【靴の泥汚れ】原因と5ステップでできる漂白剤での落とし方!黄ばみ予防法も
お気に入りの靴ほど汗ジミや土、泥によってすぐに汚れてしまいますよね。「スニーカーに汚れがこびりついて落とせない」そんなときは漂白剤を使うのがおすすめです。漂白剤を使う手洗いと聞くとなんだか手間がかかりそうな印象ですが、手順は意外とシンプルなんですよ。洗った後の黄ばみを防ぐ方法も紹介します!お気に入りの靴をきれいに洗濯して、たくさん履きましょう♪
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泥汚れだけじゃない!靴汚れの原因
靴が汚れるのには泥汚れだけでなく、さまざまな原因があります。長期間の使用によって浮き出てくる汗ジミや泥汚れのほかに、大気中の水分に含まれる汚れを吸着することが靴の汚れにつながることも。
布地の靴の場合は汚れが繊維の隙間に入り込んでしまうため、一度汚れがついてしまうと落ちにくいのが特徴です。
靴を漂白する前に素材をチェック!
靴によって、素材やデザインはそれぞれ異なります。使われている素材によっては色が抜けてしまったり、本体にダメージが残ってしまうことも。
まずは洗おうとしている靴が漂白剤に対応しているのかどうかをチェックしなければなりません。
漂白できる靴は「布地」のもの
漂白できる靴の素材は、コットンやポリエステルなどの布地のもの。合成皮革も漂白することは可能ですが、傷んでしまう場合があるため注意が必要です。
また、天然皮革やスエードは漂白できないので、専門のクリーニング店に頼むのがベターですよ♪
靴を漂白するときに必要なアイテムを紹介!
汗ジミや泥などによって汚れた靴を漂白するにあたって必要なものが4つあります。
・酸素系漂白剤
・重曹
・バケツ
・ゴム手袋
『ワイドハイター』や『オキシクリーン』などの粉末漂白剤がおすすめですよ。
yonさんは『ダイソー』で販売している使い切りサイズの酸素系漂白剤をレビューしています。はじめて使うのであればこれくらいのサイズ感がちょうど良さそうですね。
▽yonさんの記事はこちら
ニオイも解決!酸素系漂白剤を使った靴の洗浄5ステップ
『靴の漂白』は意外と簡単!
少し時間はかかるもののつきっきりである必要はないので、家事の合間でも取りかかれます。漂白剤に直接触れると肌が荒れてしまうおそれがあるので、ゴム手袋をして作業しましょう。漂白する靴は、あらかじめ土や泥などを落としておいてくださいね。
1. バケツにお湯と酸素系漂白剤を入れる
まずは、バケツにお湯と酸素系漂白剤を入れ、洗浄液を作りましょう。
酸素系漂白剤は商品によって使用する分量が違うため、容器に記載されている分量を参考にしてください。お湯は40〜50度くらいが効果が高いといわれています。臭い取りも並行して行う場合は、酸素系漂白剤と同量の重曹を入れるのがおすすめです♪
2. しばらく浸け置きをする
靴全体を洗浄液にまんべんなく浸したら、そのまま30分ほど置いておきます。靴が傷む原因になるので、2時間以上は置かないように気をつけてください。
靴によっては水に浮いてしまうものもあります。その場合は水を入れたペットボトルをおもりにして浮いてこないようにしておきましょう。
3. しっかりとすすぐ
浸け置き洗いが終わったら、靴に染み込んだ洗浄液をすすぎます。
ぬるま湯で洗浄液を洗い落としながら泥や汗ジミなどで汚れた部分をブラシでこすりましょう。汚れはゆるんでいるので、撫でるように優しくブラッシングするだけで十分ですよ。
4. 靴を日陰で乾燥させる
すすぎが終わったら、次は乾燥です。
時間経過による雑菌の繁殖と天日干しによる変色を防ぐために、風通しのいい日陰に干しましょう。つま先の通気性がよくないので、つま先側を上に向けて水分を落としながら干すのがおすすめです!
靴は他にも干し方があります。以下の記事では靴の干し方を5つ紹介しているので、気になる方はぜひ見てみてくださいね♪
▽LIMIA 暮らしのお役立ち情報部の記事はこちら
5. 靴を長持ちさせるために防水スプレーを吹きかける
靴の漂白をすると、生地にダメージが残ります。防水スプレーを靴に吹きかけておけば汚れの付着をある程度防ぐことができるので、漂白の回数を抑えられますよ。
素材によってはスプレーをかけた部分がシミになるものがあるため、スプレーを使用しても問題ないか、事前に確認しておきましょう。
漂白したあと、靴の黄ばみを防ぐ方法は?
「白い靴を洗って天日干ししたら黄ばんでしまった」という経験はありませんか? せっかく洗ったのに、また汚れてしまうとガッカリしますよね......。実はこの悩み、『酢』が役立つんです!
漂白後に黄ばんでしまう原因
靴の黄ばみの原因は、漂白剤がもつアルカリ性によるもの。
アルカリ性は紫外線を浴びることで黄色に変色する性質を持っています。天日干ししたときに、靴に含まれた洗剤の残りカスや漂白剤の洗い残しに含まれたアルカリ性が反応し、黄ばみが生まれるんですね。
靴の黄ばみを防ぐには
対策方法は、靴に染み込んだアルカリ性を中和すること。
漂白後のすすぎが終わったら『ぬるま湯』と『お酢』を2:1の割合で混ぜた液体に靴を2〜3時間浸けておきましょう。こうすることで靴のアルカリ性が中和され、紫外線による変色もほとんど起こらなくなります。
靴の泥汚れなどをきれいに落として気分をリフレッシュ!
透明感のある色合いの靴は、ちょっとした汗ジミや泥汚れでも目立って見えるもの。「オシャレは足元から」というように、こまかいポイントだからこそ清潔感を保っていたいですね。
泥や汗ジミなどによる靴の汚れを、今回紹介した酸素系漂白剤で落とす方法や、黄ばみを防ぐ方法をさっそく実践して、お気に入りの靴を生まれ変わらせましょう♪
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
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