【2024】コスパのいい炊飯器のおすすめ11選！2万円以下でおいしいのはどれ？

コスパがいい炊飯器の選び方5ポイント

新しく炊飯器を購入するときや買い替えのときに、気になるのはコスパです。人気メーカーの最新モデルともなると3〜5万円からはしますが、安いものでは1～2万円以内で購入できる商品もあります。

価格の安さもさることながら、省エネに優れていたり便利な機能を多彩に搭載していたりと、自分にとって必要な性能を備えた本当に「コスパのいい炊飯器」を探してみましょう！

【1】容量｜家族の人数で選ぶ

炊飯器を購入する際には、最初に容量を決めるところから始めるのがおすすめ。

1合分のご飯は350g、つまりご飯茶碗2杯強分のご飯が炊きあがります。これを目安に、上記のようなそれぞれの暮らしに合わせた、必要な容量の炊飯器を選ぶことができます。

少し大きめの容量の炊飯器を選んで、まとめ炊きをしておくのも得策。最近では、「冷凍メニュー」を選択できる機種もあり、保温はせずに冷凍保存することでおいしさをキープすることも可能です。電気代の節約にもつながり、おのずとコスパも上がります。

【2】加熱方式｜価格帯やおいしさに差がある！

マイコン式、IH式、圧力IH式とそれぞれに加熱方式の違う炊飯器が販売されています。

お米は高い火力ですばやく炊き上げることでおいしくなるため、加熱する能力の高さはマイコン式＜IH式＜圧力IH式の順に比例して、おいしさと価格も上昇します。

マイコン式は、購入費用を低く抑えられることで一人暮らしの人気が高く、IH式は、便利機能や保温機能が搭載された、使いやすさと価格のバランスがよい商品が多く販売されています。圧力IH式は、機能の高さに加えお好みの炊きあがりとおいしさを追求できる点で人気が高くなっています。

【3】内釜の素材｜炊きあがりや手入れのしやすさ

炊飯器は内釜の材質の違いによっても、炊きあがりのおいしさと価格が大きく変わってきます。

炊きあがりのおいしさをとことん追求したい方に土鍋や炭釜の人気が高くなっていますが、比較的価格帯が高く、割れやすい、重いなど取り扱いにデメリットもあります。

価格を安く抑えた炊飯器をお求めの場合は、銅や鉄、ステンレス、アルミニウムなどを組み合わせた多層構造の金属釜を選ぶとよいでしょう。取り扱いのよいフッ素加工やおいしさを追求した備長炭加工など、さまざまなコーティングを施した内釜も、各メーカーより販売されています。

アルミニウムを組み合わせた多層構造の内釜では、熱伝導率と軽さを両立させている商品もあり、従来品よりも手入れが簡単なところも魅力のひとつになります。

【4】機能｜調理機能や炊き分け機能が便利！

炊飯器を選ぶ際には、機能性や使いやすさから選ぶのもよいでしょう。気になる商品が見つかった場合は、必要な機能が搭載されているかを必ず確認することをおすすめします。

価格の安さを重視する場合は、保温、予約機能といった最低限の機能だけを搭載するものを選ぶこともできます。

また、炊きあがりのおいしさや仕上がりにこだわりたい方には、もちもちやしゃっきりなどお好みの食感や、お米の種類や銘柄によって炊き分けることができる「炊き分け機能」を搭載している機種もおすすめです。

【5】省エネ性能もチェック！

炊飯器の省エネ機能を意識して見てみるのも、コスパの高い選び方のひとつです。

経済産業省が公表している「2022年4月1日　省エネ性能カタログ電子版」によると、3～5.5合未満の炊飯器の年間消費電力量は平均50.89kWh、年間の電気代は平均約1,374円、5.5～8合未満の炊飯器では、年間消費電力量は平均84.9kWh、年間の電気代は平均約2,270円かかることがわかりました。

気になる商品の省エネ性能について調べる場合は、商品の仕様欄で確認したり、経済産業省の「省エネ性能カタログ電子版」を参考にするとよいでしょう。

炊飯器は、毎日使用する家電です。省エネ性能の高い炊飯器を購入することで、購入時にかかる金額だけでなく、長期的な使用で大きな節約ができる可能性が生まれます。

エコ炊きモードを搭載している炊飯器の場合は、活用してみるのもおすすめです。

コスパのい炊飯器のおすすめメーカー

希望にあったコスパのいい炊飯器を、メーカーから選ぶこともできます。ここからは、低価格帯モデルを多く販売する人気メーカーの特徴をくわしく解説していきましょう。

低価格帯であっても、各メーカーともに独自の機能と魅力を持った商品や、おいしさを追求するなどコスパの高さにこだわったさまざまな商品が販売されています。

象印（ZOJIRUSHI）｜独自の炊き方に注目

『象印』の炊飯器は、『極め炊き』や『炎舞炊き』シリーズなど独自の炊き方にこだわりを持ち、炊き分けや保温機能などさまざまな機能を備えた商品が多いところが特徴です。部品の取り外しができるので、お手入れがしやすい点も見逃せません。

特に人気の『極め炊き』シリーズでは、加熱方法の違うマイコン式から圧力IH式まで取り扱っており、予算内で機能とおいしさを兼ね備えた1台を選ぶことが可能です。

タイガー（TIGER）｜内釜の素材でおいしさ意識

『土鍋ご泡火炊き』など土鍋で炊いたご飯の再現を目指している『タイガー』の炊飯器。土鍋をそのまま採用した内釜だけでなく、土鍋コーティングを施した遠赤効果の高い内釜も搭載しており、手頃な価格でふっくらとした旨味のあるご飯が楽しむこともできます。

炊き分け機能や保温機能だけでなく、調理メニューが豊富なところもうれしいポイント。家事の時短にも役立ちます。

三菱（MITSUBISHI）｜おいしさを追求した『本炭釜』シリーズ

『本炭釜』シリーズなど、「炭」と「かまど」へのこだわりが魅力的な『三菱』の炊飯器は、粒感のあるしっかりとしたごはんが炊けるのが特徴。三菱独自の「超音波吸水」によってみずみずしさも両立し、冷めてもおいしく食べられるためお弁当用にも最適です。また、「蒸気レス」やスマホに対応した最先端の機種も取りそろえられています。

『三菱』では、必要最低限の機能に抑えて1万円台から楽しめる、コスパのいい人気モデルも販売されています。

シャープ（SHARP）｜機能やデザイン性にこだわり

『シャープ』の炊飯器は、「おいそぎ炊き」をはじめとする炊き分けや、炊飯以外の調理コースを採用するなど機能性が充実している機種や、シンプルでデザイン性の高い商品が多いところが特徴です。ご飯をふっくら炊ける「黒厚釜」など、内釜にこだわった商品も販売しています。

また、『シャープ』では、マイコン式とIH式のみの加熱方法を採用しており、IH式であっても、比較的低価格で購入できるところも魅力となっています。

日立（HITACHI）｜圧力やスチーム機能が魅力

『日立』の炊飯器といえば、お米マイスターや料理人が炊きあがりのおいしさに信頼を寄せる『ふっくら御膳』や少量のごはんもおいしく炊ける『おひつ御膳』が有名。お米の輪郭と甘さをしっかり味わえるのが特徴です。食感やおいしさを重視した「炊き分け機能」や、置き場所にも困らない「蒸気レス機能」も充実しています。

『日立』では、おいしさ重視の圧力スチームIHの他にも、おいしさと価格のバランスのよいIH式や圧力IH式の炊飯器も多く取りそろえられており、予算と性能を見比べて選ぶこともできます。

アイリスオーヤマ｜銘柄炊き分けや量り炊きがポイント

リーズナブルな価格が特徴的な『アイリスオーヤマ』の炊飯器ですが、炊きあがりのおいしさや機能性の面でも妥協していないところが魅力であり、『銘柄炊き』や『量り炊き』など高機能な商品も販売されています。

『アイリスオーヤマ』では、それぞれの加熱方式を採用した炊飯器が販売されていますが、おいしさと機能が充実したIH式や圧力IH式であっても比較的リーズナブルに購入することができるため、一人暮らしやご飯を普段あまり炊かない方にもおすすめです。

【3合】コスパのいい炊飯器のおすすめ6選｜1万円前後

1万円前後で購入できる3合炊きの炊飯器では、使いやすさを重視した最低限の機能を搭載したマイコン式が主流になっています。

手に取りやすい価格とインテリアにもなじみやすいデザインの高い商品が多く、一人暮らしをする学生や単身赴任の方にもおすすめです。

アイリスオーヤマ｜ジャー炊飯器 RC-ME30

山善｜マイコン式炊飯器 GJH-M300

象印｜マイコン炊飯ジャー NL-BV05

シャープ｜ジャー炊飯器 KS-CF05C

無印良品｜しゃもじ置き付き炊飯器 3合 MJ-RC3A2

アイリスオーヤマ｜IHジャー炊飯器 3合 RC-IL30

【5合以上】コスパのい炊飯器のおすすめ5選｜1〜2万円前後

1～2万円前後で購入できる炊飯器では、おいしさと価格のバランスがよいIH式が多くラインアップ。

おいしさにこだわった炊き分け機能や人気のパン焼きなど調理メニューが充実した商品、使いやすさやデザイン性、高い省エネ達成率など各メーカーの特色と努力を集約した商品がそろっています。

象印｜IHジャー炊飯器 極め炊き NW-VH10

タイガー｜IHジャー炊飯器〈炊きたて〉JPW-C100

シャープ｜IHジャー炊飯器 KS-HF10B

日立｜IH炊飯器 RZ−BC10M

三菱｜ジャー炊飯器 備長炭 炭炊釜 NJ-VEC10

コスパのいい炊飯器の比較一覧表

コスパのいい炊飯器に関するQ&A

Q1. 炊飯器のおすすめメーカーは？

A. 象印やタイガー、シャープ、日立、三菱などの人気メーカーがおすすめ！

それぞれ、おいしさへのこだわりや機能性など独自技術が魅力の炊飯器を製造しているので、どんな機能が欲しいか検討してみましょう。

また、アイリスオーヤマや無印良品などでは、お手ごろ価格のモデルもあるのでおすすめですよ。

Q2. コスパを意識した炊飯器の選び方のポイントは？

A. 食べる量に応じた容量やおいしさに影響が出る加熱方式、内釜の素材に注目

コスパのよさを意識する場合は、省エネ性能がよいものや、調理機能を搭載してさまざまな料理に使えるかどうかなどもチェックしてみましょう。

Q3. 一人暮らしには何合の炊飯器がおすすめ？

A. 0.5〜1.5合前後の容量がおすすめ

コンパクトなサイズなので限られたスペースにも置きやすく、低価格帯の機種が多くあります。

しかし、おいしさを意識する場合は、3合炊きのものであれば保温性能や内釜の素材がよい炊飯器が多く販売しているので、そちらもおすすめ。まとめて炊いて冷凍保存すれば保温時の電気代の節約にもつながりますよ。

Q4. 炊飯器を安く購入できるタイミングはいつ？

A. 家電量販店の決算時期（3月・9月）やボーナス、初売り時期、最新モデルが発売するタイミングなど

家電量販店やECサイトのセール時期以外にも、新機種が登場すると従来のモデルが安くなることがあるので、気になっているメーカーの情報をチェックしてみましょう！

Q5. 炊飯器の電気代を抑える方法は？

A. 炊飯器の保温機能を長く使いすぎないことがポイント

一度に炊くご飯の量を多めにして、小分けにしたものを冷凍庫に保管しておくと、保温にかかる電気代を抑えられるのでおすすめ！

コスパのいい炊飯器がおすすめ！人気ランキングもチェック

購入時の費用を抑えておいしいご飯を炊けるのはもちろん、長い目で見た電気代を安く抑えられる炊飯器が、本当にコスパの高い炊飯器と言えるのではないでしょうか。

数多い炊飯器のなかから、自分に合った予算や容量、おいしさと機能を兼ね備えた炊飯器を見つけ出し、おいしいご飯を楽しんで豊かな毎日を送りましょう。

LIMIAには、このほかにも、家電芸人のおすすめなど炊飯器の紹介記事を豊富に掲載しています。気になる方は、これらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね。

▼家電芸人が選ぶおいしく炊ける炊飯器ランキングを見てみる！

▼値段が安い炊飯器をもっと見てみる！

▼一人暮らしにおすすめの炊飯器を見てみる！

▼マイコン式のおすすめ炊飯器をもっと見る！

▼IH式の炊飯器をもっと見る！

▼蒸気レスのおすすめ炊飯器を見てみる！

※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果（2022年6月）に基づいたものです。
※記事内の口コミは、LIMIA編集部の調査結果（2022年6月）に基づいたものです。
※記事内のデータは、LIMIA編集部の調査結果（2022年6月）に基づいたものです。
※画像の一部はイメージです。
※本サイト上で表示されるコンテンツの一部は、アマゾンジャパン合同会社またはその関連会社により提供されたものです。これらのコンテンツは「現状有姿」で提供されており、随時変更または削除される場合があります。