玄関の床をリフォーム！安全で心地よいスペースを作ろう！

玄関の床リフォームの手法とアイデア

一般的に、玄関の床は居室ほど広くはない場合がほとんどですから、少ない材料・工事費でも効果的なリフォームができる箇所と考えてよいでしょう。しかも、ご家族からお客様まで家を訪れる全ての人が目にする箇所。玄関がきれいなら、家全体の印象もアップするといえるはずです。それでは、玄関の床をリフォームするさまざまな手法のうち一般的・代表的なものを紹介します。

床材を張り替える方法

玄関の床部分はフローリングやフロアタイルが張られている場合が多くなります。表面に傷みがあるだけの状態なら、床の表材を張り替えることで玄関全体の雰囲気を一新できるでしょう。もし、既存の床がカーペット敷きなら、リフォームを機に手入れの楽なフローリングなどに張り替えるのもおすすめです。ただし、玄関の床に上がるたびフカフカするなど、床下にある根太の劣化も考えられる場合は、危険を防ぐために床下部分までの改修を行ったほうがよいでしょう。

既存の床材を残して塗装／重ね張りする方法

こちらは、さらに簡素で低コストなリフォームになります。表面の汚れや傷み・色あせなどが気になるものの張り替えるほどでもないという場合、フロア材を塗装する方法や、既存の床を剥がすことなく上から重ね張りをする方法でリフォームできることもあります。また、重ね張りには、加工が楽で安価な玄関用のクッションフロア材なども向いています。豊富な色や柄が選べますから、検討しているなら要チェックです。

玄関の床リフォームで気をつけること

おすすめのリフォーム方法を紹介してきましたが、玄関の床をリフォームするときは気をつけるべき点もあります。以下にリフォーム時の注意点をまとめました。

汚れがつきにくく、傷に強い素材を選ぶ

靴を脱ぐとはいえ、玄関ホールにはご家族全員が1日を外で過ごした後の足で上がります。汗がしみやすい素材などだと長持ちしない可能性もありますから、傷や汚れに強くお掃除が楽な床材を選びましょう。玄関フロア専用の床材が大手メーカーにも揃っていますから、そのような材料にすると無難です。

段差をなるべく作らないよう配慮する

玄関のたたきとフロアの境目には段差がある場合が多くなりますが、玄関の床をリフォームするときはその部分以外の段差はできるだけ作らないようにしましょう。使いにくさや危険につながってしまいます。

玄関の床リフォーム事例集

それでは、玄関の床をリフォームした成功事例をいくつか紹介しましょう。

【事例1】床鳴りが気になる玄関フロアを張り替え

床を歩くたび床鳴りが気になってきたので、床下のチェックも兼ねてリフォームしました。床下の根太などに傷みはなかったため、表面の床材を張り替えて後付け型の上がり框をプラス。床鳴りもなくなり、より丈夫な床に仕上げることができました。作業は1日で済み、費用は10万円でした。

【事例2】カラーコーディネートに気を配った床にして、おしゃれな玄関ホールに

床材と上がり框を張り替える際、色を揃えることでスッキリ見せるようにしました。壁面や収納が全て白でコーディネートされていたため、床の色も白っぽいナチュラルな木目調にしています。全体的に明るくシンプルな色使いとして、開放感ある玄関ホールになりました。

【事例3】自宅介護のため、バリアフリーで車椅子が通れる安全な床の玄関に

既存の玄関は一般的な造りで、隣に車庫スペースがありました。自宅介護を始めたため、別に車庫を設けて玄関を広げることに。たたきと玄関フロアの境目の段差をなくして完全なバリアフリーとし、床にも車椅子介護用の強化フロア材を選択。100万円の費用がかかりましたが、ご家族の体力的な負担も少なくなって安全に出入りできる玄関を実現できました。

おわりに

いかがでしたか？何気なく通り過ぎる玄関ですが、いつもきれいで快適に使えるだけでも家を出るときや帰るときに気分が上がります。ご希望のリフォームアイデアが見つかったら、まずはリフォーム業者さんに相談してみてはいかがでしょうか。一括見積を利用すれば、厳選された優良業者さんをお近くから簡単に探すことができ、匿名でのお悩み相談から始められます。

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