【2023】炊飯器の選び方まとめ!基本のポイントやメーカーの特徴比較も解説

1万円代から10万円代まで種類が豊富な炊飯器の選び方のポイントを、"炊飯容量"、"加熱方式"、"内釜の構造や素材"、"機能性"、"お手入れ"の5つに分けて紹介します。さらに、『象印』や『アイリスオーヤマ』など7つの人気メーカーの特徴や炊き上がりの比較もまとめました。「高いのと安いものの違いは?」「3合と5合どっちがいい?」「圧力IH式とIH式の違いは?」「美味しく炊ける炊飯器はどれ?」といったさまざまな疑問を解消したい方は参考にしてみてくださいね。

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この記事の目次
  1. 炊飯器はどれがいい?選び方のポイントは5つ
  2. 【炊飯容量】5合が人気!一人暮らしなら3合がおすすめ
  3. 【加熱方式】美味しい&高機能な圧力IH式がおすすめ
  4. 【内釜の構造・素材】美味しさ重視なら"土鍋釜"や"炭釜"
  5. 【機能性】40時間保温や便利な調理機能もチェック
  6. 【お手入れ】部品数が少ない&内蓋を取り外せるものがおすすめ
  7. どこがおすすめ?人気メーカー7社の特徴を比較!
  8. 美味しく炊ける!炊飯器のおすすめランキングもチェック

炊飯器はどれがいい?選び方のポイントは5つ

  1. 1.炊飯容量:使用人数や用途から選ぶ
  2. 2.加熱方式:価格や機能性から選ぶ
  3. 3.内釜の構造・素材:炊き上がりの好みから選ぶ
  4. 4.機能性:保温や調理機能など必要なものを選ぶ
  5. 5.お手入れ:比較的簡単なものを選ぶ

1万円以下の安いものから10万円代の高いものまで、さまざまな種類が販売されている炊飯器。「どの炊飯器がいいのかわからない」「安いものと高いものの違いを知りたい」といった方のために、炊飯器の選び方を下記の5つのポイントに分けて詳しく解説します。

それぞれ価格やご飯の美味しさなどを左右する重要なポイントなので、自分にぴったりの炊飯器を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

【炊飯容量】5合が人気!一人暮らしなら3合がおすすめ

おすすめの炊飯量 炊き込みご飯の量

おすすめの人数

3〜3.5合炊き

約1〜2合

・一人暮らしの方 ・炊きだめをしない二人暮らしの方

5〜5.5合炊き

約3合

・炊きだめをする二人暮らしの方 ・炊きだめをしない3〜5人暮らしの方

8合〜1升炊き

約6〜8合

・炊きだめをする3〜5人暮らしの方 ・6人家族以上の方

炊飯器を選ぶ際にまずチェックしたいのが炊飯容量。

炊飯器は内釜に空間が空くくらいの容量で炊いた方が、お米が対流しやすくなり炊きムラを防ぐことができます。

そのため、3合のお米を美味しく炊くなら5合サイズといったように、1つ上の容量のものを選ぶのがおすすめ

また、炊き込みごはんも具材が入るので、3合炊くなら5合や5.5合サイズと同様の選び方をしましょう。

LIMIA編集部
スタッフM
一人暮らしの方は3合サイズで十分ですが、炊きだめや自炊をよくする二人暮らしの方は5合サイズを選ぶのがおすすめ! 炊飯容量は使用人数と合わせて、炊きだめするかをポイントに選ぶと失敗しにくくなりますよ。

▼おすすめの小型炊飯器を知りたい方はこちら

▼おすすめの3合炊き炊飯器を知りたい方はこちら

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【加熱方式】美味しい&高機能な圧力IH式がおすすめ

IH方式

圧力IH方式

マイコン方式

炊飯方法

全体に熱を加えて炊飯

IH式の過熱&上から圧力をかける

内釜底のヒーターで加熱

炊飯時間

値段の安さ

軽さ

機能

美味しさ

その他特徴

価格と機能性のバランスがよい炊飯器を探している方におすすめ

機能性の高さやご飯の美味しさにこだわりたい方におすすめ

ご飯の美味しさよりも、価格重視の方におすすめ

炊飯器の加熱方式は、主に"マイコン式""IH式""圧力IH式"の3つ。

"マイコン式"は、自炊をあまりしない方やご飯の味にこだわらない方、価格をとにかく抑えたいという方におすすめです。

"IH式"は手軽に美味しいご飯を食べたいコスパ重視の方、"圧力IH式"はご飯の美味しさや機能性によりこだわりたい方におすすめです。

LIMIA編集部
スタッフM
安い炊飯器と高い炊飯器の大きな違いが、この加熱方式! シンプルなマイコン式は価格が安く、高機能で美味しく炊ける圧力IH式は価格が高くなっています。価格と機能性のバランスから自分に合ったものを選ぶのがおすすめです。

▼おすすめのマイコン式炊飯器を知りたい方はこちら

▼おすすめのIH式炊飯器を知りたい方はこちら

【内釜の構造・素材】美味しさ重視なら"土鍋釜"や"炭釜"

続いて紹介するのが、内釜の構造と素材。「美味しさにこだわりたい」「早炊き機能をよく使う」「価格が安いものがいい」など、目的によっておすすめのタイプが異なるので詳しくチェックしていきましょう!

内釜の構造|厚釜、多層釜、真空釜など

特徴

おすすめの方

厚釜 2.3mm以上の厚みがある内釜のこと

熱を逃がさずに炊ける、蓄熱性が高い

・ご飯の美味しさにこだわりたい方 ・保温機能が優れているものを探している方

多層釜 熱伝導性が高い素材を重ねてある内釜のこと

熱効率を上げやすい、低コストで作れる

・早炊き機能をよく使う方 ・リーズナブルな価格のものを探している方

真空釜 真空の層がある内釜のこと

熱効率が高いため、熱が逃げにくい

・ご飯の美味しさにこだわりたい方 ・軽量な内釜を探している方

炊飯器の内釜の構造は主に上記の3種類。美味しさにこだわるなら"厚釜"や"真空釜"早く炊きたい方や、リーズナブルな価格のものを探しているなら"多層釜"がおすすめです。

内釜の素材|金属釜、土鍋釜、炭釜など

特徴

おすすめの方

鉄や銅などの金属釜

熱伝導率が高く、発熱効率が良い

・早炊き機能をよく使う方 ・リーズナブルな価格のものを探している方

土鍋や炭釜

お米の中心までしっかりと熱が伝わる

・ご飯の美味しさにこだわりたい方

炊飯器の内釜の素材は大きく分けて上記の2種類。ご飯を早く炊きたい方や、リーズナブルな価格のものを探しているなら"金属釜"ご飯の美味しさにこだわるなら"土鍋釜"や"炭釜"がおすすめです。

【機能性】40時間保温や便利な調理機能もチェック

炊飯器は、短時間で炊飯できる早炊き機能や、指定の時間に炊飯できる予約炊飯機能などを搭載したものが多く登場しています。

自分に必要な最低限の機能を把握しておくことで、無駄な機能を省きコストを抑えることもできますよ。ここでは人気の高いおすすめの便利機能を3つ紹介します。

保温機能|"スチーム保温"や"真空保温"機能で長時間美味しく

朝炊いたご飯を夜も食べられる便利な保温機能。一般的な炊飯器の保温時間は、マイコン式で12時間、圧力IH式は24時間ほどです。

24時間以上美味しく保温したい方は、スチームを送り込んでご飯の乾燥を防ぐ"スチーム保温機能"や、内部の空気を抜いてご飯の酸化を防ぐ"真空保温機能"などを搭載したモデルがおすすめ。

最長40時間保温できるものもあるのでチェックしてみてくださいね。

炊き分け機能|玄米や雑穀米を美味しく炊きたい方に◎

より美味しいご飯を楽しみたい方は、"炊き分け機能"を搭載した炊飯器がおすすめ。炊き込みごはん玄米雑穀無洗米など、専用のメニューで最適な炊き方を選べます。

ほかにも、お米の銘柄で炊き分けたり、お弁当や冷凍用に炊き分けたりできるタイプもあるので、こだわって炊飯したいにおすすめの機能です。

調理機能|炊飯以外の調理を楽しみたい方におすすめ

  • 煮込み料理:角煮やカレーなど
  • 蒸し料理:蒸しパンやシューマイなど
  • 発酵・焼き:パンやケーキなど
  • 低温調理:ローストビーフや鶏胸肉調理など
  • 同時調理:炊飯と調理を同時調理が可能

炊飯以外の料理にも炊飯器を活用したい方は、"調理機能"を搭載したモデルがおすすめ。材料を入れてボタンを押すだけで簡単に調理が行えます

上記のようなメニューを搭載したモデルもあり、料理初心者から上級者まで幅広い人に◎。ボタンを押したら放っておくだけ本格料理を作れるので、ほかの家事と並行して行えるのも魅力です。

【お手入れ】部品数が少ない&内蓋を取り外せるものがおすすめ

提供:LIMIA編集部
提供:LIMIA編集部

炊飯器を選ぶ際は、お手入れの簡単さも大事なポイント。

部品数が少ないものや、内蓋を取り外して食洗機で洗えるもの、こびりつきにくいコーティングがされているものは、細かいお手入れいが苦手な方にもおすすめです。

圧力IH式といった高機能なタイプほど部品数が多い傾向にあるので、あらかじめチェックしておきましょう。

どこがおすすめ?人気メーカー7社の特徴を比較!

炊飯器の選び方に悩んだときは、人気メーカーから商品を絞るのも◎。ここからは「どこのメーカーがいいかわからない」という方のために、おすすめの人気メーカー7つの特徴や価格帯について解説します。

商品数

炊き上がりの特徴

価格

象印 (ZOJIRUSHI)

好みで調節可能

安い~平均的

タイガー (TIGER)

柔らかめ×モチモチ

平均的~高い

パナソニック (Panasonic)

柔らかめ×モチモチ

平均的~高い

日立 (HITACHI)

柔らかめ×モチモチ

平均的

東芝 (TOSHIBA)

粒感×やや硬め

平均的~高い

三菱電機 (MITSUBISHI)

粒感×やや硬め

平均的~高い

アイリスオーヤマ (IRIS OHYAMA )

好みで調節可能

安い〜平均的

それぞれの炊き上がりや価格帯を上記の比較表にまとめました。"柔らかめ×モチモチ"や"粒感×やや硬め"といった炊き上がりの特徴から選ぶのもおすすめです。

各メーカーの特徴をもっと知りたい方や、最新モデルに搭載された便利機能について知りたい方は下記もチェックしてくださいね。

象印(ZOJIRUSHI)|好みの炊き上がりに調節可能!最長40時間の保温機能も◎

商品数

炊き上がりの特徴

価格

象印 (ZOJIRUSHI)

好みで調節可能

安い~平均的

象印の炊飯器は、炊き上がりの美味しさにこだわりたい方におすすめ。高火力でふっくらと炊き上げる"極め炊き"シリーズをはじめ、多くの炊飯器が販売されています。

なかでも、甘味成分を引き出して炊きムラを抑えられる"炎舞炊き"シリーズや、インテリアになじむおしゃれなデザインの"STAN."シリーズが人気。

2022年6月下旬に発売予定の最新高級モデルには、121通りの炊き方で好みの食感が見つかる"我が家炊き"機能や、40時間美味しく保温できる"極め保温"機能などが搭載されています。

タイガー(TIGER)|内釜に土鍋を採用!お手入れのしやすさにも定評あり

商品数

炊き上がりの特徴

価格

タイガー (TIGER)

柔らかめ×モチモチ

平均的~高い

タイガーの炊飯器は内釜に土鍋を採用しており、土鍋で炊いたようなご飯を手軽に楽しめるのが大きな特徴です。

2022年7月発売予定の最新高級モデルには、70銘柄を炊き分けられる"銘柄巧み炊きわけ"機能や、24時間美味しさが続く"おひつ保温"機能などを搭載。

さらに、内蓋外して食洗機で洗えるお手入れの簡単さにも定評があります。

▼タイガーのおすすめ炊飯器を知りたい方はこちら

パナソニック(Panasonic)|買い置きのお米も新米のように炊き上げる機能が人気

商品数

炊き上がりの特徴

価格

パナソニック (Panasonic)

柔らかめ×モチモチ

平均的~高い

パナソニックの炊飯器は、"おどり炊き"機能が搭載されているのが大きな特徴。ハリや旨味、甘みのあるふっくらとしたご飯が炊き上がります。

また、高級モデルには買い置きしたお米を新米のように炊き上げる"鮮度炊き分け"機能を搭載、2022年8月発売予定の最新モデルは内蓋を食洗機で丸洗いすることが可能です。

日立(HITACHI)|蒸気カットモデルが人気!置き場所に悩んでいる方に◎

商品数

炊き上がりの特徴

価格

日立 (HITACHI)

柔らかめ×モチモチ

平均的

日立の炊飯器は、米料亭の炊き方を取り入れた"ふっくら御膳"シリーズが人気。お米の輪郭や甘みを1粒1粒から感じられます。

また、炊飯時に蒸気がほとんど出ない"蒸気カットモデル"や、蒸気を少量に抑えた"蒸気セーブモデル"も人気。炊飯器の置き場所に悩んでいる方にもおすすめです。

東芝(TOSHIBA)|独自の真空技術が人気!最大40時間保温も可能

商品数

炊き上がりの特徴

価格

東芝 (TOSHIBA)

粒感×やや硬め

平均的~高い

東芝の炊飯器は、独自の真空技術が特徴。内釜の中を真空にすることでお米の芯までたっぷり吸水を行い、お米の甘味を引き出します

また内部を真空に密閉することで、ご飯の酸化を防ぎ最大40時間まで美味しく保温することも可能。

2022年4月発売の最新高級モデルには、66銘柄から銘柄を選択し特長を活かして炊き上げる機能や、雑穀米や玄米を美味しく炊き上げる機能も充実しています。

三菱電機(MITSUBISHI)|炭窯でじっくりと炊き上げ!粒感のあるご飯を楽しめる

商品数

炊き上がりの特徴

価格

三菱電機 (MITSUBISHI)

粒感×やや硬め

平均的~高い

三菱の炊飯器は、内釜に炭を使っているのが特徴。圧力を使用せずに炭の遠赤外線効果でじっくりと炊き上げ、粒感のあるご飯を楽しめます。

かまどで炊いたような本格的な味を楽しめる"本炭釜"シリーズと、価格を抑えながらも美味しいご飯を楽しめる"炭炊釜"シリーズが人気です。

さらに、子どもの火傷防止&置き場所を選ばない"蒸気レスモデル"も販売しています。

▼三菱のおすすめ炊飯器を知りたい方はこちら

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA )|多機能×お手頃価格!おしゃれなデザイン性も魅力

商品数

炊き上がりの特徴

価格

アイリスオーヤマ (IRIS OHYAMA)

好みで調節可能

安い〜平均的

アイリスオーヤマの炊飯器は、機能性とデザイン性の高さが特徴。インテリアになじむシンプルなデザインが多く展開されています。

かまどで炊いたようなご飯を楽しめるモデルや、低糖質メニューやヘルシーメニューを搭載したモデル、お米の量に合わせた最適な水量を知らせてくれるモデルなど種類も豊富。

また、多機能ながらお手頃な価格で購入できるので、安い炊飯器を探している方にもおすすめです。

美味しく炊ける!炊飯器のおすすめランキングもチェック

提供:LIMIA編集部

今回は、5つのポイントに分けて炊飯器の選び方を解説しました。

LIMIA編集部では、家電芸人 かじがや卓哉さんへの取材やユーザーへのアンケートをもとに、おすすめの炊飯器18種類を独自にランキング化して紹介しています。 

おすすめの人気炊飯器を知りたい方は下記の記事をチェックしてみてくださいね。

※お手入れをする際は、必ず電源プラグを抜いてから作業を行ってください。
※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
※医療用ペースメーカーをお使いの方は、IH炊飯ジャーをご使用の際には医師とよくご相談の上お使いください。
※記載しているカラーバリエーションは、2022年5月現在のものです。
※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2022年5月)に基づいたものです。
※一部の画像はイメージです。

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