【解決】クローゼットがない部屋の服収納テクニック！スッキリ収納の実例を紹介

ポイントは『見せる』＋『隠す』の使い分け

「クローゼットがないから……」と洋服の収納を諦めていませんか？

部屋にクローゼットがなくても、洋服を機能的かつおしゃれに収納できます。そんな収納テクのポイントとなるのが、『見せる収納』と『隠す収納』の使い分け。

スマートな『見せる収納』でショップのようにおしゃれな服収納ができ、上手に『隠す収納』ができれば、スペースの有効活用になります。では、それぞれのコツを紹介します。

見せる収納のコツは『余裕を持ったレイアウト』

ジャケットやコートなど皺が気になる洋服はラックにかけて『見せる収納』にするのがいいでしょう。その際にポイントとなるのが、余裕を持ったレイアウトです。

『見せる収納』はなにより見ばえが大切。ラックに洋服がびっしり掛かっていると、部屋の印象が重苦しくなってしまいますよね。

余裕を持ったレイアウトになるよう、その季節にあった日常的に使うものだけを掛けるようにしましょう。

隠す収納のコツは『ちょい見せ』と『全隠し』

『隠す収納』にはちょい見せできる収納スペースと、完全に隠れる収納スペースに仕分けして収納するのがポイントとなります。

Tシャツやシャツなど日常的に使うもので、コンパクトに折りたためるものはシェルフを活用した『ちょい見せ収納』が便利でしょう。

下着類や季節に合わないものはベッド下収納や蓋つきの収納ボックスにいれる『完全に隠す収納』がおすすめです。

隠す収納のワンポイント

クローゼットがない部屋は、スペースを節約するのが大切です。そのため、『隠す収納』をする場合は、ベッドと『隠す収納』を兼ねるなど、一つで二役の働きをするものを使うのがポイントとなります。

クローゼットがない部屋の便利な収納アイデアを紹介

続いて、LIMIAに投稿されたクローゼットを使わない服収納アイデアを紹介します。

『見せる収納』に特化したハンガーラック、『ちょい見せ収納』におすすめなシェルフ、『完全に隠す収納』に最適なベッド周りと、3タイプの収納術に分けてまとめました。

クローゼットがない方も、また、そうでない方も服収納の参考にしてくださいね。

『見せる』服収納アイデア｜ハンガーラック

ハンガーラックは本体サイズの小さなものや、シェルフとしての機能も複合しているものなど、クローゼットがない部屋にはうってつけの『見せる収納』アイテム。

スチール製の軽量で丈夫なものを使ったハンガーラックのレイアウトや、100均DIYで作れるアイデアを紹介をします。

スチールラックを使った抜け感のある収納

maca Productsさんは、木製組立て家具『Rustier』のハンガーラックを使った収納アイデアを紹介しています。『Rustier』のハンガーラックは重厚感とヴィンテージ感があるので、男前収納におすすめのアイテム。

また、棚の高さを調節ができるので、シェルフとしても活用できます。さらに、付属の収納ボックスを組み立てれば『ちょい見せ』のチェストにもなる優れもの。

抜け感のいいスチール製なので、ベッドとリビングを仕切るような使い方をしても邪魔になりませんね。

▽maca Productsさんのアイデア詳細はこちら

▽maca Productsさんが紹介する『Rustier』のハンガーラックはこちら

ショップのような壁面ラック収納

それぞれのサイズがバラバラなメタルラックを使用していたRさんは、脚の高さと棚の高さをを調整して、『見せる収納』としてのクオリティを上げたそうです。棚の高さを左右対称にするだけでも、全体に統一感が出るのだとか！

少しの調整でショップのような、壁面収納になっていますよね。

▽Rさんのアイデア詳細はこちら

簡単設置が可能な100均ハンガーラック

hiroさんは100均『セリア』のチェーンフックと丸棒を使って、ハンガーラックを簡単DIYしています。

紹介するアイデアは天井に角棒をねじ止めして、チェーンフックを天井に固定していますが、賃貸の方は穴あけできないので、目立たない色の突っ張り棒で代用するのがいいでしょう。

丸棒の大きさによって収納力も変わる、コスパ抜群の簡単DIYアイデアとなっています。

▽hiroさんのアイデア詳細はこちら

『ちょい見せ』服収納アイデア｜シェルフ・チェスト

続いて、『ちょい見せ収納』にぴったりなシェルフを使った服収納のアイデアを紹介。シェルフはリーズナブルな価格で売っているわりに、ちょっとした工夫でおしゃれに活用できる、服収納には重要なアイテム。

ここでは、100均のすのこを使ったDIYアイデアやシェルフをチェストとしても活用する収納術を紹介します。

すべて100均材料の簡単DIYシェルフ

花宮令さんは100均すのこと木ネジ、キャスターで可動式のシェルフを作っています。全部の材料が100均で揃うので、リーズナブルに制作できますよね。

組み立て終われば立派なシェルフとして活用できますが、サイズに合う収納箱をあわせて使えば、チェストにもなります。

Tシャツやズボンは棚に掛けて、靴下や下着類は収納箱にするなど、複合的な使い方をするとスペースの有効活用になりますね。

▽花宮令さんの詳しいアイデアはこちら

シェルフとワークスペースの『一つ二役』

momohome500さんは、2つのカラーボックスを縦と横にレイアウトして、ワークスペースにもなるシェルフをDIYしています。

作り方はとても簡単。カラーボックスの裏側にホームセンターでカットしてもらった木材をつけて、白にペイントしたら完成。

カラーボックスはアイデア次第で収納も兼ねるワークスペースにもなるので、洋服収納＋αとして活用するのにおすすめですよ。

▽momohome500さんの詳しいアイデアはこちら

シェルフの上にチェストを増設

家具の上の空間はデッドスペースになりがちですよね。naosunnyさんは、チェストの上空間を活用するために、ランドリーラックをかぶせるように設置したそうです。

これなら下はチェスト、上はシェルフとして活用できますよね。お気に入りのチェストをお持ちの方は、ぜひ上部の空間もあわせて活用してください。

▽naosunnyさんのアイデア詳細はこちら

ベッド周り｜『全隠し』服収納アイデア

収納ブツを『全隠し』するなら洋服タンスであるチェストが便利ですが、サイズが大きいので、部屋に置きたくないという方も多いのではないでしょうか？　

そんな方におすすめなのが、ベッド周りの収納です。収納つきベッドやロフトベッドにすれば、『一つ二役』の活用になり省スペースになります。

ここではそんなベッド周りの『全隠し収納』のアイデアを紹介します。

ベッド下の収納を有効活用

季節外れの服や普段あまり着用しない服などは、ベッド下の収納スペースに『完全隠し』してはいかがでしょうか？　midorinさんは、ベッド下の空きスペースにあう、キャスター付きの引き出しをDIYしています。

「DIYはちょっと苦手」という方は、市販の収納付きベッドでも十分です。種類が豊富にあるので、ベッド＋収納の二段活用でスペースを節約してください。

▽midorinさんのアイデア詳細はこちら

ロフトベッドにして1Fをクローゼットに

同じくベッドを使ったおすすめ収納アイデアがロフト型のベッドです。1F部分を収納としてフル活用することができます。

よっちゃんさんは、普段使いのベッドをDIYして、ロフト型にしています。ただ、難易度の高いアイデアなので、DIYが苦手な方は市販のものもおすすめです。

1F部分にカーテンをかければ、簡易のクローゼットにすることもできますよ。

▽よっちゃんさんのアイデア詳細はこちら

服の『見せる収納』におすすめなアイテム

続いて、クローゼットがない部屋におすすめな市販の収納アイテムを紹介。最初に紹介するのは『見せる収納』アイテム。

モダンなポールハンガーに、『ニトリ』のシェルフにもなるハンガーラックを選びました。どれもコスパのいいリーズナブルなアイテムですよ。

無駄のない立体構造のポールハンガー

コンパクトなラックをお探しの方におすすめなのが、『tower』のポールハンガー。奥行き（約）42cmなので、わずかなスペースで、3着程度の服をハンガー掛けることができます。

デザイン性の高いスリムなフォルムなので、『見せる収納』にバッチリのアイテム。壁に穴をあけることもないので、賃貸物件の方におすすめです。

マルチに使えるニトリのハンガーラック

人気家具ブランド『ニトリ』の『マルチハンガーラック』。線の細いスチール製となっているので、空間に軽やかな印象を与えるでしょう。ハンガーラック＋シェルフの機能がついているので、収納パターンも豊富です。

ラック上部にも収納があるので、無駄なくスペースを活用できますよ。

服の『ちょい見せ収納』におすすめなアイテム

続いて、『ちょい見せ収納』におすすめなシェルフを2つ紹介します。『無印良品』や『ニトリ』のおしゃれな収納ケースをセレクトしました。

どちらもシンプルな構造のアイテムなので、使い勝手のいいアイテムですよ。

縦にも横にも繋がる『無印良品』のシェルフ

『無印良品』の『スタッキングシェルフ』は木製の枠組みだけでできている棚で、部屋の間仕切りとしても活用できるアイテムです。

専用パーツも販売されているため、組み合わせ次第で部屋に合った大きさに調整することも可。

『無印良品』のラタンやバスケットともぴったり合うサイズになっているため、無印アイテム好きには一押しのアイテムです。

▽『無印良品』『スタッキングシェルフ』実用アイデアはこちら

『見せる』と『隠す』を兼ねるニトリのコネクトシリーズ

『ニトリ』のコネクトシリーズはパーツのラインアップが豊富で、自在に組み合わせて、欲しい分だけの収納を作れる便利アイテム。オプションの『引き出しBOX』とあわせて活用すれば、簡易的なチェストにすることも◎。

▽『ニトリ』のコネクトシリーズについて、詳しい活用方法を知りたい方はこちらをチェック

服の『全隠し収納』におすすめなアイテム

最後に、ベッド周りの「全隠し収納」アイテムを2つ紹介します。ベッド収納は、実用性が高いので、クローゼットのない部屋では重宝するでしょう。

ここでは、一人暮らし向きの収納付きシングルベッドとロフト付きベッドをセレクトしました。

引き出し収納可能な北欧風多機能ベッド

こちらの収納付きシングルベッドは、引き出しを左右どちらからでも使えるので、部屋の間取りにあわせてレイアウト可能です。また、引き出しの奥と手前で収納スペースが分かれていて、手前は日用品、奥は季節モノなど使い分けできるのが、おすすめのポイント。

ベッドボードには照明やコンセントも配備されているのも◎。

一人暮らしの方におすすめなカーテン付きロフトベッド

服のストックが多い方におすすめなのが、こちらのロフトベッド。1F部分をクローゼット代わりに使用することができます。ハンガーラック付きで最大60着も収納可能。カーテンもついているので、目隠しすることもできる優れもの。

クローゼットの代用として、申し分ない収納スペースを確保できるでしょう。

服の収納に困ったらサブスク収納サービスがおすすめ

洋服の収納でお困りの方はサマリーポケットの月額275円〜の収納サービスの利用がおすすめです。

一箱から預け入れOKで、月額275円〜606円/箱で利用可能なうえ、自宅でボックス注文〜取り出しまで出来て、預けた荷物はスタッフが写真撮影し、スマホ・PCからいつでも確認できます。

また、保管環境は保管湿度65%以下で、カビが発生しにくく、セキュリティも徹底管理されているため、高価なものや保存が大変なものも安心して預けられます。

ボックス取り寄せは無料（※）なため、収納に困っている人や、家の収納スペースが足りない！という人は、まずは試してみてはいかがでしょうか。

狭い部屋を広く見せるワンポイントアドバイス

クローゼットがなく、部屋も小さい場合は家具の高さと色合いを揃えることで、狭い印象を緩和することができます。

瀧本真奈美さんは、狭い部屋を広く見せるコツを実例交えて紹介してくれています。こちらのアイデアも参考に、部屋を上手に活用してください。

▽瀧本真奈美さんのアイデア詳細はこちら