マグカップについたコーヒー汚れが気になる!ガンコな茶渋の簡単な取り方5選

マグカップに付着するコーヒーのシミや茶渋の汚れの取り方を5つピックアップ。マグカップの底やふちが気づいたら茶色くなっている……とお悩みの方必見の掃除方法を紹介します。重曹やたわしを使って、なかなか落ちない茶渋汚れをきれいに取り除きましょう! コーヒーやお茶が好きな方はぜひ参考にしてくださいね。

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皆さんは、コーヒーカップやティーカップについた茶渋をどうされていますか? スポンジでこすっただけではなかなか取れない、厄介な代物です。段々と溜まってくる茶渋を、そのままにしているという方も少なくないかもしれませんね。

そこで、この厄介な茶渋を取るのにはどんな方法がいいのか、実際についた茶渋を取りながら検証してみました。マグカップやコーヒーカップについた茶渋が気になっている方は、ぜひ試してみてください。

【マグカップの汚れの原因】なぜコーヒーのシミや茶渋は付着するの?

なぜ、カップに茶渋が付着するのでしょうか?この汚れは、お茶やコーヒーなどに含まれる成分の着色汚れであり、段々と表面に溜まってきます。一旦茶渋が付き始めると、どんどん汚れが固着。この現象は、私たちの“歯”に着色する「ステイン」とよく似ています。

歯の着色汚れも、付着し始めるとそこからどんどん汚れが目立つようになります。ステイン(着色汚れ)は、歯の表面を滑らかに研磨するなどして取るものです。同じように、茶渋も研磨して取っていくのが良いでしょう。

茶渋が溜まる原因のひとつは、カップにお茶やコーヒーが入ったまま放置すること。使用後すぐに洗わなくても、放置せずに水でさっとすすぐようにすると付きにくくなります。

スポンジの劣化も原因のひとつ

そして、食器を洗うスポンジが長い期間使用しすぎて傷んでしまっていることも、茶渋が溜まる原因となります。スポンジの洗浄力が落ちてしまうと、なかなか茶渋が落ちなくなってしまうのです。

茶渋は、目には見えない凹凸ができてカップの表面にへばりついてしまっているので、その汚れを上手に落としていきましょう。

落とし方1. 塩でこすってみる!

●用意するもの
・粗塩 大さじ3杯くらい
・スポンジ
・キッチン手袋

まずは、身近にあるものでやってみます。塩は、粗塩タイプのものを用意しました。最近では、ボディマッサージから食器洗浄までと塩の用途は多岐にわたります。茶渋落としにはどれほどの効果があるのでしょうか。

粗塩は扱ううちに手にしみてくるので、キッチン手袋をしたほうが無難でしょう。スポンジや指に粗塩を取り、コーヒー汚れや茶渋のついている場所をこすります。粗塩が研磨剤になり、汚れが取れていきます。意外と時間と力が必要でした。まだ、それほど頑固でない茶渋を落とすのに向いているようです。

落とし方2. 重曹で磨く・漬け置く

●用意するもの
・食器洗い用のスポンジ
・食用の重曹、大さじ1杯くらい(適量)

まず、重曹で磨いてみます。スポンジを軽く湿らせて重曹を上に載せます。水分と重曹で、マグカップについた茶渋の部分を軽くこすっていきましょう。重曹の粒子は水に溶けにくいので、ちょうど良い研磨剤になります。

弱い力でこすっているにもかかわらず、軽程度の茶渋であればすぐに除去することができました。

重曹は、自然派の清掃アイテムとして人気があります。数年前に大きなブームが起きて以来、薬局でも簡単に手に入るメジャーな商品になりました。重曹は「重炭酸ナトリウム」といい、食用の重曹はお菓子のふくらし粉に用いられています。

昔から胃薬などにも用いられてきました。清潔さを保つためのアイテムとしても使われており、タンパク質を分解したり、油の乳化をゆるやかに行ったり、水に溶けにくい性質を利用してクレンザーとしても用いられています。今回は、このクレンザーの役割として、茶渋が取れるか試してみることにしました。

また、70度のお湯に重曹をとかした水溶液に茶渋のついたマグカップをつけてみました。お湯を注ぐときに炭酸ガスが発生します。水溶液も弱アルカリ性になっているようですので、肌の弱い方は手袋をご用意ください。

1時間ほど待ち、マグカップをあげてみると、なんとスッキリ茶渋汚れが落ちていました。就寝前に重曹の水溶液にカップやお皿を浸しておけば、翌朝はスッキリと綺麗になっているので便利ですね。

ただし、金属やプラスチックは重曹に弱いので、茶渋を取るために使用する場合には陶器製のカップの洗浄のみにしましょう。

落とし方3. お酢で殺菌しながら茶渋除去

●用意するもの
・穀物酢(すし酢などのように砂糖が入っていないもの)大さじ2杯くらい
・食器洗い用のスポンジ

お酢には、殺菌作用があります。キッチンにある酢を使用すれば、手軽に茶渋落としをしながら、ナチュラルテイストの殺菌効果が期待できます。

実際に穀物酢を薄めずにスポンジに取り、マグカップをこすってみたところ、茶渋をスッキリ取ることができました。

落とし方4. メラミンスポンジでこすってみる

●用意するもの
・メラミンスポンジ

メラミンスポンジはキッチンや部屋の掃除に向いていそうなイメージがありますが、マグカップなどの茶渋を落とす効果も期待できるようです。

メラミンスポンジに少量の水を取り、マグカップの内側についた茶渋をこすります。あまり力を入れずにこすっても、数回こすっただけで割と簡単に茶渋を取り除くことができました。

メラミンスポンジは少し硬いので、マグカップの形に曲げることが少し難しかったです。曲面でも凹凸のない部分は簡単に茶渋を除去することができますが、取手部分の細かい箇所にはあまり向いていないように感じました。

落とし方5. アクリルたわしでも茶渋除去

●用意するもの
・アクリル製のたわし

アクリルたわしは、アクリル製の毛糸を編んで作るたわしです。たわしといっても、毛糸で編んだ編み物ですので、手触りも優しいです。特別な洗剤などを利用するわけではありませんので、手指の保護などは特に考えなくてもOK。

趣味で作られている方も多くいらっしゃいます。今回は、100均に売っているものを用意しました。

たわしを濡らしてマグカップをこすっただけで、茶渋は簡単に取れました。メラミンスポンジよりは、少しこすった回数が多かったように感じましたが、取手の細かい部分についた汚れも綺麗に落とすことができました。

水筒の飲み口のような細かい部分にもぴったりとフィットして汚れをよく落としてくれますので、一家にひとつあると便利かもしれません。

こまめなお手入れでマグカップをきれいにキープしよう

カップについた茶渋は、身近なもので簡単に落とすことができました。お茶やコーヒーが入ったまま放置すると、茶渋がつきやすくなってしまいます。使用後はすぐに洗えない場合でもそのまま放置するのではなく、水で洗い流すといったような対処をし、茶渋をつけないようにしましょう。

また、スポンジの劣化を感じたら、早めに新しいものに取り替えるようにします。そうするだけでカップの表面を磨く効果が維持されて、茶渋がつきにくい状態が維持されます。

清潔感あるカップで飲むお茶やコーヒーは、いつにも増して美味しく感じられるでしょう。皆さんもご自宅のマグカップやティーカップをチェックしてみてください。そして、もし茶渋が気になるようでしたら、先に紹介した茶渋を落とす方法を試してみてはいかがでしょうか。

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