和室をおしゃれにセルフリノベーション!アイデアや事例をまとめ

実用面でのメリットは豊富にあるのが和室。賃貸で借りる時に家賃が有利だったり、床に直接座れたり。畳の上に寝ころんだ時の気持ちよさはこの上ありません。ただ、その独特な雰囲気に古さを感じてしまうことも。そこで、少しでも和室をおしゃれにするためにリフォームを考える人も多いはずです。それも、できるだけ自分で作業ができれば費用も抑えられるばかりか、部屋への愛着も増すことでしょう。今回は、和室のセルフリノベーション(セルフリフォーム)の方法やアイデアをまとめてご紹介します。

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部位別・和室のセルフリフォームアイデア集

和室をとにかくおしゃれに模様替えしてみたい!と考えてはいても、具体的にどこをどうリフォームするのかすぐに思いつくのは難しいものです。そこで、ここでは和室の具体的なセルフリフォームアイデアを部位別にご紹介していきましょう。

1.押入れの襖を外して室内の一部に

最も簡単で手間のかからない方法です。押入れの襖が見えているだけで、和室独特の古臭さが気になってしまうという人も多いでしょう。そこで、押入れの襖を外して片付けておき、押入れの壁に壁紙を張るなどして部屋の一部のようにしてしまいましょう。襖がなくなるだけでも、和室感が薄くなるお部屋も少なくありません。

押入れの中棚が気になる場合は、あえて棚の部分を活用しベッドスペースにしたり、デスクのように使って書斎にしたりする方法もあります。そうすればおしゃれになるだけでなく、空間の有効活用もかなえられます。

2.障子を外してブラインドやプリーツスクリーンに

和室を古く見せてしまうものの1つに、古びてしまった障子があります。あまりに傷みや古さが気になるなら、外しておしゃれなカーテンやブラインドに替えてしまうと一気に明るい雰囲気になります。また、和室に特におすすめの窓用品として、和紙や布を折り畳んでブラインド状にしたプリーツスクリーンがあります。替えるだけでも、古びた和室を「和モダン」なイメージに変えられます。

3.砂壁を明るい色のクロス張りに

砂壁は室内の湿気を調整する働きや、化学物質を含まずアレルギーの原因にならないメリットを備えた優秀な壁材です。しかし、年数が経つと砂が徐々に床に落ちてくるなどのデメリットも。独特の色味のため、何となく室内を暗く見せてしまうのが気になるという方もいるでしょう。

そこで、砂壁の上からベニヤ板を張り、それに重ねてクロスを張りセルフリフォームする方法がDIY愛好家の間では一般的になっています。ベニヤは釘などで固定する方法が主体ですが、砂壁の下がモルタルなどの場合には釘が刺せないため、この方法が使えないこともあります。

4.頑張ればできるかも?床の張り替え

和室を洋室にリフォームする工事には必須ともいえる、畳の床をフローリングへ張り替える大がかりな作業を何と自分で行う人もいます。まず畳を剥がし、低くなった床の下地に根太と呼ばれる角材を均等に張り付けて床の高さを調整します。その後床材の下地となる板を張り、その上からフローリング材を張っていくという手順になります。

なかなか根気と体力が要る作業ですから、すべての人におすすめできるセルフリフォームではないかもしれません。DIY経験はそれほどではないけれど床を自分で張ってみたいという方には、下地の調整まではプロにお願いし、上の床材を張る作業だけをセルフで行う方法がおすすめです。

事例から学ぶ和室セルフリフォーム

ここでは、和室のセルフリフォーム事例をご紹介します。簡単な作業で失敗の少ない例を選りすぐってまとめましたので、ぜひご参考にしてください。

事例1 賃貸住宅の襖をリメイク!原状回復できるおしゃれなセルフリフォーム

家賃の安さで和室の賃貸住宅を選びましたが、やはり洋室の雰囲気を手に入れたい!とセルフリフォームを決意。床と襖の簡単改修でおしゃれな洋室風にリフォームした例です。

床は畳敷きの上からウッドカーペットを敷いてフローリング調に。これだけでもかなり洋風イメージになりましたが、問題はいかにも和室の雰囲気を漂わせている襖です。賃貸ゆえ原状回復義務があるため、交換などはできません。そこで、張った後も剥がせる壁紙用の糊を使って襖全体にウッド調の壁紙を張りました。

安価で手間なくおしゃれな洋室の雰囲気を演出できるうえに、襖の壁紙は季節や気分に合わせて自由に張り替えができるようになり、お部屋で過ごすことが楽しくなるセルフリフォームをかなえられました。

事例2 自分で砂壁を漆喰壁に塗り替え!暗い和室を今風の和モダンにイメージチェンジ

和室の雰囲気は気に入っていましたが、砂壁のせいで暗く見える室内が気になっていました。そこで、砂壁と同等のメリットがあり、明るいイメージになる白い漆喰にセルフリフォームで塗り替えることに。

砂壁の上から直接塗って壁面を均一に整えられる下地材を選択して下地処理。その後、DIYで扱いやすく加工された漆喰を塗って仕上げました。単純な作業でしたが、見違えるほど室内が明るくなり、自然とご家族が和室で過ごす時間も増えたとのことです。

おわりに

和室のイメージチェンジには比較的簡単なセルフリフォームで実現できる方法も数多くあります。とはいえ、セルフで行うのは難しい箇所も当然あります。プロに依頼したい箇所と、自分で作業したい箇所をあらかじめ具体的にまとめておくことが大切です。そのうえで、リフォーム会社へ相談するとよいでしょう。

一部をDIYで行うリフォームをすすめているリフォーム会社も増えていますから、どこに頼んでよいかわからない場合には一括見積サイトを利用してリフォーム会社を探すとよいでしょう。1度の申し込みで多くのリフォーム会社へ見積請求ができますから、比較検討も楽々です。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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