートティーでお好みの紅茶があれば、アイスティーにしても美味しくいただけます。

酸味との絶妙なハーモニー「レモンティー」

酸味が爽やかなレモンティーには、香りの特徴を引き立てられる渋みの少ない紅茶が合います。「キャンディ」や「ニルギリ」、さっぱりとした風味の「ヌワラエリヤ」がおすすめです。

紅茶の選び方4. 予算に合った価格帯で選ぶ

紅茶の購入に予算がある場合は、価格帯を基準にしながらポイントを押さえると◎。価格帯ごとにチェックしておきたい点を解説します。

「お手頃かつ大容量」なら気軽に買えてたっぷり飲める

紅茶をなるべくお手頃に楽しみたいなら、スーパーや市販で購入できる大容量パックを選ぶと、コストを気にせずたっぷり飲めます。中でも個包装やファスナー付きパッケージなど、鮮度の落ちにくいものがおすすめです。

本格的な「高級紅茶」は来客時のおもてなしにも

有名なブランド紅茶や、希少な茶葉を使った高級紅茶。品質や香り高さ、こだわりのオリジナルブレンド、美しいパッケージに至るまで、それぞれの特徴が際立ちます。味や香りを中心に、好みに合った一品をじっくり選びたいところ。または定番人気のものを選ぶと、来客時のおもてなしにも出しやすくおすすめです。

紅茶の選び方5. パッケージがおしゃれな紅茶はギフトやインテリアとしても◎

ブランド紅茶には、パッケージにもこだわったものが多く展開されています。味や香りに加え、見た目からも暮らしにゆとりを持たせてくれるのが魅力。ゆったりくつろげるティータイムを過ごしたいなら、紅茶の種類とあわせて注目してみてください。ただ置いておくだけでも華やかなパッケージは、インテリアの一部やプレゼントとしても最適です。

本来の味を引き出す！美味しい紅茶の淹れ方

せっかく紅茶を飲むなら、本来の美味しさをとくと堪能したいもの。ここでは紅茶の魅力を引き出す基本的な淹れ方を、タイプ別に解説します。

茶葉タイプの基本の淹れ方

1.ポット・ティーカップにお湯を注ぎ、温めておきます。

2.お湯を捨て、ポットに杯数分の茶葉を入れます。一杯分の目安は2〜3g。細かい茶葉はティースプーン中盛り、大きな茶葉は大盛りが目安です。

3.沸騰したお湯をポットに注ぎます。一杯分の目安は150〜160ml。

4.細かい茶葉は2分半～3分、大きな茶葉は3～4分を目安に蒸らします。パッケージに記載がある場合はそちらを参考にしてください。

5.最後にポットの中をスプーンでひと混ぜし、茶こしで茶殻をこしながら均一に注いで完成です。

ティーバッグタイプの基本の淹れ方

1.ティーカップにお湯を注ぎ、温めておきます。

2.お湯を捨て、再度沸騰したお湯をティーカップに注ぎます。一杯分の目安は150〜160ml。

3.すぐにティーカップのふちからティーバッグを入れ、受け皿をして蒸らします。蒸らす時間は商品ごとのパッケージ記載を参考にしてください。

4.ティーバッグを軽く数回振りながら取り出したら完成です。

アイスティーの淹れ方①オンザロック

1.ポットにお湯を注ぎ、温めておきます。

2.お湯を捨て、ポットに杯数分の茶葉またはティーバッグを入れます。ホットティー同様に、一杯分の茶葉の目安は2〜3g。細かい茶葉はティースプーン中盛り、大きな茶葉は大盛りが目安です。

3.沸騰したお湯をポットに注ぎます。一杯分の目安は80ml。ホットティーの半分にし、濃く作るのがポイントです。

4.2〜3分蒸らしたら、茶こしで茶殻をこしながら別のポットに移し入れます。ティーバッグの場合はポットから取り出し、紅茶を別のポットに移す必要はありません。

5.グラスに氷をたっぷり入れ、紅茶をゆっくり注いで冷やしたら完成です。

アイスティーの淹れ方②水出し（ティーバッグ）

1.容器に作りたい量の水を入れます。

2.水を入れた容器にティーバッグを加えます。250mlにつき1袋（2g）が目安。

3.常温で2〜3時間、または冷蔵庫で8時間程度かけて抽出したら完成です。

紅茶と甘いジャムのハーモニーを味わえるロシアンティー。発祥の地ロシアではジャムを舐めながら紅茶をいただく飲み方を指していますが、日本では紅茶の中にジャムを落とし入れるのが人気です。ストロベリーやブルーベリーなどジャムの種類を変えたり、少量のウォッカを効かせたりしても楽しめますよ。

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