ゆで卵の茹で方と適切な時間|水からでも沸騰後からでも上手に仕上げるポイント

ゆで卵を好みの加減でうまく作るのには、正確な時間を知って測ることが最も大切なポイントです。今回は、水からゆで卵を作る方法と沸騰したお湯からゆで卵を作る方法の両方を画像付きで紹介していきます。とろとろ卵・半熟卵・固ゆで卵の時間表から、うまく茹でるコツまで、見逃せない内容が盛りだくさんですよ。

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ゆで卵は水から茹でる?沸騰してから茹でる?

提供:LIMIA編集部

ゆで卵を作るとき、水から茹でるのか沸騰してから茹でるのか、迷ったことはありませんか?

ここでは、それぞれのメリット・デメリットについて紹介していきます。

水から茹でるメリット・デメリット

水からゆで卵を作る際のメリットとデメリットは以下の通り。

メリット

  • 卵のひび割れを防げる

デメリット

  • 水量によって沸騰までの時間に差が出る

水から茹でると卵と水との温度差が少なくなり、卵の殻がひび割れるのを防げるのがメリット。だんだんと温度があがっていくため急激な温度変化がなく、ゆで卵をきれいに作りたいという方におすすめです。

一方で、鍋の大きさや卵の数によって水量が異なるので沸騰までの時間に差が生じ、その結果、思った茹で具合にならないことがある点がデメリットと言えるでしょう。

沸騰してから茹でるメリット・デメリット

沸騰したお湯からゆで卵を作る際のメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット

  • 好みのゆで具合に仕上げやすい

デメリット

  • 卵がひび割れしやすい

沸騰してからゆで卵を作るメリットは、好みの加減に仕上げやすいところです。沸騰してからのお湯の温度は比較的に安定しやすく、短時間で望む固さの卵になります。

ただし、沸騰したお湯と卵の温度差によってひび割れしやすいというデメリットも。殻が割れてしまい、中から卵白が出てきてしまうなんてことも……。

ゆで卵がひび割れにくい【水から茹でる方法】

ここからは、水からゆで卵を作る方法を紹介していきます。水から茹でることで殻が割れにくくなるので、今日はどうしてもきれいに作りたい! という日に試してみてください。

卵は常温に戻したものを使用しています。

  • とろとろ卵は約5分半
  • 半熟卵は約7分~8分
  • 固ゆで卵は約12分

水から茹でるときのポイント

手順1. 卵がつかるくらいに水を入れる

提供:LIMIA編集部

卵がつかるくらいに水を入れ、沸騰するまで待ちます。卵の殻のひび割れが心配という方は、このタイミングで「酢」大さじ1程度をあらかじめ入れておくと◎。

手順2. 沸騰するまで箸で転がす

提供:LIMIA編集部

沸騰するまでの間箸で卵を転がすことで、卵の黄身が真ん中にきます。きれいな見た目のゆで卵を作りたいときはぜひ実践してみてください。

茹でて時間がたってから転がしてもすでに黄身が固まっていて真ん中にこないので、沸騰する前から沸騰し始めの間に転がしましょう。

手順3. 沸騰したら中火にして茹でる

提供:LIMIA編集部

水が沸騰したら中火にして好みの固さになるまで茹で続けます。

上の画像の時間は、水が沸騰してからの時間です。好みの加減を参考に茹でてみてください。

好みの硬さに仕上げやすい【沸騰してから茹でる方法】

ここからは沸騰してからゆで卵を作る手順を紹介していきます。好みの固さに仕上げやすいので、作りたいものが決まっているときにおすすめですよ。

こちらも、卵は常温に戻したものを使用しています。

  • とろとろ卵は約6分
  • 半熟卵は約8分
  • 固ゆで卵は約13分

沸騰してから茹でるときのポイント

手順1. 沸騰したお湯にゆっくり卵を入れる

提供:LIMIA編集部

沸騰したお湯に卵を入れると急激な温度差で殻にひび割れるおそれがあるので、オタマなどを使ってひとつずつ優しくお湯の中に沈めていきましょう。ひび割れを防ぐために、あらかじめ卵を冷蔵庫から出しておいて常温に戻すことも忘れずに。

手順2. 火を中火にして箸で卵をしばらく転がす

提供:LIMIA編集部

沸騰したお湯に卵を入れたら中火でしばらく茹でます。卵の黄身を中心にするため、卵をお湯に入れてから数分箸で転がしましょう。

また、殻のひび割れが心配な方はこのタイミングで「酢」をいれておくと◎。

手順3. 好みの固さになるまで中火で茹でる

提供:LIMIA編集部

上の画像の時間を参考に、好みの固さになるまで茹でましょう。

ゆで卵を上手に作るポイント2つ

ゆで卵は、ちょっとしたポイントをおさえて茹でると失敗せず上手に作ることができます。ここではゆで卵を上手に作るポイント2つを紹介していきます。

卵は冷蔵庫から出して常温に戻しておくと◎

https://www.istockphoto.com/jp istockphoto.com

卵は茹でる前に常温に戻しておくと、茹で時間を短縮できます。料理に使う予定がある日があらかじめ冷蔵庫から出しておきましょう。また、常温に戻しておくことでお湯との温度差で生じるひび割れを防げます。

今回紹介した茹で時間は全て、常温に戻した卵で計った時間です。

酢を入れると殻が割れても安心

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茹でているときに卵のひび割れから卵白がはみ出してこないようにするには、お湯に大さじ一杯程度の酢を入れます。酢にはタンパク質を固まらせる力があるため、はみ出してきた卵白が広がらずに固まるのです。

ゆで卵の殻をうまく剥く方法

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ゆで卵の殻をうまく剥くコツは、茹でてすぐ冷水に浸すこと。茹でて熱くなった卵を冷水に浸すと、急な温度変化から中身が収縮し、殻とズレて剥きやすくなるのです。

さらに冷水の中で殻を割ると、殻と中身の間に水が入り込んで滑りやすくなり、一層剥きやすくなるので試してみてください。

慣れない人はエッグタイマーを使うのがおすすめ

KASAI/河西 エッグタイマー
1,117円(税込)
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14件)

ゆで卵を実際に作ってみて、時間を測り忘れたり、茹で時間の調整で失敗した経験がある人は多いはず。そこでおすすめなのがエッグタイマーです。

使い方はとても簡単。卵と一緒にエッグタイマーを鍋に入れると、タイマーの色の変化によって茹で加減を確認できます。があればいちいち時間を確認しなくても好みの固さに仕上げられるので、慣れない人やどうしても失敗したくないという人は試してみてください。

※画像の一部はイメージです。
※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2021年1月)に基づいたものです。

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