主婦の昼食は“残り物”が多いって本当…ですか?【主婦のお昼ごはん・前編】

今回は、毎日の家事に追われる専業主婦の方のお昼ごはん事情について調査しました。自分1人用にお昼ごはんを作るのか、作る際の予算はいくらなのか。外食する場合の予算はいくらかなど、アンケートをとって調査しました。

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洗濯や掃除、料理などさまざまな家事を日々こなしている主婦。子どもや旦那さんがいなくなるお昼だけは一人の時間を満喫できる……という方もいるかもしれませんね。

そんなお昼の時間帯、主婦の方々はどんな食事をしているのでしょうか。今回は20〜50代の専業主婦50名にアンケートをとり、気になる主婦のお昼ごはん事情に迫りました!

残り物ばかり…!?主婦のお昼ごはんのリアル

【前日の残り物】

「普段のお昼ごはんはどうしていますか?」という質問に対して、圧倒的に多かったのは「前日の残り物」という回答。

経済的な面で節約にもなるし、新たに調理する手間を省くためにも前日の残り物を食べてぱぱっと済ませてしまう人が多いようです。

■「前日の夕食をなるべく多く作っておいて、それをなるべく食べるようにしています。残っていないときは、納豆ご飯に味噌汁などほぼ調理しないもので済ませます」(40代・主婦)

■「前日の夕食の残り物を中心に、足りない汁物などがあれば簡単に作れるものを用意します」(30代・主婦)

■「基本的には晩ごはんの残り物や残っている物を食べます。もしくは賞味期限が切れそうな物から順に食べるように気をつけています」(30代・主婦)

【インスタントや簡単な軽食】・【お弁当の残り物】

次に多かったのは、「インスタント・簡単な軽食」という回答でした。

■「余り物があれば食べるが、基本的に調理なしで食べられるインスタントで済ますことが多いです」(30代・主婦)

■「栄養的にはあまり良くないと思いつつ、自分1人のために作る気になれないので、ついパンなどを買って済ましてしまいます」(40代・主婦)

朝に作った「お弁当の残り物」をお昼ごはんとして食べている主婦もいます。

■「できるだけ簡単に、光熱費もかけたくないのでお弁当の残り物を電子レンジで温めて食べたりしています」(40代・主婦)

■「1人分だけ作るのは面倒なので、朝必ず作る子供たちのお弁当のあまりを取っておいてそれを食べています」(40代・主婦)

■「子どものお弁当を作るときに一緒に自分の分もお弁当箱に詰めておきます。そうすると、食べ過ぎないで済むので一石二鳥です」(40代・主婦)

いずれにせよ、自分のために一から作ろうと考える人はあまりいないようです。手間や食材の消費、節約などさまざまな理由もあり、お昼の時間帯は忙しい家事を一段落させて、手間をかけずに簡単な食事をとりたいという主婦が多いのです。

自分1人の食事には極力お金を使わない!

【お金をかけない】

簡単なもので済ませてしまう主婦のお昼ごはん。予算について聞いてみると、「お金をかけない」という意見が圧倒的多数となっています。

■「夕飯の残りものや冷蔵庫に余っている食材で十分です。買い置きしているものもあるのでそれで補えます」(40代・主婦)

■「家にある残り物をリメイクすることが多いです。一人なら絶対にお金をかけたくありません…!」(40代・主婦)

■「家にあるもので作るなり、済ませるなりが基本です。残り物というか食材を使い切る調整が主婦のお昼の役割だと思っています」(50代・主婦)

ポイントは、とにかく新たにお金をかけないこと。賞味期限が近い食品を消費するなど、無駄になりそうな部分でまかなっている主婦がたくさんいることが明らかになりました。

【300円未満】

次に多かったのが「300円未満」という回答です。かなりロープライスですが、一体どのようなものを作るのでしょうか。

■「ご飯を炊いて、野菜と卵の余り物で味噌汁を作る程度なのでほとんどお金はかかりません」(30代・主婦)

■「極力やすく済ませるように心がけていますが、うどんなど買ったりすればまったくお金をかけることはできないので300円未満です」(40代・主婦)

■「卵焼きや納豆、豆腐など300円未満でも意外としっかり栄養のあるものを作れます」(30代・主婦)

なるべくお金をかけないという意図は「お金をかけない」人たちと同じですが、ある程度は栄養なども気にしつつ食事をするため、およそ「300円未満」という感覚のようです。

といっても、やはりお金をかけないことを最優先にしている主婦の方々の気持ちが反映されていると言えるでしょう。

【300円以上】

300円以上かけてお昼ごはんを作っている人はごくわずか。いずれにせよ低予算には違いありませんが、少し予算が増えるとどうなるのでしょうか。

■「ワンコインで済むようになるべく心がけてしまいますが、いつも少しオーバーしてしまいます……」(20代・主婦)

■「わざわざお金と時間をかけて作るなら、ある程度はお金をかけて美味しいものを作りたいと考える。少しだけリッチにします」(30代・主婦)

もしお金をかけて作るなら美味しい材料を使って美味しいものを、という理由からワンコイン以上で料理をするという意見がありました。何か頑張ったときのご褒美に、材料費を少し高めに作ることもあるようです。

たまには少し贅沢。外食の予算は“1000円ちょっと”

家でお昼ごはんを食べるならひたすら安く、という主婦のみなさんですが、外食する場合はどうでしょう。

すると、一番多かった回答は「1000〜1199円」。この回答をした人たちの意見を見ていきましょう。

【1000〜1199円】

■「頻繁にあることではないので、1000円程度なら許容範囲内です。1500円程度になるとランチとしては抵抗があります」(30代・主婦)

■「あまり頻度が高くないのでたまにの贅沢でカフェランチに行きがちなので1000円ちょっと使ってしまいます」(20代・主婦)

■「本当は1000円以内に収めたいところですが、デザート付きやドリンク付きにすると1000円を超えてしまいます」(40代・主婦)

そもそも外食頻度が少ないので、もし行ったときはドリンクやデザートをつけて満喫したい、という意見が多く聞かれました。

なかには、1人ではなく友人と外食する場合が多いので、ゆっくり話しているとついついお金を使ってしまうというコメントも。あまり高額にならない程度の贅沢となると、“1000円ちょっと“になるようですね。

【900〜999円】

次に多かったのが「900〜999円」という回答です。

■「ランチに1000円かけてしまうと損した気分になるので、できるだけ3桁で済ませようとしています」(40代・主婦)

■「夫とランチに行くときは高額でも気にしませんが、1人や友人と行くときは1000円未満です」(30代・主婦)

■「1人で行くなら1000円以内で絶対に収めます」(30代・主婦)

当たり前のことながら、純粋に食べたいものと安いもの、どちらかを優先するかで出費は変わってきます。ですが、あくまでも普通の日のランチなら、予算は1000円程度というのが目安になっているようです。

1000円程度のランチで人気なお店もたくさんあるので、もし外食をするなら賢くお店を見つけて、楽しく満足のいくランチをしてくださいね。たまには息抜きも大切です。

まとめ

前編では主婦のお昼ごはん事情について、その内容と予算に注目して主婦たちの意見を見てきました。

基本的には、とにかくお金や手間をかけないよう努力している主婦がほとんど。たまに行く外食では、1000円程度を目安に友人たちとのランチタイムを楽しんでいるようです。

後編では、主婦のみなさんが自分用に昼食を作ることに対する意見や、簡単な昼食レシピをご紹介します。ぜひ、後編もあわせて読んでみてください。

アンケート実施期間:2017年8月9〜10日
対象:20〜50代の専業主婦の女性の方
アンケート総数:50

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