IH対応ホーロー鍋のおすすめ3選！お手入れ方法も紹介

IHの特徴

家庭用の熱源は「ガスコンロ」と「IHクッキングヒーター」の2種類が主流です。

近年では、安全面やお手入れのしやすさからIHを選択する人が増えていますが「ホーロー鍋はIHでも使えるの？」と気になっている人も多いでしょう。

鍋を発熱させる調理器

IHとは「Induction Heating（電磁誘導加熱）」のこと。IHクッキングヒーターは、ガスや火を使わずに「電磁誘導の原理」で発熱する調理器具のことを指します。

具体的には、プレート上に鍋を置いて電流を流すとコイルから磁力線が発生し、鍋を通る際に「うず電流」となって鍋全体が発熱する仕組みです。

●火を使わないので、炎による引火がない
●ガス代がかからない
●熱効率が高く、素早く全体が温まる
●トッププレートが平らで掃除しやすい
●熱気が充満しにくい

IHにはたくさんのメリットがありますが、基本的に鍋やフライパンは「IH対応」のものを選ぶ必要があります。

IH対応の鍋とは

IHに対応しているかどうかは、見た目だけでは判断しにくいものです。素材をしっかりとチェックして、IH対応・非対応を見極めましょう！

IH対応の鍋

・ホーロー鍋
・鉄鍋
・ステンレス鍋

IH非対応の鍋

・非磁性金属の鍋（アルミ鍋・銅鍋・非磁性ステンレス）
・土鍋
・耐熱ガラス

ただし、IHコンロ本体が「オールメタル対応」の場合に限り、非磁性金属の鍋も使用できます。
また、素材にかかわらず「底が3mm以上反っているもの」や「底が小さいもの」「脚つきのもの」は、熱効率が悪いためおすすめできません。

IH対応のホーロー鍋3選

IHに対応したお手頃サイズのホーロー鍋を紹介します。ガス火にも問題なく使えるため、家に一つ常備しておくと便利です。

ホーロー鍋はここに注意

「ホーロー鍋」とは鉄などの金属素材の上に、エナメルのガラス質を高温で焼き付けたものです。丈夫で傷つきにくく耐久性が高いのがメリットですが、長く愛用するには「正しいお手入れ方法」が必要です。

焦げつきはこすらずに浮かせて落とす

ホーロー鍋の表面は「ガラス質」で、他の金属鍋よりもなめらかでツルツルしています。使用後は中性洗剤を付けたスポンジで擦れば、汚れはすぐに落ちるでしょう。

もし、焦げついてしまった場合は、金属たわしや歯ブラシ、研磨剤入りの洗剤などでごしごしこするのはNGです。以下に手順をまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね。

1. ホーロー鍋にぬるま湯を入れて火にかけ、沸騰したら火を止る。
2. 熱いお湯でしばらくつけ置きする。
3. 焦げついた部分がふやけたら、汚れを洗い落とす。

このとき「大さじ1の重曹と2、3滴の食用油」を加えると、さらに焦げつきが取りやすくになります。

空だきは絶対にしない

ガラスの一種であるホーローは「空だき」すると表面にひびが入ってしまいます。素地の鉄板がむき出しになり、時間が経つにつれてひびわれや錆びが広がっていくでしょう。

空だきをしないように細心の注意が必要ですが、万が一起きてしまった場合は、自然に冷めるのを待ってから水洗いします。「熱せられた鍋に冷たい水をかける」のはNGです！

ホーロー鍋で楽しく調理しよう

IHを導入するとIH対応の鍋が必要になりますが、鉄を素地にしたホーロー鍋なら、ガスでもIHでもほぼ問題なく使えます。ホーロー鍋を選ぶときは、底が丸いものや細いものなど「鍋の形状」に注意しましょう。
快適な調理のために、正しい手入れの仕方も覚えておきたいですね。

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※記載しているカラーバリエーションは、2020年9月現在のものです。
※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果（2020年9月）に基づいたものです。
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