階段をクッションフロアにリフォームしよう！毎日使う人にやさしい空間に

階段をクッションフロアでリフォームするメリット

階段をクッションフロアでリフォームするメリット

疲れにくくなる

古い階段は踏み板が一枚木などでできており表面が硬く、上り下りで足腰に負担がかかりやすいという欠点があります。クッションフロアには弾力性があり、衝撃を吸収するため上り下りでの疲れを軽減してくれる効果があります。

汚れが落としやすく、掃除が楽になる

昭和期に新築された家などは、階段がカーペット張りという場合も多くなります。そのような家では、階段に液体などをこぼした汚れが落としにくく苦労された経験もあるかもしれません。カーペット張りからクッションフロアにリフォームすることで、汚れも拭き取るだけで落とせるようになり、日々のお掃除がしやすくなります。

なんといっても、費用が抑えられる

クッションフロアを選ぶことの最大のメリットは「価格の安さ」といってよいかもしれません。カーペットやフローリング調のかぶせ材などと比較しても、クッションフロアは価格が安いため、広い範囲をリフォームする場合であっても費用が抑えられます。

クッションフロアで階段をリフォームするときの注意点

クッションフロアには多くのメリットがありますが、施工するうえでの注意点もあります。特に、以下に挙げる点には気をつけながらリフォームの計画を立てましょう。

すべりやすい

ビニール素材で表面がつるつるしているクッションフロアは、靴下やスリッパを履いた状態で上り下りするときなど、他の素材よりすべりやすくなる心配があります。階段の踏み板にすべり止めテープ／シートなどを施工し、事故がないようあらかじめ安全対策をしておきましょう。

見た目の高級感や温かみに乏しい

クッションフロアは、色・柄を慎重に選ばないと見た目が安っぽく感じてしまうかもしれません。また、白やグレーの単色などにしてしまうと、お役所や会社の床のように見えてしまい温かみが感じられないことも。暖色系や、落ち着いた高級感のある柄などを選んで、家の中をくつろげる雰囲気にする工夫が必要です。

劣化が早く、メンテナンスが必要

クッションフロア張りの階段は、木材や板石などに比べて表面の劣化が早くなります。特に、階段は人が頻繁に通る箇所ですから、クッションフロアの端の剥がれや破れなどが数年単位で気になり始めることも。定期的に張り替えるなどのメンテナンスが必要になります。

階段をクッションフロアでリフォームした事例

それでは、実際に階段をクッションフロアでリフォームした例をいくつか挙げていきましょう。

【事例1】クッションフロアで階段と廊下を張り替え、広い空間を安価にリフォーム

全面カーペット張りの階段で、表面の汚れや擦り切れが目立ってきたため、クッションフロアに張り替えました。既存のカーペットを剥がしてクッションフロアを張るだけなので下地加工の手間もかからず、材料代も安く抑えられました。カーペットの上に施工されていた階段用のすべり止めを再利用するなどの工夫で、さらに費用を節約。浮いた予算で、廊下の部分まで床を張り替えることができました。また、古びた印象だった階段が、ベージュのフローリング調になって明るい雰囲気に生まれ変わりました。

【事例2】メゾネットの階段を安くスッキリとリフォーム

メゾネットタイプのマンションで、内装の全面リフォームに伴って階段もクッションフロアに張り替えました。リビングや洋室とコーディネートされた明るい色合いの素材を選び、家全体の床に統一感を出しています。左右両側に壁が回り込んでいる作りの階段だったため、材料も少なく済み費用も抑えられました。

おわりに

いかがでしたか？クッションフロアは「お手軽」「手入れが楽」というイメージが強いのですが、階段に利用することで疲労防止にもつながります。また、安価で扱いやすい素材ですから、低コストリフォームの強い味方になってくれるでしょう。クッションフロアを長持ちさせるには、腕のいい施工業者さんの存在も大切です。一括見積を利用して、まずは業者さん探しとリフォーム相談から始めて見るのもよいでしょう。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。