デスクカウンターを安易に取り付けないほうが良い!キッチンカウンターもダイニングスペースが犠牲になってないか確認すべき!

ここ最近、InstagramなどのSNSで間取りの写真をアップしている方を見かけます。中にはアドバイスが欲しいと言って見える方もあります。そんな図面を見ているとデスクカウンターやキッチンカウンターがついている間取りを多くみかけます。壁面があればワークスペースとして棚を一枚つけるとデスクになるという考えだと思いますが、よ~く考えて下さい!インテリアショップBIGJOYは問題提起をします!デスクカウンターを安易に取り付けないでください!今回はそんな点を考慮し、BIGJOY流の家具の配置術を具体的な事例でご紹介したいと思います。詳しくは下記に解説してますのでご覧ください!

注文住宅の間取りにはデスクカウンターを取り付ける予定となっている図面が多い!

仕事がら注文住宅の設計図を見る機会は非常に多く、図面の中にデスクカウンターがついていることが非常に多く感じます。
壁に板を一枚取り付ければデスクとなる為、建築の一部となり、ローコストでデスクが手に入ることから多くみられると思います。しかしながら、壁に固定することがいいことなのでしょうか?

私たちインテリアショップBIGJOYでは家具を壁に作り付けてしまうと、使い方が固定化され
後々に収納が足りない、ピアノを置きたいといってもデスクカウンターがある為に、他の用途で使いたくても使えないと考えます。安易に取り付けるのではなく、お部屋の使い方を具体的に考えてカウンターを取り付けるべきかを考えてもらいたいと思います。

間取り(設計)の段階で家具のことを具体的に考えていますか?

みなさんは設計の段階で家具のことを考えてますか?
間取り図を見た段階で、「こんな暮らしができるかな」「あんな暮らしができるかな」とテンションが高くなることでしょう!

しかしながら、住まいを計画されている方の多くは、設計の段階で家具のことを考えている方はまだまだ少ないのが現状です。
家具の配置はおおよそここにテーブルを置く、ソファを置く、テレビを置く、ベッドを置くなどと決まっておりますが、そのサイズはアバウトなまま。

設計の段階で家具、道具の使い方を具体的に考えないとその間取りが理想の間取りかどうか確認することができません。

時にはキッチンが広くてダイニングが狭い間取りや、和室がなければリビングダイニングがもっと広く使えるのに、ウッドデッキがあることでソファのサイズが小さくなってしまうことに気付かないまま工事が始まってしまう方も少なくありません。

今回は家具屋として図面の段階で考えてほしい内容をお話させて頂きます。

中でも注意!したいのがデスクカウンターやキッチンカウンターです

設計図の多くは壁があるとその壁に板一枚つけるとデスクになることから

デスクカウンターがついている間取り図を多く見かけます。

また、キッチンを目隠しするためにおへそほどの高さの壁面にカウンターをつけ
食べ終えた食器を置くスペースとして活用されるイメージを持って見える方は多いと思います。
そんな対面カウンター付キッチンとなっている図面も多く見かけます。

安易にカウンターを取り付けないでください!本当に取り付けるべきかよく考えて下さい!

ここ最近の注文住宅の間取りを見ると
デスクカウンターがついている間取りが非常に多いのです。
しかしながらここではそんな提案に警鐘を鳴らしたい。

それは・・・

使い方を固定しないでほしいのです。

もちろん私たちは家具屋なので家具を買ってもらえないという視点もあるのですが
それ以上に思うのは
そんなデスクカウンターを設置する場所は貴重な壁面なのです。

デスクカウンターを安易な考えで取付てませんか?と言いたいのです。

住まいは数十年使用することを考えて下さい!

みなさんは間取りを考える時に何十年後までの使い方を想像できないと思います。
きっと多くの方が目先のことしか想像できず、何十年後の生活は分からないものなのです。
「子どもたちの学校の宿題をさせるためにはデスクカウンターは便利」と目先の具体的なイメージのもと
デスクカウンターを取り付けるのではないでしょうか?

しかし、住まいは何十年と使うものです。
家を建てるタイミングが異なれば、家に対する思いも変わります。使い方も変わります。

家を建てるタイミングとは一般的に3つのパターンがあると思います。

1、結婚し新婚時に家を建てるタイミング(子供がまだいない)
2、子どもが小学生となるタイミング
 (幼稚園は選べる場合があるが小学校は選べないので学校環境を考えるタイミング)
3、両親のどちらかが他界し、二世帯や同居するタイミング
 (長男長女が親の面倒をみるタイミングで、その多くはお子さんが中高生となっている)
これらの3つのタイミングがあると思います。

それぞれのタイミングで家に対する思いが異なることをご存知ですか?
そしてそれぞれのタイミングで暮らし方、お部屋の使い方や考え方が異なるのです。

お部屋の使い方は子どもの成長によって変わります

先程は家を建てるタイミングについてお話させて頂きましたが
次は、子どもの成長に合わせてお部屋の使い方が変わるという内容をお話します。

お部屋の使い方は子どもが幼少期、小学生期、中・高生・社会人期と3段階で変化します

上の図のように大きく分けるとすれば幼児期と小学生期、中・高・大学生及び社会人期の2つに分けられますが
ここでは幼児期と小学生期を分け、中学生以上をひとくくりとさせて頂き、3段階に分けます。

子どもの成長に伴い、お部屋の使い方が変わると思います。
私自身も小学生の子どもが2人いるので、幼児期と小学生期は具体的にどのように変わるかわかります。
小学生から中学生以上の変化については自分自身のイメージでご紹介させて頂きます。

子どもが生後1歳から6歳ほどまでの幼児期

1歳ごろから6歳ごろまでの期間を一般的に幼児期といいます。
この期間は大きなおもちゃで遊び、絵本を読んだり、お絵かきしたり、ポータブルゲームなどはしない時期です。つまり、広いリビングでのびのびと遊ぶ時期と言えます。

この時期は朝起きてから夜寝るまで「遊ぶこと」が中心となる時期です。
また、3・4歳ぐらいまでは目が離せない時期でもあります。
このころのお子さんはある意味遊ぶことが仕事の為、一日中と言ってもいいほど家にいる時はリビングダイニングで遊びます。
注文住宅で2階に子ども部屋やフリースペースで子どもの遊び場を作っても
ほとんどがリビングダイニングにいるものです。

何が言いたいかというと・・・

リビングダイニングに子どものおもちゃや絵本、道具箱、勉強道具、幼稚園のGOODSから着替えまで
子育てに必要なアイテムすべてリビングダイニング、もしくは隣接する和室に
置いておく必要があります。
設計の段階では、現在住んでいるアパートでは子ども部屋の想定の場所におもちゃを置くスペースをつくっているので、2階の子ども部屋におもちゃを置けばいいなどと考えている方もみえますが
実際の生活は2階へ子どものものを取りに行く、収納しに行くなんて手間がかかって仕方がありません。
アパートやマンションでの暮らしはいわば「平屋」のため、リビングダイニングから少し離れた子ども部屋におもちゃを置いても、片づけるのに移動する距離は少ないのですが、一戸建てとなると1階と2階にものが分かれてしまうと、わざわざ2階へ収納しに行くことをせず、1階に置いたままとなってしまうと思います。
最近、ファミリークローゼットを1階に作る方は、1階で洗濯をし、1階のお庭に干し、1階のファミリークローゼットに収納するという導線を考えての事と思います。とても合理的です。
同じ発想でいえば、子どものおもちゃなどのアイテムはすべて1階のリビングダイニング、隣接する和室に置いておく必要があると思います。

最近の間取りは窓が大きくとられ、家具を置く壁が少ないのです。

最近見る間取りの多くは、採光を考え窓が大きくとられ、リビングダイニングに隣接する和室や洋室への導線を確保することから家具を置く壁面が少ないように感じます。

そんな貴重な壁面にデスクカウンターは取り付けてあります。

つまり、デスクカウンターが壁についている事でその壁はワークスペースとして
使用するしかありません。
先程申し上げたような子どものものを置くスペースはリビングダイニングにはなく
隣接する和室の一部の壁しかないようなことは多いのです。

デスクカウンターが壁に取り付けてなければ、デスクを動かせる!

上で触れましたが、住まいは何十年と使用するものです。
住宅を建てるタイミングがいつかで使い方は変わります。

お子さんが幼児期の場合は、リビングダイニングに子どものものを最も多く置かなければならないので
出来る限りデスクカウンターはつけないほうが良いと考えます。

いままでにデスクカウンターを取り付ける予定だった方に
デスクカウンターを取り付けない提案をさせて頂いた事例をご紹介します。

壁にデスクカウンターがなければいろいろな家具の配置ができます!

当初、取付予定だったデスクカウンターを可変性のある置き家具での対応を提案

ダイニング奥の壁面にデスクカウンターを取り付ける予定だったのですが、
使い方がわかることを想定して
デスクを作り付けない提案をさせて頂きました。

当初はデスクカウンターを取り付ける予定だったため、デスク下を活かせれるよう天板下の有効寸法を680㎜としてください。天板厚が30㎜であればデスクトップの高さは710㎜としてくださいと提案!

オープンラックとデスクを入れ替える!子どもが小学生となると遊び中心から勉強中心へ変化します

遊び中心から勉強中心というのは大げさですが、
幼児期から比べると小学生となれば毎日宿題をやり、宿題とは別に自学として問題集やプリントをする機会が増えます!
幼児期は少し勉強、遊びいっぱいから変化する子どもの生活、
そんな生活を考えると、幼児期はリビングの中心にあったオープンラック、おもちゃ収納、絵本収納スペースが勉強スペースに変わります。

ソファの横に合ったオープンラックをダイニング奥に移動させます!
小学生となると大きなおもちゃで遊ぶ時間よりもポータブルゲームで遊ぶ時間も多くなる為
幼児期に遊んでいたおもちゃをダイニング奥にもっていきます。

完全に遊ばなくなるのではなく、遊ぶ機会が減るのでリビングダイニングには置いときたい
でも勉強が中心!となるため、オープンラックとデスクを入れ替えます

ソファの後ろのスペースにデスクを持ってきます。
ダイニング奥にあったワークスペースをリビングに持ってくることで
勉強中心の生活となると考えます。

もともと壁面に設置してあったオープンラックの場所にデスクを設置
してもいいのですが、ソファ後ろに置くことも可能です!

デスクを壁に固定していないからこそできる発想です!

ソファのすぐ後ろにデスクを持ってくるのにはほかの理由もあります。

まずは、壁に向かって勉強させないという考え方です。
この考え方は集中力を切らせない為の工夫です。
壁に向かって勉強している子どもが背中側から物音がすると気になり一度後ろを振り向きます。
すると、せっかく集中してやりかけた勉強が途切れてしまい、
再度集中することとなります。

しかしながら、上のCGイメージのようにソファは玄関側を向いているため
玄関からだれかが返ってきて、リビングに入ってきても、
「だれだ?」と一度は前を向いても、誰とわかるとすぐ勉強に入ります。
後ろを振り返る行為よりも前を見てまたすぐ下を向く方が
集中力が持続できると考えての事です。

いろいろな考え方はあると思いますが、
こんな考え方もデスクを壁に向けて勉強する壁固定型のデスクではなく、
自由な場所にデスクを動かすことを提案します!
大人がパソコンを操作するデスクであれば壁に向かえばいいですし、
お子さんが勉強するデスクならば空間を向くようにデスクを設置したい

こんな使い方もそれぞれ一定期間となります。

上でお話した内容はすべて、何十年とその住宅に住むことを考えれば
たった数年の使い方となります。

そんな立った数年ですが、いろいろな使い方ができるように
考えておけば、子どもの成長、家族との暮らしが変化してもその変化に対応できるのです。

初めはワークスペースとして考えてたスペースにピアノを置くこともできます!

もともとはその場所に一枚板のデスクカウンターを取り付ける設計だった方に
ユニット家具、ユニットデスクを提案させて頂きました。

こどもがまだいない方だったので将来ピアノを置く可能性もあると思い
貴重な壁面を多目的に使用できるように考え提案しました。

デスク部分をソファ横に移動し、空いたスペースにピアノを設置したイメージ画像です。
壁面に取り付けた棚板もピアノが来てもいい高さに取り付ければ
画像のように後からピアノを置くことができます!

目先の生活だけではなく、いろいろな変化に対応できるようにするためには
デスクカウンターがない方がいいという考え方です。

板を一枚取り付ければ簡単にデスクになるという安易に考えるのではなく
いろいろな可能性を考えたいものです。

同じスペースにオープンラックを設置したパターンも紹介します!

子どもが小学生となれば子どものおもちゃなどの一部をダイニング奥に収納し、
たまに遊ぶ時にダイニング奥に取りに行き、そこへ収納させる使い方を提案しました。

壁があれば安易にデスクカウンターを取り付けない!壁のままとしていろいろな使いかができるようにしたい

設計の段階では具体的な道具を使うイメージがないまま間取りが決まっていきます。
安易に板を壁に取り付けてデスクカウンターとするのではなく、
必要な時期にデスクを設置し、収納が必要な時は収納家具を設置し、ピアノが必要な時はピアノを設置できるよういろいろな使い方ができる壁を残しておきませんか?

この考え方こそ、家具から始まる家づくりなのです。

キッチンカウンターも時には邪魔者になります!カウンターが30㎝出ていることでダイニングテーブルが小さくなることがあるます

長くなってしまったので、キッチンカウンターについては
また後日詳しく解説します。

キッチンカウンターとはキッチンを手元を隠すために設けられた壁面の上に取り付けられたカウンターのことを言います。マンションには対面キッチンであればほぼ100%といっていいほど取り付けられているのものです。

そこでお話したいのが

キッチンカウンターがなければもっと大きなダイニングテーブルが置けるのに・・・
キッチンカウンターがなければソファ前があと20㎝広く使えるのに・・・

と思うことがあり!キッチンカウンターがなければリビングダイニング空間をもっと広く使うことができるという提案をしたいのです。

お皿を置くためのキッチンカウンターよりも広いダイニングテーブルがいい!お皿を置くスペースよりも広いリビングがいい!

キッチンカウンターの多くは30㎝~40㎝ほどの板です。カウンター下の壁が12㎝~15㎝あることを考えれば30㎝のカウンターの下は18㎝~15㎝、40㎝ほどのカウンター下は28㎝~25㎝ほど空いたままとなっており、そんなカウンター下のスペースを収納家具のスペースなんて考える方もいらっしゃいます。

そこで注意して頂きたいのが

リビングダイニングの広さです。

もちろんリビングダイニングが十分広い方はそれほど問題視する必要がありませんが
リビングダイニングの広さが5mほど、もしくは5m以下なのにカウンターがついている場合や
キッチンの奥行きが広い場合があります。

少しでもリビングダイニングを広くするためには
キッチンカウンターをつけないという選択肢を考えて下さい。
アイランド型のキッチンで最少の65㎝の奥行きのキッチンであれば
最大40㎝ほど広くすることができるのです。

見出しにもつけましたが

食事を終えた後、お皿を乗せるスペースの為に
家族みんなで食事をするダイニングテーブルの大きさを犠牲にしていませんか?
あと20㎝いや30㎝ダイニングテーブルが大きければどれほど有意義なことか?と思うのです。

また、ダイニングスペースは確保できても
キッチンスペース、ダイニングスペースがリビングスペースを圧迫している場合もあります。
キッチンスペースが広いため、家族みんなにとって重要なリビングスペースが狭くなっていることがあるのです。あと20㎝いや30㎝ソファ前が広くなれば、子どもが少しでものびのびと遊べるのに・・・と

安易にカウンターを取り付けたことで
家族みんなが過ごすダイニング、リビングが狭くなっていることに
気づかないまま設計が終わり、竣工される住まいも多いと思います。

このことを避けるためには

家具から始まる家づくり という考え方が重要となるのです。

設計の段階で家具の大きさ必要なスペースをしっかりと計算すると
家ができてからテンションが下がることはないと思います。

一人でも多くの方に 「家具から始まる家づくり」という考え方で

家づくりに向き合ってもらいたいものです。

インテリアショップBIGJOYが間取りアドバイザーを引き受けます!

現在、マイホームを設計の方は是非、私たちインテリアショップBIGJOYへ
ご相談ください!

計画されている間取りに問題点がないか?道具屋の立場からアドバイスをさせて頂きます。
細かい指摘となりますが、このプロセスを踏んでいる方と踏まずに進む方と
きっと出来上がる家が異なると思います。

一人でも多くの方に理想の住まいを手に入れて頂くために
私たちインテリアショップBIGJOYがセカンドオピニオンとして
間取りに対する不安や疑問を解消させて見せます。

道具のサイズを知り尽くしているからこそ、使い方を研究しているからこそ
いろいろな家具の配置術を提案することできます。
是非、来店予約をしてただければ一生懸命アドバイスをさせて頂きます。

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