一級品に出会う場所。 ライフエディトリアルストア「CIBONE」

シボネのコンセプトは「New Antiques,New Classics」未来のアンティークこれからのクラシック。長い時間軸に寄り添って、ずっと付き合える物を選んでもらいたいという願いが込められ、充実した生活の中にもこれなら追加してもいいと思えるような、クオリティにこだわったものを厳選して提供している。これから先、長く愛用していきたいものであったり、一生を共にしていきたいものが手に入るというわけだ。

世界中から厳選されたアイテムの数々

モノをよく知っている感度の高いお客様が大半ということで、その方々に見合うような高品質な商品を取り揃えており、海外の有名デザイナーの作品や国内屈指の職人たちによる作品も多数ラインナップされている。昨年のリニューアル後より従来鉢植えのみだったグリーンのコーナーに切り花や枝物も扱うようになった。お店のディスプレイで使用されているような大きな枝物をご自宅やおもたせとして気軽にご購入いただけるようにと始めたそうだ。

食品に関しても「おもたせ」として選んでいただけるレベルのものを厳選して取り扱っているので、大切な方へのプレゼントやお土産として、最適な商品が揃っている。

海外や国内での多くの出会いから、良質でデザイン性に優れた商品にめぐりあい、その中からさらに選び抜かれたアイテムのみがここCIBONEで販売されているという。また、自ら扱いたい商品に対しては強い情熱を持ってデザイナーやつくり手にアプローチし、年月を経てようやく扱えるようになったものもある。ストイックなまでの商品に対するこだわりが存在するのだ。

アパレルは今春からスタイリストの二村毅氏がディレクターに入り、大幅にリニューアル。二村氏のディレクションによりハイブランドからカジュアルまで「色」を基準に配列され、ベーシックカラーでグラデーションされている。そのためブランドや価格、さらには海外品や国内製品など全てミックス。「個々の服が持つバックグランドを一度ゼロにして、ファッションを提案したい」という思いが込められている。

CIBONEオリジナルのタオル。触ればわかる優しい手触りで東京の職人技が込められた逸品。メーカーのモノへのこだわりに共感し、取り扱いが始まったアイテムだ。カラーは２色、サイズは３サイズ展開。

お土産やプレゼントとしても最適なCIBONEオリジナルコーヒー。味のわかる方々にも愛用されている玄人好みのコーヒーだ。

「過去と未来」を表現した店内のデザイン

CIBONEのスペースデザインはDAIKEI MILLSが担当。「New Antiques,New Classics」というコンセプトを具現するために、店内の床を炭モルタルと白モルタルで区切り高低差をつけて「過去と未来」を表現。未来のアンティーク、そしてこれからのクラシックをイメージすることにより、時代を超えて付き合うものに出会える場として東京から世界に提案しているのだ。

エントランスから入って手前側は炭を混ぜたモルタルを床材として採用。ここを過去として、この床の上に配置されている設備は以前の店舗から使用していたものを設置している。

逆に店内奥側はホワイトの床になっていて、ここが未来。高さも一段高くなっているため眺める風景もまるで違うというこだわりがある。

エントランスを入ってすぐのグリーンのコーナーはスロープになっていて、モルタルの床（過去）からホワイトの床（未来）に向かって緩やかに傾斜になっている。特別な時間を過ごす空間には、特別な時空が表現されているのだ。

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適当なものを買って使い捨てていくような生活より、丁寧につくられたものと長く付き合っていく。そんなライフスタイルを目指すなら、ここCIBONEに一度訪れてみてはいかがだろうか。ギャラリーのように配置されたアイテムから特別なインスピレーションを受けることは間違いないであろう。



Photo：木下誠
Text：小久保直宣（LIMIA編集部）

CIBONE Aoyama
107-0062 東京都港区南青山2-27-25
オリックス南青山ビル 2F
OPEN 11:00-21:00
TEL 03-3475-8017
http://www.cibone.com

●取材協力
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