ウールのじゅうたん「ギャベ」のお手入れ方法や注意点って?

じゅうたんの種類に「ギャベ(ギャッベ)」というものがあるんですね。
ウール100%のじゅうたんなんですが…

その普段のお手入れや汚れがついた時のお掃除方法、
注意して欲しいことをまとめてみました。

よかったら参考にしてみてくださいね~♪

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どうもこんにちは!

あなたの暮らし応援アドバイザー。
北海道の標茶(しべちゃ)にある平田家具店、

店長の平田敬(たかし・弟)です!



さてさて。

今回は「ギャベ(ギャッベ)」というじゅうたんのお話しを。
(店長は「ギャベ」と呼ぶ派なので、以下はギャベで統一しますね♪)


ギャベって、ウール(羊毛)100%で出来ている
「イランの遊牧民が手織りした敷物」のことなのです。

そのギャベってどういう風に普段はお手入れしたらいいの?
汚れがついたらどうしたらいいの?
保管する時にはどうしたらいい?
っていうお話しを今回はしますね~!


あ。

最近流行の「ギャベの柄をプリントしたラグ」は、今回のお話しに当てはまりませんよ~。
あれらはウールじゃなくて、ポリプロピレンなどの「化学繊維」で出来ているのです♪


ギャベについて詳しくは…

今回の記事では「ギャベって何?」っていうことには特別触れませんので、
気になる方はこちらの以前に書いた記事をのぞいてみてね♪


ひらた店長
これらはギャベの玄関マット。
玄関マットサイズからラグサイズまで色々とあるんですね~。



・普段のお手入れは?

ギャベの普段のお手入れって、掃除機をかけるだけで大丈夫なんですね。

その時には「手並みに逆らって」掃除機を動かして
ホコリなどを吸ってあげると良いです。


ひらた店長
ギャベの表面の毛を、店長が指でなでている図。
表面をなでて「毛が逆立つ方向」が「毛並みに逆らう方向」ってことです♪


最後には「毛並みに沿って」掃除機をかけてあげるとなお良いです♪
そしてさらに、たまにギャベの裏側にも掃除機をかけると長持ちしますよ!


・食べ物や飲み物をこぼしてしまった場合は?

まずは乾いたタオルなどでこぼしてしまったものを取ってください。
放っておいて時間が経ってしまうと、乾いて取りにくくなっちゃうからなんですね~。

ギャベの表面の「ウール」には油分が含まれているので
飲み物などの水分は弾いてくれるんですね。
なので、すぐに拭き取れば目立つ汚れにはなりにくいです。


ひらた店長
表面に残った汚れは、水で濡らしたタオルなどで優しくポンポンと表面を叩き、
次に乾いたタオルでまたポンポンとして、乾いたタオルに汚れを移して取ってくださいね~。


「しつこい油汚れ」がついた場合は、薄めた中性洗剤を使って、
上の方法でポンポンとして拭き取ってあげてくださいね!

もし「ドロ」がついてしまった場合は、
大きな固まりは乾いたタオルなどで取ってあげます。
あとは一度、ドロを乾かしてからブラシなどで優しくこすって浮き上がらせ
そして掃除機で吸っちゃってください♪


汚れを拭き取る時の注意点!

ここでちょっと注意点をお伝えしますね~。

先ほど、上で「汚れを拭き取る」とご説明しましたが、
その時には…


お湯や洗剤はなるべく使わない方が良いです!

なんでか、というと、
ウールに含まれている油分が取れちゃう可能性があるからなんですね。

なのでお湯は避けて、洗剤を使う時には必ず「薄めて」使ってくださいね♪


それとギャベを「丸洗い」しようとするのも厳禁です!
縮んで変形してしまうおそれがあるんですね~。


・ギャベを長期間しまっておきたい時は?

次に「ギャベの保管方法」についてお伝えしますね~。

まず、ギャベを長期間しまう前に、
表面の汚れを取ったり、掃除機をかけてお手入れしてあげてくださいね♪

この時には裏面にも掃除機をかけてあげましょう!


そうしたら次にギャベをしっかり乾かして…

乾いたら丸めてヒモなどで縛って保管するわけです。
湿気の少ない場所に、横に寝かせてあげるとなお良いです♪


ギャベをしまっておく時の注意点!

ギャベは天然の繊維である「ウール(羊毛)」で作られているわけです。

天然の繊維ってことは、
「湿気」と「虫食い」に注意してあげなくてはいけないんですね。


なので、先ほどお話しした通り、
ギャベ全体を乾かしてあげてから保管するわけですが…

この時、ギャベを丸めた後に、
ウール素材の洋服に使う「防虫剤」を入れて、通気性の良い布で包んでから
湿気の少ない場所に寝かせて保管してあげると良いわけです。

乾燥剤も手元にあれば一緒にいれてあげるとなお良いですね♪


間違ってもビニールで包んだりしてはいけませんよ!
湿気がこもって、最悪の場合カビてしまうこともあるのです。


・汚れがご自分でとれない場合は…?

ここまでご説明したやり方で取れない汚れがついてしまったり、
「ひどいシミ」がついてしまった場合は…

無理にご自分で取ろうとせずに、クリーニングに出すことをオススメします!

無理やりに取ろうとするとギャベを痛めてしまう可能性があるんですね~。
ここは専門業者さんにお任せしたり、ご相談してみましょう♪



さてさて。
それでは今回はこの辺で。

ギャベをお使いの方や、ウールのじゅうたんをお使いの方に
参考にしていただけると嬉しいです♪

店長でした~!

ギャベについての記事はこちらもオススメ♪

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