洗濯槽の掃除はオキシクリーンが正解?オキシ漬けのやり方と注意点【縦型・ドラム式】
洗濯槽の掃除にオキシクリーンを効果的に使う方法をお届けします! 衣類用洗剤としてはもちろん、さまざまな用途で使えると人気の「オキシクリーン」。そのオキシクリーンで洗濯槽を掃除する方法をご紹介します。縦型洗濯機かドラム式洗濯機かによって分量や手順が異なるので、ぜひ記事を参考にしてみてください。
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オキシクリーンとは(オキシ漬け)
オキシクリーンとは、「グラフィコ」が手掛ける酸素系漂白剤です。衣類や布製品の洗濯用洗剤としてはもちろん、キッチンや洗面所などの水まわり、食器や家具に使える漂白剤としてもさまざまな用途で使えます。
また、化学成分を使っていないため、ツンとした漂白剤に特有の刺激臭がないことも魅力のひとつです。
そんなオキシクリーンを使って漬け置き洗いすることを「オキシ漬け」といいます。より頑固な汚れを効率よく落とせるため、衣類やスニーカーの漬け置きはもちろん、洗濯槽の掃除にもおすすめの掃除方法です。
オキシクリーンで落とせる汚れ
オキシクリーンは、弱アルカリ性の酸素系漂白剤です。
アルカリ性洗剤は、酸性の汚れを分解して落としてくれるので、酸性の性質を持つ皮脂汚れや油汚れに強いという特徴があります。
また、漂白・消臭(※1)、除菌(※2)などができる酸素系漂白剤なので、毎日の洗濯や衣類のシミ落としはもちろん、キッチン・トイレ・リビングなど家中のお掃除にご使用いただけます。
※1 汚れの程度、種類によって効果は異なります。
※2 布製品を1時間以上漬けおきした場合(すべての菌を除菌するわけではありません)。
オキシ漬のやり方
- 1.たらいなどに40℃~60℃のお湯をはる
- 2.オキシクリーンを付属のスプーンで1、2杯入れて溶かす
- 3.汚れものを入れて漬け置きする
- 4.お湯を流し中の衣類なども引き上げて洗い流す
まず、たらいに40℃〜60℃のお湯を用意します。オキシクリーンは水には溶けないので、必ずお湯を用意しましょう。
次に、付属のスプーンで1、2杯オキシクリーンを入れてお湯に溶かします。使用方法を確認しながら、お湯の量に適切なオキシクリーンを入れましょう。
汚れた衣類などを入れ、20分程度を目安に漬け置きます。このとき、汚れのひどいものは長く漬け置くように、汚れ具合に合わせて調節してください。(最大6時間まで)
洗濯槽の掃除には、最大時間の6時間程度漬け置くのがおすすめです。
最後に、お湯を流し流水ですすいだあと、軽く絞ってからいつも通りの洗濯をします。洗濯できないものは流水でよくすすぐようにしましょう。
注意点
● 事前にオキシ漬けしたい衣類などの素材や洗濯表示などを確認しご使用ください。
● 汚れの状態や水の量に応じて、オキシクリーンの量と漬けおき時間を調節してください。
●オキシ漬けの最大は6時間となっています。
● 汚れ具合や汚れの種類によって効果が異なります。
アメリカ版のオキシクリーンが泡立つのに対し、日本版のオキシクリーンは泡立ちません。これは、界面活性剤が含まれているかどうかの違いです。
アメリカ版は界面活性剤や香料といった添加物が入っているため、汚れ落ち◎。日本版は極力添加物を抑えた、手肌や環境にやさしい商品なのがメリットです。
▼界面活性剤入りオキシクリーン
▼界面活性剤不使用のオキシクリーン
【縦型】オキシクリーンを使った洗濯槽の洗浄方法
ここではオキシクリーンを使った「縦型洗濯機」の洗濯槽の掃除方法を紹介します。
オキシクリーンを使った洗濯槽掃除に必要なもの
- オキシクリーン:300~400g
- 桶やバケツ
- 汚れをすくうネット
まずは、洗濯機の洗浄をするために必要なものを、上の表を参考にしながら用意しましょう。洗濯機のまわりに作業できるスペースを確保することもポイントです。洗濯機のまわりにある不要なものは片付けておきましょう。
オキシクリーンを使った洗濯槽掃除の手順
- 1.お湯を高水位まで入れ、オキシクリーンを適量入れて溶かす
- 2.5分程くらい洗濯機を回す(洗いコース)
- 3.そのまま2~3時間くらいオキシ漬けする(最大6時間)
- 4.途中何回か浮いて着た汚れをネットなどですくう
- 5.じゅうぶんにオキシ漬けした後は排水して、通常の洗濯コースを行う
すすぎ洗いをする回数は、洗濯槽の汚れ具合によります。汚れが浮いてこなくなったタイミングで排水に切り替えましょう。槽洗浄コースが搭載されている場合、洗いコースではなく槽洗浄コースを選択しましょう。
【ドラム式】にはオキシクリーンが使えない?
結論から言うと、ドラム式洗濯機にはオキシクリーンを使った掃除が向いていません。
オキシクリーンが使用できない理由は、主に以下の3つです。
- 洗濯槽全体に水を張ることが出来ない
- 泡を自動で排水してしまう
- カビをすくい取ることが出来ない
洗濯槽全体に水を張ることができない
ドラム式洗濯機は高水位まで水をためることが出来ません。洗濯槽が斜めに傾いているため、オキシクリーンを全体に浸すことができず、洗濯槽全体の汚れを取り除けません。
泡を自動で排水してしまう
オキシクシクリーンによる洗濯槽掃除では、オキシクリーンから発生する泡で2〜3時間つけ置く必要があります。しかし、ドラム式洗濯機の場合には泡を自動で排水するという特徴があるため、つけ置きすることができません。
カビをすくい取ることが出来ない
オキシクリーンでつけ置きをすると、汚れが洗濯槽に浮いてきます。縦型洗濯機の場合にはつけ置きの途中で浮いた汚れをすくい取るのですが、ドラム式洗濯機は途中でドアを開けることができず、汚れを取り除くことができないのです。
洗濯槽を清潔に保つ4つのポイント
- 1.洗剤・柔軟剤などは適量を守る
- 2.洗濯後の洗濯機は、扉を開けて乾燥させる
- 3.汚れた洗濯物を洗濯機の中に入れたまま放置しない
- 4.月に1回は洗濯槽をクリーナーでメンテナンスをする
ここでは、洗濯機を清潔に保つための4つのポイントをご紹介しています。
洗剤や柔軟剤の分量を守ることや、洗濯後の洗濯機のトビラを開けてでいるだけ乾燥させることなどは、少しの手間で手軽に行えることです。ぜひ毎日のお洗濯に取り入れてみてください。
また、汚れた洗濯物を洗濯機の中にそのまま置いておくと、そこからカビが発生する可能性があります。洗濯かごなどを使うように心がけましょう。
カビが生えてしまってから洗濯槽を洗浄するより、カビが発生しないように日頃からメンテナンスする方が効果的なので、月に1回は洗濯槽をクリーナーなどを使って洗濯槽を洗浄しましょう。
オキシクリーンの使い方(基本から洗濯以外の使い方まで)
ここでは、オキシクリーンの基本的な使い方から洗濯以外の応用編までご紹介します。どれも簡単にで取り入れられることなので、ぜひ参考にしてみてください。
基本の使い方
オキシ漬け | オキシクリーン溶かしたお湯に汚れものを漬けおきする方法(詳しく本記事で紹介しているので参考にしてみてください。) |
オキシ足し | いつもの洗濯にオキシクリーンを足す方法 |
オキシかけ | 気になる汚れやシミにオキシクリーン溶かした洗浄液を直接かけて、乾いたタオルでとんとんと叩くように拭き取る方法 |
洗濯以外でもこんな使い方ができる!
オキシこすり | タイルやフローリングなどの固い素材の汚れに、オキシクリーン溶かした洗浄液をかけてブラシなどでこする方法 |
オキシ拭き | オキシクリーン溶かした洗浄液を染み込ませた雑巾で、壁紙やクロスを拭き掃除する方法 |
ピンポイント | オキシクリーンのマックスフォースシリーズを、直接汚れに吹きかけてピンポイントで使う方法 |
その他の詳しい使い方は、オキシクリーンの公式サイトでも確認できるので参考にしてみてください。
洗濯機の洗浄は信頼できるプロに依頼!
洗濯機や洗濯槽は、裏側など手の届かないところに洗剤カスやカビ汚れが溜まりやすくなります。毎日の洗濯を心地よくするためにも、定期的な洗浄がおすすめです。
洗濯槽の掃除はオキシクリーンなどを使って自力でやる方法もありますが、自分で掃除をしても汚れを落とせないこともあります。そんなときにいろいろな方法を試すより、プロのクリーニング業者へ依頼することも検討してみましょう。
「くらしのマーケット」でプロに相談してみて
洗濯機や洗濯槽の掃除がしたいという人は、「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。
ハウスクリーニングや害虫駆除から、水回りのトラブルなどまで、暮らしにまつわるサービスを掲載しており、さまざまな事業者の中から、口コミや料金で比較して気になったところを選ぶことができます。実際に利用したユーザーの声を参考にしながら比較できるため、安心して事業者に依頼することができるのがポイントです。
また、登録している事業者は全国にいるため、サービス毎の対応エリアが広いのも魅力の一つ。
洗濯機のお手入れにお困りの人は、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。
洗濯機の分解洗浄に関するQ&A
Q1. オキシクリーン以外の洗剤でも洗濯槽を洗浄できる?
A. オキシクリーン以外にも市販の洗濯槽クリーナーや、洗濯機メーカー純正の洗濯槽クリーナーなどがあります。
オキシクリーンで洗濯槽を洗浄しても効果がみられない場合は、市販の洗濯槽クリーナーやメーカー純正の洗濯槽クリーナーなら洗濯機内のカビや汚れを落としてくれることもあるので、試してみるのもおすすめです。
Q2. 洗濯槽を洗浄しないとどうなるの?
A. 洗濯物につく茶色いカス汚れが付着したり、洗濯物にいやなニオイが残ることがあります。
洗濯槽を洗浄しないまま放置していると、洗濯物につく茶色いカス汚れが付着したり、洗濯物にいやなニオイが残ることがあります。
黒いカスのようなものの正体はカビ、せっかく洗濯した衣類にカビがついてしまわないように、定期的に洗濯槽の掃除を行いましょう。
Q3. 洗濯槽の洗浄頻度は?
A. 少なくとも月に1回はオキシ漬けするのがおすすめです。
1日に1回から2回程度の頻度で洗濯機を使うご家庭の場合は、少なくとも月に1回くらいの頻度で洗濯槽をオキシ漬けして洗浄するのがおすすめです。
オキシクリーンだけでは洗濯槽の汚れを落とせない場合は、洗濯機メーカー純正の洗濯槽クリーナーを試してみるのがおすすめです。詳しくは本編で紹介しているので参考にしてみてください。
洗濯機の掃除に関するその他の記事はこちら
※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年8月)に基づいたものです。
※画像の一部はイメージです。
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※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
※お手入れをする際は、必ず電源プラグを抜いてから作業を行ってください。
※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
※一般的な使用方法をご紹介しています。製品の効能・使用法は、各社製品によって異なる場合もございます。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。
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