土鍋のおすすめ9選！一人暮らし向けやIH対応まで

土鍋の選び方

鍋料理だけでなく、炊飯や蒸し料理などさまざまなシーンで活躍する土鍋。調理が手軽なだけでなく、金属製の鍋と比べると加熱スピードが緩やかで、お米や肉類などの食材をふっくら、やわらかく仕上げられます。

種類や機能も多く、どの商品を選んでよいか難しいと感じている方へ、選び方のポイントを解説します。

対応熱源をチェック

土鍋は直火対応だけでなく、IH対応や直火とIHどちらにも対応できるものも。キッチンはIHだけれど鍋をするときはガスコンロという方は、どちらも対応できるタイプを選ぶなど使用シーンを考えて選びましょう。

また、レンジ対応の土鍋は、その日中に食べきれなかった残りを温め直しする場合などに便利です。

サイズをチェック

鍋のサイズは号で表記されることが多く、1号は約3cmとされています。

一人前は3～5号がおすすめ。サイズに迷ったら一人前用の土鍋を出しているメーカーを選びましょう。また、少人数の場合は、1～2人用の6号、2～4人用の7～8号、4～6人の多人数の場合は9～11号を選ぶのが◎。

空焚きできるかチェック

空焚きは、鍋や釜などの容器に液体を入れずに火にかけられている状態のこと。

空焚きができる土鍋は多くはないですが、空焚きができると炒めたり、燻製ができたりと料理のレパートリーが広がります。日常使いしたい方には大事なポイントです。

産地をチェック

伊賀焼

昭和57年に伝統的工芸品に指定された伊賀焼。認定された伝統工芸士が、伊賀焼の持ち味を活かして現代の生活に合った製品を開発しています。

蓄熱性が高い伊賀の土でつくられた土鍋は、火から下ろした後でもなかなか冷めず、同じ温度を保ってくれるのが特徴です。

信楽焼

信楽焼は、約750年もの長い歴史を誇る滋賀県甲賀市の焼き物。陶土は信楽で採れる数種類の粘土を混ぜ合わせたものです。素朴な土の味わいが感じられる、耐火性の高い土鍋をお求めの方におすすめ。

ブランドをチェック

長谷園

長谷園は、1832年の創業以来、伝統と技術を守りながら土鍋を生産している伊賀焼を代表するメーカーです。

近年では土鍋の技術を応用し、炊飯専用の土鍋やオーブン料理、燻製が作れる土鍋を開発し、注目を集めているブランドです。

銀峯陶器

銀峯陶器は1932年創業で、革新的な土鍋の開発をしている日本製のメーカーです。スタイリッシュで機能性の高い萬古焼としてヒット。

活用方法が多いため、料理にこだわりたい人に特におすすめです。

ハリオ

ハリオは1921年創業の耐熱ガラスメーカーであり、その技術を生かし、ガラス製のフタが付属した土鍋を発売し注目されています。常に鍋の中を確認できるため、安心感があります。

また、ハリオの土鍋の本体は萬古焼なので、保温性に優れており、耐久性が高いのが特徴です。鍋の表面はなめらかなため、おこげが付いても水につけておけばスルリとはがれ、洗いやすいのもポイント。

作る料理や用途で選ぶ

炊飯

炊飯用の土鍋はふきこぼれにくいものが多く、ゆっくり加熱しお米の甘さを引き出してくれます。炊飯用の土鍋でなくてもご飯を炊くことはできますが、ご飯を炊く用に毎日使いしたい方におすすめです。

蒸し料理

土鍋はゆっくり温度が上昇していくため、野菜や肉など甘く柔らかく仕上がります。素材の味が楽しめるため、土鍋は蒸し器にもおすすめ。蒸し器として使いたい場合は、すのこ付きのものを選びましょう。

鍋料理

大勢で鍋料理を楽しむ用に買う方には、浅型の土鍋がおすすめです。卓上で使用するなら浅型が適しています。また、浅型の土鍋は汁気の少ない調理にも使えるため万能アイテムになります。

土鍋のおすすめ9選

ここからは、おすすめの土鍋を商品の特長とともに紹介していきます。機能性に優れたものやモダンデザインのものまで幅広くピックアップしました。

おすすめの土鍋比較一覧表

土鍋を使いこなすには？

土鍋を長持ちさせるために、知っておくと便利なポイントを紹介。

・目止め
・焦げ落とし

まず、目止めとは、器の水漏れやヒビ割れやにおい移りを防ぐために行う処理のこと。土鍋などの土物は、目と呼ばれる無数の小さな土の穴を塞がずに使ってしまうと、弱くなった部分から亀裂が入ったり、細かな目に匂いがついて取れなくなったりするトラブルのもととなります。こういったトラブルを防ぎ、長く使い続けるために目止めの処理が必要です。

▼正しい目止めの方法はコチラ

土鍋を使っていくと焦げ付きやすいのが悩みになってきます。焦げはなかなか落ちず、たわしを使って力技で落とそうとしても大変です。そこで土鍋を傷つけずに焦げを落とす方法を知っておきましょう。

▼簡単な土鍋の焦げの落とし方はコチラ

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