お子さんに大人気♪「絶対に押しちゃいけないボタン」ってなあに?

絵本を読むときのお子さんを想像してみてください。多少は反応があるものの受動的なことがほとんどではないでしょうか? 今回紹介するビル・コッターさんの『ぜったいに おしちゃダメ?』(サンクチュアリ出版)はそれとは逆。お子さんと一緒に能動的に楽しめる絵本なのです。ここでは、発売されるやいなや話題沸騰となり、シリーズ累計40万部突破した魅惑の作品を深掘りしていきます!

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子どもの性格が垣間見える不思議な絵本

『ぜったいに おしちゃダメ?』はボタンが描かれている不思議な絵本。案内人の不思議なキャラクター、ラリーが「1つだけルールがあるよ」と語り、子どもたちに押してもダメ、考えてもダメとお願いするところから始まります。

しかし中盤になると「誰も見ていないから押しちゃおう」とラリーの囁きが!

いざボタンを押すとラリーがあられもない姿になってしまいます。何とか彼を元の姿に戻そうと、ありとあらゆる手段を試しますが……さて、ラリーはどうなってしまうのでしょう? 

子どもが食いつく構成がニクい!

この本の魅力は「構成」にあります。まずは冒頭で「ボタンを押してはダメ。ボタンを押したらどんなことが起こるのか誰も知らないよ」と明確にルールがあることを示します。「オッケーここにはボタンをおす子はいないようだ」とまとめ、自分たちが“ルールを守れる子”だと認識させます。

でも押したいものは押したい……。

ページをめくるたびに「押したらどうなるんだろう」と煽りきった後、突然「押しちゃおう!」と促すのです。

読み進めていくと、絵本に触れることはもちろん、ふったり、こすったりとアクティブに絵本が楽しめる展開に。最後は「好きなだけボタンを押していいよ」と「押したい!」という溜まったストレスをすべて放出させるのです。

我慢させて、体を使って楽しませて、スッキリさせて……エンターテインメントのすべてが詰まった絵本に子どもが食いつかないわけない!

「面白い」だけじゃない細かな点にも注目!

本作は2〜6歳向けなのですが、興味をそそるように配慮がなされている表紙にも注目です。ボタンが描かれているのですが、あえてボタンの絵のみ質感を変えており“触りたくなる”演出が施されているのです。

大人でも触りたくなる同作品。本屋さんに行けば、子どもたちも興味を持つに違いありません。ぜひ、手にとって読んであげてくださいね!

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