水槽のコケを取るには。おすすめの道具やコケ取り生体を紹介

アクアリウムには、コケの発生がつきものです。今回は、コケが生える主な原因と便利なコケ取り道具、貝などのコケ取り生体について解説します。水槽内の環境や水槽の大きさ、海水か淡水かによってコケ取り方法が異なるので、本記事を参考にしてください♪

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水槽のコケの発生原因

アクアリウムを楽しむ上で避けて通れないのがコケの発生です。水槽のコケはなぜ発生するのでしょうか。

コケは胞子で繁殖をする生物です。普段は目に見えませんが、実は空気中や水道水の中など生活環境のいたるところにコケの胞子は存在します。

水槽内には、水や生き物のほかにも餌の食べ残しやフンといった養分が多いためコケが繁殖しやすい状態です。さらに、いくつかの要因が重なるとコケが大量発生する原因となります。

水質の悪化により発生

水槽の大きさに見合っていない量の生き物を飼育していたり、水槽のメンテナンスやろ過が不十分だったりすると水槽内のバランスが崩れ、水質が悪化することがあると言われています。

水槽内のバランスを保つためにも水槽に入れる生き物の数は、専門店スタッフの意見を聞きましょう。

また、ろ過装置をつけていても、定期的に水の入れ替えやバクテリアの追加、水槽のコケ掃除といったメンテナンスはコケ対策には欠かせません。

光が当たりすぎている場合も

アクアリウム専用の照明や直射日光に水槽が当たりすぎないよう注意が必要です。

光を当てることで水温が上昇し、水質悪化を招くことからコケの発生につながります。また、コケは光合成で成長する生き物です。

さらに、水槽内の生き物も長時間強い光に当たるとストレスから弱ることがあります。水草の生育のために光をたくさん当てる人もいるようですが、やりすぎは禁物です。

水槽を照明に当てるときはタイマーを使って1日8時間以内にしたり、窓辺や日当たりのよい場所に水槽を置きたい場合は日よけを使ったりしましょう。

水槽のコケ取りに便利な道具を紹介

主なコケの発生原因に気をつけていても、コケの発生を完全に抑えることはできません。ただしコケ取りなどの水槽内の掃除を定期的におこなうことで状況を改善したり、悪化しないようにすることは可能です。

水槽のコケ取りに便利なおすすめのアイテムを紹介します。

しっかり取れる刃付きの《プロレイザー》

軽い力で水槽内のコケがしっかり取れる《プロレイザー》は、ガラスの水槽に向いたコケ取り道具です。シャフト部分のカミソリで水槽の壁面についたコケを削り落すことができます。

付属のジョイント部分に接続することで最長66㎝になるため、大きな水槽の掃除や水槽に手を入れたくない人におすすめです。

こちらの商品は替え刃10枚付き。古い刃でのコケ取り作業はガラスを傷つける可能性があるため、気軽につけ替えできる量が付属されているのはうれしいですね。


●商品名:《プロレイザー スクレーパー 替え刃付(10枚)》

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手を濡らさない《浮くりーなー》

こちらは、水槽の外側からコケ取りができるクリーナーです。強力マグネットの力で、初期段階であれば簡単にコケが落とせます。こびりついた硬いコケでも複数回往復させると効果があるようです。

落としたコケは後で水槽内から取り除く作業が必要ですが、曲げガラスにも対応している《浮くりーなー》はコケ取り作業を劇的に楽にします。

水槽内の水に手を入れる必要などもなく、コンパクトなアイテムなので収納場所を選ばない点もおすすめの理由です。

●商品名:《浮くりーなー M ホワイト》

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100均商品もおすすめ

100均には水槽のお掃除に使える商品が多数売られています。

コケを削り取るためには三角定規や粘土用のヘラ、こすり落とすためにパイプ用ブラシやメラミンスポンジなどがおすすめです。

身近で購入できるうえに、掃除でがっつり掃除道具が汚れて1度きりしか使えなくなることもあるので、気兼ねなく使える100均アイテムは水槽のコケ取りに最適なアイテムといえますね!

コケ掃除をしてくれるコケ取り生体も

家庭のアクアリウムでも気軽に飼育できる、コケが大好物のエビや貝・魚がいるのはご存知ですか? こうしたコケを食べる生き物はアクアリウム愛好者には「コケ取り生体」とよばれています。

コケ掃除が得意なコケ取り生体はどういったタイプを選ぶとよいのか見ていきましょう。

淡水・海水やコケに合わせた貝などを選ぶ

水槽内で飼うだけでコケ掃除をしてくれるコケ取り生体ですが、水槽の水が淡水か海水かによって種類が異なります。

海水には「ヤエヤマギンポ」「スマイリーブレニー」「マガキ貝」がおすすめです。海水に発生することが多い茶ゴケを食べます。

淡水には「オトルシンクス」「ブラックモーリー」「ヤマトヌマエビ」「石巻貝」などが有名です。

オトルシンクスは茶ゴケ、ブラックモーリーやヤマトヌマエビは糸状ゴケなどを好みます。石巻貝はどちらのタイプのコケも対応可能です。

コケ生体の品種によって向いている水槽のサイズ、飼育のポイントが異なります。

また、それぞれメリット・デメリットがあるので、購入の際はショップスタッフによく相談しましょう。

大型水槽には「プレコ」がおすすめ

コケ取り生体のなかでも、見た目が華やかで寿命が長いプレコはおすすめの品種です。プレコは50cmほどまで成長するため大型水槽での飼育が向いています。

ナマズの一種ですが、黒や茶色地に白ドットのかわいらしい模様が人気の理由です。フリルのようなゴージャスなヒレも愛される理由の1つといえます。

成長によって大きくなるだけでなく、気性が荒くなるプレコもいるようです。藻状の茶ゴケを好みますが、食欲旺盛なので水槽内のコケだけでは足りず飼育用の餌が必要なケースも……。

そのため、プレコ数匹や小型の熱帯魚との同時飼育はおすすめできません。しかし、中型や大型の他の熱帯魚とは同時飼育は可能なようです。

コケを取っていつでもきれいな水槽に

アクアリウムを楽しむためにはコケ取りは必須です。水質が悪化しないように餌の与えすぎや光の当て過ぎには注意しましょう。

また、定期的なメンテナンスやコケ取りも欠かせません。コケ取りに便利な道具は、ネットショップや100均でも購入できます。

また、コケ取り生体の飼育もおすすめです。コケ取り生体それぞれの特徴をよく理解して飼育しましょう。

発生したコケには適した方法で対処し、いつでもきれいな水槽でアクアリウムが楽しめると良いですね♪

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