値段が安いウォーターサーバー10選|サーバー代や水代を徹底比較
ウォーターサーバーは、新鮮でおいしい水がご家庭でも手軽に飲める機器です。温水・冷水と温度の設定ができるため料理にも活用しやすい便利なアイテム。しかし、導入するにあたり気になるのが、月々の値段。ここでは、『プレミアムウォーター』『クリクラ』『アクアクララ』など、ウォーターサーバーの人気メーカー計11ブランドの月額料金を比較。コスト内訳の解説や、最低月額料金(サーバーレンタル料、水料金)の値段も出しているので、購入の際の参考にしてください。
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ウォーターサーバーにかかるコストの内訳は?
料理や水分補給のために、ミネラルウォーターをスーパーやコンビニで買う機会は何かと多いもの。そこでもし自宅にウォーターサーバーを導入すれば、水のための買い物やストックを気にする必要がなくなります。
しかし、ウォーターサーバーはいろいろなメーカーが出しており、それぞれの料金体系がややこしいために、導入まで一歩踏み出せないことも。
特に在宅ワークなどで自宅にいる時間が長い人の場合、一日中家にいる場合のウォーターサーバーの値段も気になりますよね。
ここでは、気になるウォーターサーバーの値段の仕組みや、ウォーターサーバーにかかるコストの内訳を解説します。
水の料金
多くの場合、ウォーターサーバーで使用する水は以下の2種類です。
- 天然水
- RO水(純水)
天然水とRO水の大きな違いは、水の処理方法です。
天然水は、最低限必要な殺菌処理を行った水で、天然由来のミネラルが含まれています。
一方、RO水は特殊なフィルターを使い、水の中に含まれる不純物を極限までろ過した水です。そのため、ミネラルまで取り除かれた限りなく純水に近い状態のピュアウォーターになります。これに、人工的にミネラルを添加して、RO水になるのです。
値段で見ると、基本的にはRO水の方が安いです。ただし、水の料金は注文数に比例するので、1ヶ月に利用する水の量をきちんと把握してから算出するのがおすすめです。
サーバーレンタル料
ウォーターサーバー本体は、基本レンタルするものですが、ほとんどのメーカーが無料で提供しています。
しかし、省エネなどのプラス機能やデザインがおしゃれなもの、さらに水の注文ノルマをクリアしていない場合は、レンタル料がかかってしまう場合も。
サーバーレンタル料の目安は、大体1,000円以下が多いです。
電気代
ウォーターサーバーは常に電源をオンにし続ける必要があるアイテムです。稼働に必要な電力や電気代はウォーターサーバーのメーカーや各ご家庭で契約している電気プランによりますが、大体1ヶ月800〜1,000円程度です。
ただし、省エネ機能があるものは300〜500円になることもあるため、全体的な値段で見てみて、省エネ機能をつけるか検討してみてもいいでしょう。
配送料
ウォーターサーバーの水の配送料は基本的に水の料金に含まれていることが多いです。一部の例外を除いて、別途料金がかかることはほとんどないでしょう。
ただし、北海道や沖縄などの離島は配送料が発生したり、エリア外でそもそも配達ができなかったりする場合もあります。
メンテナンス料
ウォーターサーバーを長く衛生的に使うためには、定期的なメンテナンスが必要です。
毎月のウォーターサーバーの料金の中に、メンテナンスや故障時のサポート料が入っているメーカーもあります。
メンテナンス料は無料のメーカーが多いですが、中には月2,000〜5,000円程度のメンテナンス料がかかる場合もあります。
その他
- 初期費用
- 解約料
- 配送休止手数料
毎月かかる料金だけでなく、上記のように不定期にかかる費用もあります。
電気代や水代と違って一度にまとまった金額を請求されるため、慌てないよう事前にどこでどれくらいの料金が必要なのか知っておくと良いでしょう。
初期費用
初期費用はほとんどのメーカーで無料の場合が多いです。ただし、高性能のウォーターサーバーだったり、高品質の水を利用したりする場合は、初回のみ支払う事務手数料があります。
解約料
解約料はメーカーによって変わります。たとえば1年〜2年ほどの一定期間利用することを想定して料金プランを設定しているメーカーも多く、すぐに解約する場合は、10,000円以上の解約金がかかってしまうことも。
配送休止手数料
配送休止手数料は、あまり水を消費しない月があってまだ余っているときに、水の配送を翌月までスキップすることで発生する費用のことです。これは無料でできるメーカーもありますが、回数が限られており、3ヶ月目からは手数料が発生する場合もあります。
月額利用料の目安は?一人暮らしや家族など、世帯別に比較
ウォーターサーバーの利用を検討するにあたり、家族の人数によって量や値段は変わるので、月に消費する水の量と水の値段の目安を確認しましょう。
ここでは、ウォーターサーバーの月額料金を一人暮らしや家族など世帯別に分けて比較します。
一般的に大人1人の水の消費量は、1ヶ月で12リットル。子どもがいる家庭でも、1人12リットル消費する想定で計算。料理に使うと水の量が増えるため、ここでは飲料メインで使用する場合を想定しての比較になります。
また、水の料金は人気メーカーの『コスモウォーター』を参考にしていて、12リットルあたり2,052円で計算しています。
1人世帯(大人1人)でかかる水の値段
- 1ヶ月の水の消費量は12リットル
- 値段は2,052円ほど
メーカーには基本的に注文する際に「最低〇本注文しなければならない」というノルマがあり、大体のメーカーが12リットル×2本となっています。
一人暮らしでも、自炊している方は料理で水を使用することが多いため問題ないかもしれませんが、飲料メインを想定する場合、ノルマ分を使い切れるか、使いきれなくても値段は安いかの確認をしておきましょう。
また、水の配送を一時的に休止するスキップ機能をうまく活用することで、ノルマを守りながら上手く注文できます。
2人世帯(大人2人)でかかる水の値段
- 1ヶ月の水の消費量は24リットル
- 値段は4,104円ほど
2人暮らしなら、よくあるノルマ分の本数2本をちょうど消費できることが想定されるため、飲料メインの目的で使用する方はおすすめです。
3人世帯(大人2人、子ども1人)でかかる水の値段
- 1ヶ月の水の消費量は36リットル
- 値段は6,156円ほど
大人2人、子ども1人の3世帯、3人家族の場合になると月のノルマを超えてくるので、最低利用料金よりも水の使用料金が高くなってきます。
子どもも、赤ちゃんがいればミルクに使うことが想定されるので、それを踏まえて注文する必要がありますね。
4人世帯(大人2人、子ども2人)でかかる水の値段
- 1ヶ月の水の消費量は48リットル
- 値段は8,208円ほど
大人2人、子ども2人の4世帯、4人家族も3人家族と同様に月のノルマを超えますので、最低利用料金よりも水の使用量が高くなると想定できます。
ウォーターサーバーのコストを抑える方法は?
ざっくりと1ヶ月の水の消費量と値段を見てきてわかる通り、ノルマ分をちょうど使い切れるのが2人世帯。特に、3人家族以上は最低利用料金よりも高くなるため、できるだけコストを抑えたいものです。
ここでは、ウォーターサーバーのコストを抑える方法を解説していきます。
一ヶ月に消費する水の量を把握する
まず1ヶ月間、最低どのくらいの量を消費しているのかをきちんと調べておけば、次回から水を必要以上に頼みすぎる心配もありません。
たとえば3人世帯で36リットルを超えてしまった場合、次は48リットルを注文することになります。
しかし、今度は水が多すぎて消費しきれず無駄になってしまうことに。そのため、48リットルも使わない、となった場合は、36リットルで使い切れるようにうまく調節する必要があります。
コストを抑えるためにできるおすすめの方法は以下の2つ。
- ノルマ分までしか水を注文しないようにする
- 料理に使用する水は水道水、ウォーターサーバーの水は飲料用のみにする
このように、ウォーターサーバーを使うときのルールをあらかじめ決めておけば、使いすぎを防いで無駄に多く注文することもなくなるでしょう。
消費量が少ないならノルマのないサーバーを選ぶ
ほとんどのウォーターサーバーメーカーでは、毎月購入する水の量にノルマが設定されています。
特に、サーバーレンタル料を無料にしているメーカーは毎月の購入ノルマを設定していることが多く、一人暮らしでノルマ分を消費できなかった場合、サーバー代が有料になってしまうこともあります。
そのため、消費量がノルマに満たない可能性が高い方は、水の注文本数にノルマがないウォーターサーバーを選ぶことをおすすめします。必要な分だけ使えばいいので、結果的にはコストを抑えられます。
省エネ機能があるサーバーを選ぶ
ウォーターサーバーに省エネ機能が搭載されているものを選ぶのも、コストを抑えるひとつの方法。電気代の節約につながります。
また、ウォーターサーバーを設置する場所も工夫しましょう。たとえば直射日光の当たる場所、温度差が激しい場所、周囲に物が置かれた狭い場所などは、水の温度調節にかかる電気代が増えるため避けた方がいいです。
ウォーターサーバーの電気代を抑える設置場所は、日光が当たらず温度差も低く、周りが乱雑としていない場所を選ぶのがおすすめです。
一時停止無料のサービスを上手に活用する
ノルマのないウォーターサーバーは少数であることに加え、ノルマがあっても、機能やデザイン、お気に入りのメーカーなどのサーバーを使いたい場合は、一時停止という無料のサービス“スキップ機能”を上手く活用するのがおすすめ。
1ヶ月目に水を注文し、2ヶ月目は一時停止。3ヶ月目でまた再開すれば、1回分の水の量を2ヶ月かけて使い切ることが可能になります。
ただし、一時停止を2ヶ月連続で行おうとすると2回目から手数料が発生する場合がありますので、事前にルールをしっかり把握しておきましょう。
値段が安いウォーターサーバーおすすめ10選
一人暮らしにおすすめのウォーターサーバー
ウォーターサーバーは、基本的に2人以上で使うことを想定した水の消費量の契約が多く、注文ノルマを考えると1ヶ月24L以上水を使う人向けがほとんどです。
しかし、一人暮らしで飲料として使用した場合の水の消費量目安は12Lほど。またサーバーも大きく場所を取るため、1Kや1R住まいの場合は、置き場所に困ることも。
水の消費量が多くない・コンパクトなサーバーを使いたいという方は、一人暮らしにおすすめのウォーターサーバーを11機種厳選している、以下の記事を参考にしてください。
値段以外で選ぶ!ウォーターサーバーの選び方
今回は、数ある中で人気のメーカーから、値段の安いウォーターサーバーの商品を比較してきました。安くても、おいしくて品質の良い水を提供しているメーカーは多いです。
LIMIAでは、値段以外で見たウォーターサーバーのおすすめも紹介していますので、ぜひ以下の記事もウォーターサーバー選びの参考にしてみてください。
※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2021年6月)に基づいたものです。
※お手入れをする際は、必ず電源プラグを抜いてから作業を行ってください。
※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
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