押入れの扉や襖をリフォームして印象をおしゃれに変えよう！

襖や扉リフォームの種類とそのメリット

押入れの襖や扉のリフォーム方法には、大きく分けて2種類があります。襖紙の張り替えと、別の扉への交換です。ここでは、それぞれの方法のメリットについてご紹介します。

1．襖紙の張り替え

古くなったり、汚れてしまったりした襖紙は、部屋全体の印象にも影響してしまいます。襖紙を張り替える方法は、部屋そのものの印象を改善するのにも有効なリフォームといえます。近年は襖紙の種類も増えてきており、襖紙ひとつでお部屋の印象を変えることもできます。また、工期や工程もそれほどかからないので、襖紙の張り替えは手軽に部屋の印象を変えるリフォームでもあるといえます。

2．扉の交換

襖の原料は紙であることが多いため、短期間でも経年劣化が目立ちます。定期的なメンテナンスの負担を減らしたい方は、襖から別の扉に交換する方法がおすすめです。木造の引き戸や折れ戸に替える場合も、色合いをきちんと吟味すれば部屋の印象を損なうことはありません。また、押入れに比べ開閉がスムーズになることも多く、女性や高齢者にもおすすめです。

襖紙を張り替えて印象を変える！

襖紙を張り替えることで見事に印象を変えた、2つの事例をご紹介いたします。

1．洋風の襖に張り替え部屋と一体感を出した事例

新築から35年が経ち、和室の経年劣化が目立つようになって古い印象に。それを払拭すべく、古い襖紙から黒を基調としたスタイリッシュなデザインの襖紙に張り替えました。同時に畳も張り替え、壁や天井も土壁から白い塗り壁に変更しています。そのため、部屋全体に統一感が出て、黒と白のアクセントが印象的な現代風のおしゃれな和室に生まれ変わりました。

2．和モダンな雰囲気の和室に襖紙を張り替えた事例

黒を基調とした畳に既に張り替えられていたため、襖紙も畳に合わせ黒を基調としたものに。柄は、ところどころに金と赤をまぶしたしだれ桜を選択しました。黒を基調とした部屋に、しだれ桜の淡い色彩がコントラストをなす、おしゃれでモダンな和室になりました。

扉を換えて、おしゃれに使いやすくリフォーム

押入れの扉を取り換え、おしゃれに使いやすくリフォームした事例をご紹介いたします。

1．天袋付きの押入れ襖を、クローゼット扉に交換した事例

この事例では、押入れにあった襖の鴨居と敷居を残すことで工期と費用を節約しつつ、使いやすいクローゼット扉に交換しています。また、扉には天然木の「シナベニヤ」を用い、その材木に薄く白い塗装を施すことで、欧州風の落ち着いた印象を醸し出すことにも成功しています。

2．押入れの湿気対策に扉を交換した事例

押入れの湿気がひどく、布団や衣類を収納できない」というお悩みを解決すべく、襖を扉に交換した事例です。扉の交換だけでは不十分と判断し、実際の工事では床や壁に断熱材が組み込まれました。そのうえで、湿気に強い吊扉である折れ戸を採用し、悩みを解決しつつ利便性の向上も同時に達成しました。

襖にペイントを施し、おしゃれな印象にした事例

襖にペイントを施すという大胆なリフォームの紹介です。この例では、襖紙を剥がした上から、筆で直接塗装しています。採用された色は、フレンチインテリアやスウェディッシュインテリアを思わせる「ダックエッグブルー」。淡い青の色彩が、遠く欧州に迷い込んだような印象に仕上げています。

おわりに

壁の一面を覆う押入れの襖や扉。リフォーム次第で、さまざまな印象に生まれ変わらせられることが分かります。興味を持たれた方は、リフォームを検討してみてはいかがでしょうか？正確な費用や工期などを知るには、複数のリフォーム会社から見積を取ってみる方法がおすすめです。一括見積を利用すれば、1度の申し込みで多くのリフォーム会社の見積を請求できますから、比較検討しながら計画を立てるのも楽になります。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。