【奥さま、映画の時間です #3】「世界から見たTOKYO」クールな街・東京の魅力がよくわかる洋画6選

奥さま、新しい年の幕開け、いかがお過ごしでしょうか? 愛する家族のために、毎日献身的に頑張られているみなさまへ、映画コンシェルジュの私から癒やしと元気の出る映画を紹介いたします。本日は「東京」がテーマでございます。ニューヨーク、ロンドン、パリ、世界を代表する都市に「東京」という街が入っていても違和感を感じない我らが「東京」。本日はそんな「東京」が舞台となっている洋画を6選紹介いたします。私が紹介する映画が、心の一助になれますように、心から祈りを込めて。

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1.東京であなたに出会えてよかった『ロスト・イン・トランスレーション』

ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン主演、ソフィア・コッポラ監督の全編東京が舞台となった作品でございます。奥さまは海外に行かれた際、ふと孤独を感じたことはありませんか? 見たこともない街、わからない言語、なじみのない文化、新鮮でワクワクするかもしれませんが、ふとした瞬間に日本を思い、人恋しくなるというもの。

この物語は極東の国、日本で出会った2人の「孤独」な男女が出会う数日のラブ・ストーリーでございます。東京を訪れたこたとがある方なら、誰もが見たことのある町並みをソフィア・コッポラ監督の映像描写でみてみると、この街の美しさ、素晴らしさ、そしてクールな街、ということを再認識できます。また人が沢山いるのに、どこか寂しさを感じる大都市というものが表現されている一作となっています。

2.東京が舞台となった作品の代表『007は二度死ぬ』

観たことがない方でも『007シリーズ』は聞いたことがありますよね? 先に一言添えさせていただきますと、「007シリーズはどこからみてもストーリーがわかる」ということをお伝えしておきます。だから、普段映画はなじみがなくて……と気後れしている奥さまにも、自信を持っておすすめいたします。

そんな世界的に大ヒットしているシリーズ第5作『007は二度死ぬ』は1967年、日本が舞台に製作されています。おなじみのボンドガールもなんと若林映子と浜美枝が抜擢、物語の中核となる人物タイガー田中に丹波哲郎がキャスティングされている作品となります。日本全体が舞台、その中でも東京は東京は駒沢公園や銀座、代々木第一体育館、ホテルニューオータニなどが主に映し出され、1964年直後、高度経済成長期の東京の情景を楽しむことができます。

3.菊地凛子の名演が光る『バベル』

こちらの作品は、ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナルに並び、日本からは菊地凛子、役所広司など日本人キャストが抜擢され当時話題を呼びました。モロッコ、アメリカ・カリフォルニア、メキシコ・ティファナ、そして日本・東京が舞台となっています。世界的に有名な各都市に肩を並べる東京の町並みは、作品のテーマにあった暗めの雰囲気を醸し出しています。先程ご紹介した『ロスト・イン・トランスレーション』のような華やかな東京、とはまた違った東京の魅力を再認識できるはずです。それにしても世界的にヒットした作品に東京が選ばれること、日本人がキャスティングされるのは嬉しいですね。

4.東京でカーチェイス!?『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』

東京の大都市を舞台にシリーズおなじみの「カーチェイス」が繰り広げられる作品でございます。もちろん、東京の渋谷や六本木を通行止めにして撮影をするのは難しく、一部を東京で撮影し、ロサンゼルスでセットをつくりVFXの技術で東京の町並みを合成した、という努力もあったようです。こちらの作品も日本人俳優から北川景子をはじめ、千葉真一、妻夫木聡、真木よう子などが出演しています。『ワイルド・スピード』シリーズは数々のナンバリング作品がございますが、単体でこちらの作品だけ観ても楽しめますよ。面白かったら他の作品もチェックしてみてください。

なお、ハリウッド映画で日本が舞台ですと、文化や風習、生活への理解が少々勘違いをされているような設定がございますが、そこはご愛嬌でお許しになるのがレディーの嗜みかと存じます。おっと、差し出がましいことを申してしまいました。

5.めくるめくノーランの世界観が東京に進出した『インセプション』

『ダークナイト』シリーズ、『インターステラ』など独特の世界観で数々のヒット作を生んでいるクリストファー・ノーランが監督。「夢の世界」を付け狙う犯罪組織との戦いを繰り広げる大ヒット作品となります。こちらの作品もロサンゼルス、ロンドン、パリ、タンジェ、カルガリー、そして東京を中心に撮影がされています。既視感のある東京の町並みがクリストファー・ノーランによって不思議な世界に描かれています。こちらの作品も日本人俳優として、数々のハリウッド映画に出演している渡辺謙がメインキャストの1人に選ばれている点も注目でございます。

6.アメリカン・コミックのヒーローが東京に!『ウルヴァリン: SAMURAI』

アメリカン・コミックの『X-MEN』のスピンオフ作品として大人気の『ウルヴァリン』シリーズの第2弾として選ばれた舞台は日本、そして東京。新宿、秋葉原、浜松町の増上寺、東京タワーをはじめ、さまざまな場所で撮影は敢行されました。刀を持ったウルヴァリンが繰り広げるアクションシーンは迫力満点です。ストーリーも難しくはないので、お子さんと東京が舞台となったかっこいいウルヴァリンを一緒に楽しまれてはいかがでしょうか。また、数々のハリウッド映画に出演する真田広之も作品の重要なポジションとして登場します。こちらもお楽しみに。

TOKYOはかっこいい!

いかがでしたでしょうか。ハリウッド映画に登場する東京を改めてみると、東京の素晴らしさ、クールな街、ということが改めて認識できますよ。また、寺院をはじめとした日本文化も我々にとっては身近なものですが、世界から見ると、身の回りにない素晴らしい文化であり、日本文化の深みも増しますよ。映画を観た後に、おさんぽついでにロケ地巡り、いわゆる「聖地巡礼」をしてみてはいかがでしょうか。それもまた映画の一つの楽しみの一つです。

映画との出会いによってみなさまの人生がより豊かになりますように、ごきげんよう。

●ライター ロックス

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