カーペットの汚れの落とし方【種類別、簡単シミ取り方法】

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カーペットをコーヒーやケチャップ、クレヨンなどで汚してしまった、という経験のある方は少なくないでしょう。
そんな時に知っておきたいのが汚れの種類別、カーペットのシミ取り抜き方法です。
カーペットは、丸洗いが難しいからこそ、重曹や中性洗剤など、ご家庭でそろうアイテムを使った上手なシミ取り方法を覚えておくと便利ですよ。

目次

●カーペットを汚したら、まずは応急処置!
●汚れの種類は大きく分けて2タイプ
●【汚れの種類別】シミ取り方法
●皮脂による黒ずみや臭いは重曹できれいに

カーペットを汚したら、まずは応急処置!

カーペットを汚してしまった時に重要なのが、素早く処置をすること。

時間が経ってしまった汚れは落としにくくなるので、「つけてしまった汚れの落とし方がわからない」という時は、ひとまずこの応急処置をするといいでしょう。

【用意するもの】

●ぬるま湯(熱いお湯は避けてください)
●タオル
●スプレーボトル
●ティッシュペーパー
●中性洗剤

【手順】

ティッシュ等で水分や、おおまかな汚れを取り除きます。ポイントは、こすったりせず、吸い取るようにすること。固形物の場合はフォークなどを使うか、指でつまみ取りましょう。
ぬるま湯をスプレーボトルに入れます。血液や牛乳などのタンパク質汚れの場合は凝固してしまうので、冷たい水や熱すぎるお湯は避けましょう。
汚れにスプレーをして、タオルでたたくように汚れを吸い取ります。汚れが広がらないように、タオルのきれいな部分に変えながらたたくのがコツです。
それでも取れない場合は、ぬるま湯に中性洗剤を少量混ぜ、3の作業を繰り返します。
中性洗剤を使った場合は、最後に洗剤がカーペットに残らないようぬるま湯だけで3の作業を行います。

 

汚れの種類は大きく分けて2タイプ

© PIXTA

カーペットの汚れは大きく分けて「水溶性」と「油性」の2タイプ。

カーペットについてしまった汚れの原因ごとにお手入れ方法は異なるので、汚れの原因が何か、を見極めることがポイントとなります。

しかし、カーペットがいつの間にか汚れていて、何の汚れか分らない、ということも少なくありません。そんな時には、少量の水を含ませたペーパータオルでシミの部分を軽く押した場合に汚れが付いたら水溶性、付かなかったら油性の汚れと判断するといいでしょう。

 

【汚れをシミ取りする前に知っておくべきこと】

染み抜きに使った洗剤が残っていると、それも汚れの原因になります。洗剤は水で薄めて使い、シミ取りをした後は、水を含ませたタオルなどで洗剤を拭き取りましょう。
ベンジンを使う際も少しずつ様子を見ながら使い、カーペットを傷めないように注意しましょう。
また、カーペットの色が変わってしまう場合があるため、漂白剤は使わないほうがベターです。
ここでご紹介したシミ取り方法でも取れない場合は、無理せずプロのクリーニング業者に頼みましょう。

 

【汚れの種類別】シミ取り方法

カーペットの汚れは「水溶性」と「油性」の2タイプ、と前述しましたが、ここからは、汚れの種類別シミ取り方法を紹介していきます。

 
【水溶性の汚れ】

水溶性の汚れには、醤油やソース、コーヒーや紅茶、牛乳などがあります。

それぞれの対処法を見ていきましょう。


【醤油・ソース】

ティッシュペーパーなどで、カーペットの表面の汚れをできるだけ吸い取ります。
中性洗剤水を含ませた雑巾で拭き取りましょう。

 


【コーヒー・紅茶】

水で固く絞った雑巾で、カーペットの汚れを叩きます。
中性洗剤水をコットンなどにつけ、汚れに染みこませます。
雑巾などの布で上からおさえて、ブラシなどでたたいて雑巾に汚れを移し取ります。

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【牛乳】

テッシュペーパーなどで、カーペット表面の汚れを吸い取ります。
中性洗剤を含ませた雑巾でたたくように汚れを拭き取ります。タンパク質が凝固して取れにくくなってしまうので、仕上げの水拭きでは、冷たすぎる水や熱いお湯は使わないでください。

【便利!カーペットステインリムーバー】

いざという時にカーペット用のシミ取り剤を買っておくのも手。ヘッドブラシ付きだから、手を汚さずに掃除ができます。【カーペットステインリムーバー/amazon】

 
【油性の汚れ】

油性の汚れにはマヨネーズやケチャップ、クレヨンやカレー、チョコレートなどがあります。

それぞれの汚れを落とす方法を見ていきましょう。


【マヨネーズ・ケチャップ】

カーペット表面の汚れをヘラのようのものでこすり取ります。
お湯を含ませた雑巾で拭き取ったあと、中性洗剤水を含ませて拭き取ります。

 


【クレヨン】

ベンジンをコットンなどに染みこませ、上からブラシなどでたたいてカーペットの汚れを移し取ります。
中性洗剤水を染みこませた雑巾で、揉み出すように汚れを落とします。

 


【カレー】

水をしぼった雑巾で、叩き出すようにカーペットの汚れを落とします。
落ちない場合は毛糸洗い用の洗濯洗剤を水に溶かし、雑巾に含ませて叩き出すように汚れを落としましょう。


【チョコレート】

ティッシュペーパーなどでカーペットの汚れを拭き取ってから、ベンジンでチョコレートの脂肪分を拭き取ります。
中性洗剤水を含ませた雑巾で汚れを叩き出します。

 

 
【その他の汚れ】

© PIXTA

<その他の汚れにはさまざまなものがありますが、ここでは泥やガム、血で汚れた場合のお手入れ方法を紹介します。 >

【泥】

泥を乾かしてからブラシで払い落とし、中性洗剤を染みこませた雑巾でカーペットの汚れを叩き出します。

 


【ガム】

氷などで、カーペットにくっついたガムを冷やして固めます。
固まったらヘラなどではがし、残ったガムはベンジンなどを含ませた雑巾でたたき落としましょう。

 


【血】

水溶性ですが、タンパク質が凝固して取れにくくなってしまうので、冷たすぎる水や熱いお湯は使わないでください。
水を固くしぼった雑巾でカーペットの汚れをぽんぽんとたたき、ベンジンなどを染みこませた布に汚れを移し取ります。
中性洗剤を雑巾に染みこませて、雑巾に汚れを移すように拭き取ります。

 

皮脂による黒ずみや臭いは重曹できれいに

© PIXTA

夏場の汗の汚れや臭いなど・・・カーペット全体のお手入れには重曹が便利です。
ただし天然繊維など、カーペットの種類によっては重曹を使わないほうが良い場合もあります。購入元で確認するか、カーペットの端の目立たない箇所でテストしてみてから行うようにしてください。

 
【汚れが気になる部分は重曹スプレーでお手入れ】

汚れが気になる部分には、重曹スプレーを使ってお手入れをしましょう。
スプレーボトルに水カップ1と重曹小さじ2~3杯を入れ、よく溶かします。
気になる汚れにスプレーし、きれいな雑巾で拭き取りましょう。

 
【臭いが気になる時は重曹をふりかける】

カーペットの臭いが気になる場合は、重曹をそのまま振りかける方法がおすすめ。
カーペット全体に重曹をふりかけて、ゴム手袋をした手やブラシなどで重曹をなじませます。
1時間ほど放置し、掃除機で吸い取りましょう。夜寝る前にふりかけて一晩放置してもOK。
重曹が汚れを中和し、嫌な臭いをスッキリ消臭してくれますよ。

 

【使い方はさまざま!重曹】

換気扇などの油汚れ取りから、生ゴミの脱臭まで・・・。重曹には、今回紹介した使い方以外にも様々な活用術があります。
【重曹/amazon】

 

いかがでしたか?つけてしまった汚れはすぐ落とせばきれいにすることが可能です。
ご家庭で簡単にできる方法なので是非試してみてくださいね。

 

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