ソーラーパネルが壊れることってあるの?気になる強度や災害時の補償をチェック!

基本的にはメンテナンスフリーで、長期運用ができるといわれることが多いソーラーパネル。しかし、ずっと屋外にあるのにあまりメンテナンスの必要もないなんて、いったいどれくらいの強度なの? 災害が起こったときにも耐えられるの? と疑問に思ったことはないでしょうか。今回はそんな疑問にお答えしながら、ソーラーパネルが壊れてしまったときの対策についてもご紹介します。

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ソーラーパネルの強度ってどれくらい?

ソーラーパネルはそもそも屋外に設置することを前提としているものですから、ある程度の強度が保証されていると考えられます。たとえば、ソーラーパネルを覆うガラスは、JIS規格(日本工業規格)の強度を持つ強化ガラスです。JIS規格の強度とは、高さ1mから227gの硬球を落としても耐えうる強さを示しています。

また、ソーラーパネルを屋根に取り付ける際は、建築基準法に定められた強度をもとに設計されるので、瞬間最大風速60m/sまでの風には耐えることができます。いわゆる“暴風”とは、風速25m/s以上の風のことを指すので、よほど大きな災害が起こらない限り、ソーラーパネルが外れてしまったり、吹き飛ばされてしまったりする心配もなさそうです。

万が一ソーラーパネルが壊れたら?

このように、基本的にはしっかりと強度が保たれているソーラーパネル。しかしたとえば、ぶつかった物が尖っていたり硬かったり、当たりどころが悪かったり、あるいは、ソーラーパネルそのものに不具合があったりなどで、パネルにヒビが入ってしまったり割れてしまったりする可能性ももちろんあるでしょう。そのようなとき、ソーラーパネルの補修や修繕は、消費者が自己負担でおこなわなければならないのでしょうか?

【メーカー保証があれば無償で対応してくれる】
太陽光発電システムにはほとんどのメーカーにて、10年以上の長期間にわたり、無償で保証がついています。つまり、保証期間内であれば、ソーラーパネルの定期メンテナンスをはじめ、壊れた部分の修繕や、交換が必要な場合の取り替えにも無償で対応してくれます。

【製品保証と出力保証】
メーカー保証には大きく分けて、「製品保証」と「出力保証」の2つがあります。製品保証とは、ソーラーパネルに不具合が起きたり、ソーラーパネルが壊れてしまったりした場合に無償で修理などの対応をおこなうことです。一方、出力保証とは、何らかの異常によって保証の範囲内の発電性能を下回ってしまった場合に、その原因を見つけ、無償で修繕や部品の交換に対応してくれることをいいます。

ソーラーパネルや太陽光発電システムは、数十年単位での長期運用が前提です。そのため、このように手厚いメーカー保証があることは、消費者にとっては大変安心できることでしょう。しかし実は、製品保証にしても出力保証にしても、メーカーが無償で対応してくれるのは太陽光発電システムを通常どおり使えている場合のみ。

たとえば、自然災害によってソーラーパネルが破損したなどのケースでは、メーカー保証は適用されないのです。

災害による破損は「自然災害補償」で!

いくらソーラーパネルがしっかりとした強度で作られているとしても、想定を超える自然災害に見舞われることもあるでしょう。災害の影響でソーラーパネルが外れてしまったり、破損してしまったりした場合の対策を考えておくなら、製品にあらかじめ「自然災害補償」をつけておくのがおすすめです。

【自然災害補償の適用範囲】
自然災害補償とは名前のとおり、自然災害が原因で起こったソーラーパネルの破損などに対し、修繕や交換にかかる費用を補償してくれるものです。一般的に、自然災害補償の対象となる災害は、以下の8つです。

・火災 ・落雷
・風災(台風、暴風雨など) ・ひょう災
・雪災(雪崩など) ・水災(洪水など)
・爆発(破裂) ・倒壊(物体の飛来などを含む)

“自然災害”補償とはいえ、地震やそれにともなって発生することも多い津波、噴火などの自然災害による破損は対象外となる場合が多いことに注意が必要です。補償の範囲は各メーカーによって異なるので、契約の前にきちんと確認しておきましょう。

また、メーカー保証がほとんどの業者で無償である一方で、自然災害補償の場合は、無償としている業者と有償としている業者とに分かれます。さらに、自然災害補償自体を設けていない業者があることも気をつけておきたいポイントのひとつです。

【自然災害補償に対応していなければ火災保険を適用しよう】
現在契約している業者に自然災害補償がなくても、万が一のときには現在ご加入の火災保険を適用することが可能です。ソーラーパネルも基本的に、屋根に付属の設備、あるいは家財などの扱いで、火災保険の補償範囲に含まれます。

もちろん、規定は保険によって異なるので事前に確認しましょう。また、火災保険の場合も、地震や津波、噴火といった自然災害による影響は補償されないケースが多いことにご注意ください。

まとめ

いかがでしたか? ソーラーパネルを長く活用していくためには、質の高いソーラーパネルを選ぶ、信頼できる優良な業者に取り付けをお願いする、といったことが重要なのはいうまでもないこと。しかし、これらの点に気をつけていても、自然災害による影響だけは人の手でどうにかなるものではありません。もしものときに備えて、ソーラーパネルの「自然災害補償」について、今一度確認してみてください。

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