【お手軽】スワッグ初心者も大歓迎。簡単にできる作り方7選

スワッグを作っておしゃれなお部屋を演出しよう♪

仕事や子育てで忙しい毎日を送っていると、少しでもおうちでいやされたいと思うもの。ナチュラルな色合いは、見ているだけでホッと安心しますよね。

プランターに入った観葉植物に変わって、今じわじわと人気が出ているのが、スワッグ。花や葉を束ねて、室内に飾る雑貨アイテムのことです。

生花に比べてお手入れが楽なことから、女性を中心に人気が出ているスワッグ。この記事では、「そもそもスワッグって何？」という疑問から、自分で簡単にできるスワッグの作り方を7つ紹介します。また、自宅で実践できるおしゃれな飾り方もセレクトしました。

スワッグの味わいある色合いに、いやされてみませんか？

「スワッグ」とは？　英語の成り立ちとその意味

スワッグの起源は、ヨーロッパにあります。英語でスワッグ（swag）は「壁飾り」全般を指します。動詞のスワッグは、「垂れ下がる」や「だらりとたゆませる」といった意味をもちます。

日本で主流のものは、花を束ねて逆さまにしたもの。お花屋さんでは、クリスマスやお正月の時期になると商品として置いてある様子も、よく見かけるようになりましたよね。

スワッグには、何も加工がされていない生花のものから、1〜2年もつように加工されたプリザーブドフラワー、乾燥加工がされたドライフラワー、造花でできたものなどさまざま。自分の好みに合ったものを、選びたいですね。

スワッグと花束の違い

「スワッグの意味はわかったけれど、花束とどう違うの……？」と疑問に思う方も、多いはず。そんな方のために、スワッグと花束の違いを下記にまとめました。

【スワッグ】
花や葉を束ねて、逆さまにつるしたものを指します。特徴は、壁にかけやすいように背中が平面にデザインされているものが多いこと。主に、壁飾りとして使われています。

【花束】
花束は、花瓶に入れることや手でもつことを想定して作られているため、縦長の形をしています。スワッグとの違いは、背中が平らでないことと、逆さにつるされないこと。贈答用として用いられることが多いです。

スワッグの作り方

スワッグをはじめて作る方は、どんなことに気を付ければいいのかと悩みますよね。
形は、離して見たときにアーモンドのような形状になると壁に飾ったときにおしゃれですよ♪　

束ねた箇所が、スカスカと隙間が見えてしまう場合にはオーナメントや短めの草花を追加してみましょう。全体のデザインが、一気に引き締まりますよ。

簡単スワッグの作り方7選！　ウェルカムボードや春らしいアイテムも

ここからは、初心者の方でもトライできる簡単なスワッグの作り方を7つ紹介します！　春らしいユーカリを使ったスワッグから、結婚式のウェルカムボードにも応用できるアイデアまで幅広くセレクト。これからスワッグを作りたいという方は、必見ですよ♪

1. 基本からわかる！　かすみ草のドライフラワーが春らしい

スワッグをはじめて作る方におすすめなのが、かすみ草とユーカリポポラスのシンプルなスワッグ。かすみ草の小花のふくらみは、簡単におしゃれな印象を作り出してくれますよ！　

【作り方】

●かすみ草と、ユーカリポポラスを枝分かれしているところからカットしていきます。完成形をイメージしながら、切りましょう。また、手元近くは束ねやすいように草花を取り除きます。

●かすみ草を軸として、ユーカリポポラスを重ねていきます。まとめて束ねるとすっきりとした印象になり、ランダムに束ねるとナチュラルに仕上がりますよ。

●短めにカットしたかすみ草とユーカリポポラスをに重ねて、立体感を出します。

●最後に、草花を紐で縛って完成です。

春らしいアイテムができましたね。動画があるので、誰でも簡単に真似して作業できますよ♪　スワッグ作りのコツが掴めてきたら、かすみ草以外にも花をプラスして楽しんでみてくださいね。

2. 100均のフェイクで作る簡単スワッグの作り方

お次は、100均『ダイソー』で販売しているフェイクフラワーを使ったスワッグの作り方です。本物の花を使う作り方は、まだ慣れていないから不安という方にぴったりですよ。

【作り方】

●まずは、フェイクフラワーをお好みでカットします。

●カットしたものを、セロハンテープで止める。

●セロハンテープを隠すように、麻紐を巻き付けて完成です！

100均商品であれば、気軽に挑戦できますよね。好きなフェイクフラワーを集めて、お部屋をナチュラルきれいに飾ってみてください。

3. 『ダイソー』の生花のようなフェイクフラワーを活用

こちらは、モダンな雰囲気のスワッグを作りたい方におすすめのアイデアです。フェイクフラワーは、『ダイソー』のもの。インテリアにメンズライクなアイテムが欲しい方、必見ですよ♪

【作り方】

●フェイクフラワーで、スワッグを作ります。マスキングテープもしくはセロハンテープを使うと便利です。

●できたスワッグの周りに適当な大きさにカットしたチキンネットを、紙で包装するように巻き付けます。

●チキンネットの上から、犬用の首輪を巻き付けて完成です。

チキンネットは、ホームセンターでお手頃な値段で手に入ります。意外なアイテムを取り入れると、自分だけのオリジナルな作品が仕上がりますよ。ぜひおうちにあるもので、アレンジを加えてみてくださいね。

4. ウェルカムボードにも使えるスワッグの作り方

おうちの玄関や、結婚式で活躍するウェルカムボード。スワッグを取り入れると、ナチュラルな雰囲気のウェルカムボードができておすすめです。今回はフェイクフラワーを使いますが、もちろん生花のスワッグでも問題ありません。

【作り方】

●スワッグを取り付けたいキャンバスボードの位置に穴をあけ、裏面を補強します。丈夫な、端革がぴったりです。木工用接着剤で貼り付けていきます。

●キャンバスボードのおもて面に、お好みでステンシルをしていきます。

●端革がくっついたら、端革を貫通するように同じ位置に穴を開けます。

●おもて面から、針金でスワッグをキャンバスボードに付けます。針金をキャンバスボードの裏側で捻り留めたら、完成です。

簡単におしゃれなインテリアができましたね。ステンシルする方向を縦横変えたり、スワッグの色味を変えるだけで、違う印象のウェルカムボードを作れるアイデアです。

5. ガーリーなお部屋にリボンスワッグを

ガーリーな雰囲気のスワッグに挑戦したい方は、リボンスワッグがおすすめ。今回はクリスマスらしいインテリアにもなる、スワッグの作り方を紹介します。

【作り方】

●ヒムロスギ、コチア、クジャクヒバ、サンキライ、ベロアの赤いリボンを用意します。

●ヒムロスギは、下の方の小枝を切り離して全体の長さが短くなるようカットします。

●植物の長さの調節ができたら、スワッグを2つ作り輪ゴムで束ねます。

●束ねた枝を重ねて、麻ひもで縛ります。

●縛ったあとで、もう1本別の麻ひもを長めに巻きつけておきます。

●仕上げにクリスマスらしく赤いベロアのリボンをプラスして完成です。

存在感があるので、お部屋が一気に華やかになりますよ！　おうちパーティーを開く際に、こんなすてきなスワッグがあったら喜んでもらえそうですよね。

6. お正月用にしめ縄スワッグを

日本のお正月には欠かせないしめ縄。最近では、スワッグ風におしゃれなアイテムが人気です。100均『キャンドゥ』のフェイクフラワーやベロアリボンを活用して、手作りのしめ縄スワッグを作ってみましょう。

【作り方】

●材料を用意します。しめ縄に乗せれそうな花や飾りであれば、決まりはありません。

●使用するパーツをすべて切ります。花は根元から切るようにしましょう。針金が入っているものは、ペンチを使って切るとうまくいきますよ。

●全体を見ながら、しめ縄に配置していきます。

●グルーガンを使い、しっかり貼り付けていきます。

●バランスを見ながらすべてのパーツをつけたら完成です。

おしゃれなスワッグの完成です！　作り方が簡単なので、年末のゆったりした時間に家族で一緒に作るのも楽しそうですよね。帰省する予定のある方は、手作りのしめ縄スワッグを持って帰れば、ご家族が喜んでくれること間違いなし。

7. 今っぽさを出すならハーフスワッグがおすすめ

「今っぽいスワッグを作りたい！」という方には、ハーフスワッグがおすすめ。リボンから垂れ下がるぽってりとしたシルエットが、かわいいと人気です！　こちらは、秋の雰囲気の漂うスワッグの作り方です。

【作り方】

●新聞紙やチラシなど、家にあるいらない紙で三日月型を作ります。

●麻ひもでぐるぐると巻いて、形を固定します。

●クッキングシートやクラフト紙で、包むようにまとめて土台は完成です。

●木の実やフェイクフラワーなど、好きな材料をグルーガンでつけていきます。

●サテンリボンをグルーガンで両サイドにつけて、完成です。

家にあるもので、気軽にトライできるのが魅力的です。土台は三日月型ではなくてもいいので、自分が設置したい場所や雰囲気に合わせてお好みでアレンジしてみてくださいね！

スワッグのおしゃれな飾り方！　リビングの壁や玄関を活用して

ここからはスワッグをおしゃれに飾りたい方のために、おすすめの飾り方を紹介していきます！　クリスマス気分を盛り上げる玄関スワッグや、賃貸で壁に穴を開けたくない方におすすめの飾り方など幅広くセレクトしました。

『セリア』木製トレリスでナチュラルディスプレイ

『セリア』の木製トレリスを活用した飾り方。ホワイトカラーにペイントしたあと、スワッグを取り付けています。シンプルなディスプレイスペースの中でも、目を引く飾り方ですよね！　写真のように、観葉植物と合わせることで、空間に動きが出てきますよ。

玄関スワッグでクリスマス気分を盛り上げて

クリスマス気分を盛り上げる、クリスマススワッグ。ドアにつるせば、殺風景になりがちな玄関も一気に華やかな印象に。ウッディなドアには、鮮やかなリボンがあしらってあるスワッグがおすすめです。

賃貸の方はハンガーを活用した飾り方に挑戦してみて

「壁にかけると言っても、賃貸だから無理……」と諦めているそこのあなた！　スワッグの飾り方には、工夫次第でバリエーションがあるんですよ。

スワッグを、ハンガーに巻き付ければ簡単にディスプレイできます。また、おうちの中のちょっとした隙間さえあれば、スワッグは簡単にくくり付けれますよ♪

小ぶりのスワッグでガーランドに

小さなスワッグは、ロープで繋げてガーランド風に飾るのがおすすめ。ロープにクリップや洗濯バサミでつるせばいいので、飾り方はとっても簡単。壁にインテリアが欲しい方は試してみてはいかがでしょうか？

ライトを散りばめてロマンティックな演出

ロマンティックな気分を味わいたい方は、スワッグにライトをちりばめるように飾るのがおすすめ。ライトが陰影をつけてくれるので、植物の曲線をくっきり見れるのもポイント。おしゃれなインテリアと合わせて、楽しみたいですね。

お気に入りの置物の近くに♡　彩り豊かなインテリア

みーこさんは、手作りしたドライフラワースワッグの近くに、お好みの置物をサイドの壁に飾りました。いつも何気なく使っている空間が、ナチュラルにかわいくなりますよ！　合わせたいインテリアと同色系の色のスワッグにすると、相性バッチリ。

ラウンドかごバッグに入れて生活感を隠す

『ダイソー』の商品で作った手作りかごバックに、スワッグを入れる飾り方です。ウッディーな空間に、華やかさがプラスされますよね。かごバッグの見せる収納にも、ひと役買っています。

下のアイデアの中では、バッグの作り方も紹介しています。気になった方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

画鋲は使わない！　スワッグで壁際に明るさをプラスして

画鋲で壁に穴を開けたくない方は、多いですよね。おうちにあるヤカンやお皿にそっと添えるだけで、スワッグはすてきなインテリアに変身。画鋲を使う必要がなくなります♪　

アンティークなアイテムも相性が良いですが、カメラやラジカセといった電子機器のそばに飾るのもおすすめ。お部屋が一気に明るくなりますよ♪

スワッグをプレゼントに！　おすすめ通販商品

ここでは、おすすめのスワッグの通販商品を紹介します！　ネットで気軽に購入できるスワッグ。作る時間を確保したり、材料を集めたりするのが難しい人にぴったり。

ユーカリがあるナチュラルなものから、便利な造花のアイテムまで幅広くセレクト。お気に入りの一品を、ぜひ見つけてくださいね。

ナチュラル派には植物感を楽しむボタニカルスワッグがぴったり

シンプルながら、大人かわいいスワッグ。紫陽花やコットン、ドライのライムが入っています。グリーンやユーカリのボタニカルな香りを楽しみたい方に、おすすめです。自分用にも、大切な方へのプレゼントにもぴったりの一品。

喜ぶ顔が見たい！　スモークツリー入りスワッグをとっておきのプレゼントに

スモークツリー入りで、どこかロマンチックな印象のドライフラワースワッグ。お部屋に飾るだけで、お部屋が一気に華やかになりますよ。ユーカリ、ストロベリーキャンドル、ラベンダーなど人気の花がたっぷり詰まっているのも、うれしいポイント♪

華やかな玄関を演出するユーカリ入りの大人シックなスワッグ

アンティークなインテリアにマッチする、落ち着いたカラーのスワッグ。プリザーブドフラワーとドライフラワーがほどよくミックスされています。ユーカリ、カスミソウ、ソーラーダリアなどの花が、お部屋に味わいのある色味を加えます。

ミモザが可憐で美しい！　女性らしさ漂うおしゃれな造花スワッグ

黄色が華やかなミモザ入りの造花スワッグ。トイレや玄関に飾るだけで、気になる臭いをすっきりとさせてくれるCT触媒コーティングがされています。お部屋の臭いを防ぎながら、インテリアとしても活躍してくれる優秀アイテム。

クリスマススワッグを通販で♪　ドイツのオブジェ付きが豪華

ドイツのオブジェが使われた、豪華なクリスマススワッグ。生花を特殊加工したプリザーブドフラワーで作られています。日本にいながら、海外にいるような気分を味わいたい方にぴったり。玄関に飾って、季節感を楽しみたいですね♪

プレ花嫁さんにおすすめ！　スワッグピアスとカチューシャ

プレ花嫁さんにおすすめなのが、スワッグ風のピアスと髪飾りのセットです。ナチュラルな雰囲気でウェディングを演出したい方に、ぴったりです。

スワッグの作り方はワークショップで習う？　本で勉強する？

スワッグを本格的に趣味にしていきたいと考えている方もいますよね。詳細な作り方は、もちろんネットで調べることもできますが、ゆっくり作業をしたい方はスワッグ専門の本を購入するのも◎。

岡本典子さんの『初めてのスワッグ』は、初心者の方でもわかりやすい解説付き。草花の束ね方や、装飾品の使い方まで詳細に教えてくれますよ。ぜひ気になる方は、参考にしてくださいね。

スワッグの作り方をマスターしておしゃれにお部屋を飾ろう♪

今回はスワッグについて紹介しました。いかがでしたか？

スワッグは、あなたのライフスタイルにきっとゆとりを与えてくれるいやしアイテム。ぜひ作り方や飾り方を覚えて、すてきな毎日を送ってくださいね。