【要チェック】外壁塗装をお得にする自治体の助成金(補助金)を解説!

外壁塗装には、自治体から助成金(補助金)がおりるケースがあるのを知っていますか? ここでは、一般的な制度の概要や、自治体ごとの制度について解説。さらに、東京都北区や埼玉県上尾市、京都府京都市など、地域ごとの事例もまとめています。せっかく助成金(補助金)がでるなら、利用しない手はないですよね。ポイントを押さえて、住んでいる地域の制度を役立てましょう♪

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外壁塗装の補助金、助成金とは

大きな出費になりやすい「外壁塗装」の工事には、自治体から補助金や助成金がおりる場合があります。どのような制度になっていることが一般的なのでしょうか? 補助金・助成金について解説します◎

大きな出費になる外壁塗装

外壁塗装にかかる費用は「80~150万円」ほどが目安といわれています♡ これは一般的な2階建て住宅の塗り替えをするケースで考えられる費用です。

家が二世帯住宅などで大きな場合には、もっと費用が膨らむ可能性がありますよ!

外壁の状態によっても、費用に違いが出てくるため注意しましょう◎ 劣化が進んでいれば、それだけ大がかりな補修が必要です。

同じ面積を塗り直したとしても使う塗料が高ければ、そのぶん費用もかさみます。どの種類の塗料を使うかも、費用を左右する大切な要因です……♡

補助金、助成金を活用できるか確かめよう

高額になるケースが多い外壁塗装工事は「自治体で費用の一部を負担してくれる制度」を設けていることがあります♪

ただし、多くのケースでは、単に塗り直しただけの工事では、対象外です……!

「遮熱塗料」や「断熱塗料」といった省エネに役立つ塗料を使っていることが、主要条件にあげられるでしょう。ほかにも、築年数や耐震基準を満たしていることも必要ですよ♪

工事前後や工事中の写真の提出を義務付けられているケースや、見取り図や平面図の提出が求められるケースもあります◎

不備なくスムーズに申請するために、あらかじめ居住地の自治体にどのような制度があるかを調べましょう!

補助金は枠に限りがあるため注意

助成金も補助金も「返済の必要がない」という点では共通しています……♪ 違いは補助金の場合、あらかじめ「枠」が決められているということです! その年の定員に達していると、応募しても採用されることはないでしょう。

採用の可否が決められる方法はさまざまです。先着順の場合もあれば、期間中受け付けて定員を超えたら抽選という場合もあります。

補助金に応募するためには、定められた要件を満たしたうえで、指定の書類を提出する必要があります。何が必要かを確かめ、不備のないようにしましょう♡

どんな外壁塗装が対象となるのか

補助金や助成金の対象となる工事には、どのような種類があるのでしょうか?

自治体の制度によく見られるケースを紹介します♪ ただし、自治体ごとに詳細が違う点には、くれぐれも注意しましょう◎

遮熱塗料の塗装で省エネが期待できる改修など

自治体の補助金や助成金を受けられる可能性の高いケースとして「省エネ効果が期待できる塗り替え」があります。遮熱塗料や断熱塗料を使用しているケースです◎

これらの塗装工事は、一般的な塗料を使う場合よりも高額なため、個人で費用を負担する場合には「予算の都合で利用できない」と断念することもあるでしょう……。

そこで、自治体が一部費用を負担して、省エネ効果につなげられる工事を後押ししているのです♪

補助金や助成金が受けられるということになれば、負担する費用は変わらずに遮熱塗料や断熱塗料を使えますよ♡

塗料のタイプに条件の明記がない自治体も

ただし、こうした制度は、自治体ごとに制度内容が違います。細かく条件をしている自治体もあれば、特別決まりを設けていない自治体もあるのです◎

多くの自治体で塗料の種類が指定されていますが、なかには特に指定されていない自治体もあります♪ 例えば、東京都豊島区が該当するでしょう。

自治体ごとに違った規定があるため、補助金や助成金の利用を検討しているなら事前のチェックが重要です!

関東の補助金、助成金

ここでは、実際に自治体の制度を紹介します♪

関東の自治体では、どのような補助金や助成金の制度があるのでしょうか? 利用する際の参考にしましょう。

東京都北区は区内中小事業者による工事が条件

「東京都北区」が設けている制度では「区内の中小事業者で施工する」ことが条件です。同じ工事をした場合でも、大手企業や区外の事業者に依頼した場合には、利用できません……◎

10万円以上の工事で、10万円を上限に費用の20%を負担してくれます。ただし、年度ごとに予算と枠数が決められている点に注意しましょう! 制度の利用は1回のみですよ♡

また、外装工事の場合、工事前後の日付入り写真に加え、工事中の写真も提出する必要があります! 前後の写真だけでは、施工されたかどうか判別が難しいからです♪ 工事中も忘れずに写真を撮りましょう。

埼玉県上尾市は省エネ改修で上限20万円

省エネリフォームをする場合に受けられる補助金を設けているのは「埼玉県上尾市」です♡ 20万円を上限に費用の10%を負担してくれますよ♪

補助金は省エネリフォームであることが条件で、遮熱塗料や断熱塗料の使用が必要です! 市税の滞納がないことや、塗り替えする住宅に建築基準法違反がないことも条件に含まれています。

制度を利用するには条件をすべて満たしたうえ、申請書と必要書類をあわせて提出しましょう◎

群馬県高崎市は屋根の塗装も対象

「群馬県高崎市」の制度でも「環境改善に役立つリフォーム」の一部費用を助成してもらえます♪ 外壁塗装も省エネに役立つものなら対象です! 同様に屋根の塗装も制度でカバーされますよ♡

太陽光発電でも利用可能ですが、こちらは労務費のみが対象となる点に注意しましょう。

対象の工事は費用が20万円以上のケースです。20万円を限度に工事費用の30%が支給されます◎ 工事を依頼するのは市内の業者に限定されることも注意しましょう。

高崎市の場合は、さらに所得制限があります! 世帯員の中に前年度の所得が400万円を超えている人がいると、制度は利用できません。

関西の補助金、助成金

関西の自治体でも、外壁塗装に対して補助金や助成金を設けています。どのような制度があるのか、二つの自治体を例に見てみましょう。

京都府京都市は市内業者の利用が対象

京都府京都市では、市内にある業者の利用を条件にした補助金があります◎

補助金の上限は50万円と定められていますが、上限に達するまで何度でも利用できるのが特徴です……♡

ただし交付申請が成立する前に契約した工事に関しては、対象外となってしまいます……。契約や申請の手順には、十分注意しましょう!

外壁塗装は遮熱工事をする場合に対象となるため、指定の塗料を用いることも必要です◎ 遮熱塗料で塗り替えの場合、25㎡以上なら1万5,000円、50㎡以上なら3万円が補助されます♪

和歌山県海南市の若者世帯は補助金増額

「若者世帯を優遇する制度」があるのは「和歌山県海南市」です◎ 通常は費用が10万円以上の工事に対し、10万円を上限に工事費の1/10を補助する制度ですが、若者世帯は20万円を上限に工事費の1/5にアップします♡

優遇される若者世帯は、夫婦どちらかが40歳以下で中学生以下の子どもを養育中の世帯か、結婚5年以内の世帯です。

所有者の同意さえあれば賃貸物件でも補助の対象となります! 賃貸物件に住んでいても許可さえもらえれば、補助を受けながらリフォームが可能ですよ♪

補助金制度には募集期間が設けられており、応募数が多い場合には抽選で対象者が決定されます◎

条件や着工タイミングに注意しよう

外壁の塗装工事に利用できる補助金や助成金の制度は、自治体ごとに定められています◎ 住んでいる自治体によって、条件や手続きの手順が違うのがポイントですよ♡

制度を利用して塗り替えをおこなうなら、事前の情報収集が欠かせません。抜けや漏れのないように手続きをして、お得な制度を利用しましょう!

※賃貸物件の場合、退去の際に原状回復を行う義務があり、修繕費用が必要となる場合があります。必ず賃貸借契約書を確認の上で、家主や管理会社の許可を取ってから作業を行いましょう。

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