
登記簿からわかる所有者の属性
住まい購入をする際に、その価格が適正かどうかはとても大きな気になるポイントになるかと思います。
価格を判断する材料として、相場から判断をする方法もありますが、他にも方法があるのでしょうか。
本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
- 355
- 0
- 0
-
いいね
-
クリップ
登記簿から仕入れ価格を推測する
登記簿には、その不動産取引の経緯が記録されています。
以前の所有者が誰であったかという情報ももちろんですが、一緒に確認したい箇所が「乙区」欄に記載された「抵当権」の記載です。
抵当権の欄には、その物件を所有者が購入した際に、どこの銀行から、いくらの借入をしたのかが記載されています。
購入した時期が古い場合には、相場が大きく変わってしまったり、建物の価値が減額しているので、単純に比較することはできませんが、参考値にはなるかと思います。
抵当権と根抵当権の違い
また、登記簿に記載された抵当権の額についても、単純に比較できないケースがあります。
それは、所有者の借入が「根」抵当権だった場合です。
普通の抵当権とは違い、「根」抵当権の場合は、その不動産の購入に関する費用だけではなく、事業資金として借入れをしている場合があるので、そこから不動産の購入費用を推測することが難しくなります。
借入先から推測する所有者の属性
抵当権などの金額から不動産の購入価格が推測できるのと同様に、どのような金融機関から借り入れをしているかによって、所有者の属性を推し量ることも可能です。
大手の住宅ローンなどの抵当権が付いている場合には、一般消費者であることがわかります。
一歩で、メガバンクなどから借り入れをしている場合には、属性が良く事業規模も大きく安定している会社である可能性が高いです。
また、地方銀行や信金などからの借り入れをしている場合には、事業規模が小さい会社か、創業間もない会社であることも推測されます。
さらに、借入先がノンバンク等の場合には、まだまだ事業としての信用が確立されていないというケースも想定されます。
一番注意が必要なケースは、借入先が個人の場合です。
まともな金融機関から借りることができず、知り合いの個人から資金を引っ張っている可能性があります。
- 355
- 0
-
いいね
-
クリップ
あなたにおすすめ
関連キーワード
関連アイデア
-
不動産査定の手数料はいくら?有料査定の費用と無料査定との違いリビンマッチ(不動産一括査定)
-
リフォームローンの審査が甘い銀行は?審査が通りやすくなる方法って?LIMIA 住まい部
-
火災保険の新築での選び方と節約のポイントは?【専門家監修】LIMIA 住まい部
-
【戸建ての資産価値は築15年から急落?】もっと高く売れたのに…と後悔しない不動産売却LIMIA 住まい部
-
マンションの床面積の不思議~壁芯と内法と課税床面積~株式会社Ms(エムズ)
-
火災保険に加入するとき必要な書類とは?何から準備したらいい?【専門家監修】LIMIA 住まい部
-
ローンを利用して実家のリフォームをする時のポイントと注意点LIMIA 住まい部
-
火災保険に入らないことはできるの?火事のリスクや費用について解説【専門家監修】LIMIA 住まい部
-
地震保険は賃貸物件にも必要?加入するなら家財保険!その理由とはLIMIA 住まい部
-
万一の事態に備えるため、家の傾きが起きた際の保証について確認!LIMIA 住まい部
-
地震保険特約による補償の上乗せをもう一度検討する必要があるのはなぜ?LIMIA 住まい部
-
火災保険に対する質権設定とは?質権設定のメリット・デメリットを解説【専門家監修】LIMIA 住まい部
-
【注目】リフォームすると固定資産税が上がる?リフォーム後の固定資産税を徹底調査LIMIA 住まい部