サンダルの正解は生脚orストッキング?今ダサくないスタイルとは

サンダルを履く時はストッキングを選びますか? それとも素足派ですか? 最近はサンダルに靴下を合わせるコーデがトレンドとしてピックアップされることも。30代以上の女性は、サンダルを履く時に、どんな足元を選べばよいのでしょうか。スタイリストの石川ともみさんに伺ってみます!

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サンダルとストッキングの組み合わせの正解って?

【編集部】
「今回のテーマは、夏のストッキングです。前回の30代以上の【TPO・色選び・はき方】に続いて教えていただきたいのが、ストッキングとサンダルの組み合わせについてなんです。」

【スタイリスト 石川さん】
「聞かせてください。」

【編集部】
「今、30代〜40代の方が20代のころは、なま脚にサンダルが普通でした。でも、最近の20代のファッションでは、スポーティなサンダルに靴下を合わせたりすることもありますし、爪先の出るサンダルでもストッキングをはくスタイルを見かけることが増えてきた気がしていて……。

馴染みがないからか、『これが今のトレンドなの?』と思うこともあって、ストッキングメーカーのアツギさんに聞いてみたんです。」


「ソックスの下にプレーン(無地)ストッキングをはいている20代の方はよくお見かけしますね。ストッキングをはくと脚がきれいに見えると気が付いて、ソックスから覗く部分をきれいにみせたくてはいていらっしゃるのではないかと思います。

実際に、アツギが実施した2015年の調査データでは、全年代(20代前半、20代後半、30代、40代、50代、60代)の平均と比べると、20代はストッキングの着用率が10ポイント以上高いことがわかっています。

全年代平均の着用理由の1位は「素足で靴をはきたくないから」(51.5%)なのですが、20代では「脚をきれいに見せたいから」(47.0%)が最も多く、1位でした。」(アツギ株式会社 広報 山岸さん)

【スタイリスト】
「サンダルとストッキングを合わせる若い世代の方は、たしかに増えてますよね。

とはいえ、つま先に切り替えがあったり、かかとに補強があるストッキングをサンダルと合わせてしまうのは、ファッションとしてNGだと思います。

なにより、30overの女性がそれをしてしまうと、おばさん見えしてしまうはずです。」

【編集部】
「そうですよね。30overの女性としては、どうすればいいのでしょう?」

【スタイリスト 石川さん】
「TPOの問題を抜きで考えれば、サンダルを含めた靴とストッキングの組み合わせは、靴のデザインやファッションによって変わりそうですね。

まずはパンプス、スニーカー、サンダルの3つに分けて、ストッキング等とのベストな組み合わせを解説しましょう!」

パンプス・スニーカー・サンダル×ストッキングなどとのベストな組み合わせって?

●パンプス
必ずストッキングを合わせましょう。オフィスファッションなどきれいめなスタイルのときは、この組み合わせがベストです!

●スニーカー
スニーカーは靴下かフットカバーが正解。スニーカーとストッキングの組み合わせは、おばさん見えしてしまいます。

●サンダル
カジュアルスタイルのときは、コンサバ感のあるストッキングはミスマッチ。素足で履くと健康的に見え、ファッションともイメージが合います。ただし、露出は控えめにするのがポイントです!

きれいめスタイルの時は、ストッキングをはいた方が上品になります。指が出るサンダルの時は、指先がストッキングで覆われていると野暮ったくなるので、つま先が開いているストッキングが◎ 指の部分がちゃんと見えるストッキングで、もちろん切り替え部分が上手にサンダルで隠れるものを選びましょう。


【スタイリスト 石川さん】
「また、30代以上の女性がサンダル×生脚スタイルをするときには、肌が露出される範囲をできるだけ小さくした方がいいでしょう。どんなにスタイルが良くても、リゾートファッション以外では、肌をたくさん露出すると逆に老けて見えてしまうんです。

膝がでてしまうファッションなら、サンダルをやめて、パンプス×ストッキングのスタイルの方が素敵ですよ♪

サンダルを生脚で履く時には、保湿に気をつけましょう。かさついた肌は年齢を感じさせてしまうので、オイルやクリームを塗るといいですね。ただし、ギラギラはNGです! 」

【編集部】
「なるほど。靴とストッキングや靴下の組み合わせの定番はこのようになっているんですね。そうなると、今夏のトレンドボトムスとシューズ、ストッキングなどの組み合わせも気になってきました。」

ということで、スタイリストの石川ともみさんに、2018年夏のトレンドボトムスと合わせたいシューズ、そしてストッキングなどの組み合わせについても伺いました♪

「クロップド丈とは、6〜8分丈のことです。クロップド丈のチノパンツは、2018年のトレンドボトムス。チラリと覗く足首が、スタイルアップを叶えてくれますよ。」(石川さん)

●クロップド丈のチノパンツ×パンプス
きれいめに着こなすときには、パンプスをチョイス。夏はひざ下丈のストッキングを合わせると涼しく過ごせます。

●クロップド丈のチノパンツ×スニーカー
スニーカーを合わせるときは、足首は隠れないよう、フットカバーを選ぶのがおすすめです。

「膝からふくらはぎの中央が隠れるくらいの長さで、使い回しのしやすいミモレ丈のスカートは、ここ数年人気が継続中です。そのなかでも2018年は、タイトスカートがトレンドです。すっきりしたボトムスのシルエットが、大人の着こなしを演出してくれるおすすめのアイテムです。」(石川さん)

●ミモレ丈のタイトスカート×パンプス
上品な印象のミモレ丈のタイトスカートには、パンプスを合わせる着こなしがしっくりきます。夏でも、素足ではなくストッキングを履く方が、ボトムスの雰囲気にぴったりですよ。

●ミモレ丈のタイトスカート×スニーカー
パンプスとは反対に、ストッキングと合わせてしまうとたちまちおばさん感がでてしまうのが、スニーカーです。フットカバーを合わせて、ヘルシーな足元に仕上げましょう。

サンダルを履く時にストッキングを選ぶかどうかは、ファッションによって変えるのが大人の女性ファッションの正解のようですね。

最近のストッキングは、素肌感のあるものがたくさん登場していて、はいた方が脚のお悩みを上手にカバーできることも! つま先が開いているタイプなども上手に活用して、夏のファッションを楽しみたいですね♪

スタイリスト 石川ともみさんプロフィール

【石川ともみ(いしかわともみ)】
スタイリスト/ファッションディレクター
撮影スタイリングの他に、企業のファッション企画アドバイザー・メディアへの出演・パーソナルスタイリングを行う。

女優・タレント・広告のスタイリストアシスタントを経験したのち独立。資生堂主催のスタイリストコンテスト、BeautyStylistCupグランプリ。

・メディア NHK女神ビジュアル(番組企画監修含む)、日本テレビZIP!、J-WAVE TOKYO MORNING RADIO、読売新聞、anan、with、Steady 他

●イラスト 宇治田エリ

●協力:アツギ株式会社
    TEL:046-232-2450

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