【2023年】給湯器の補助金はいくらもらえる？条件や申請方法を解説

給湯器に使える補助金の一覧

※：こどもエコすまい支援事業は予算上限に達したため交付申請（予約含む）の受付を終了しています。詳しくは公式サイトを確認してください。

【国】高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業

高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業は、家庭のエネルギー消費における占有率が高い給湯分野で導入支援を行うことで、「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」達成を目的とした支援事業です。

補助金申請の流れ

補助金申請に必要な書類

高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業に関しては申請に必要な書類の詳細が未定となっており、上記に加えて別の書類が必要になる可能性があります。

詳細は工事を依頼する登録事業者に確認してください。

【国】こどもエコすまい支援事業

こどもエコすまい支援事業は、エネルギー価格高騰の影響を受けやすい子育て世帯（※1）・若者夫婦世帯（※2）に対して省エネ投資の支援を行うことで、2050年に向けたカーボンニュートラルの実現を図る事業です。

2023年9月28日をもって予算上限に達したため、現在は受付を終了しています。詳しくは公式サイトを確認してください。


※1：申請時点において子（年齢は4年4月1日時点（※3）で18歳未満）を有する世帯
※2：申請時点において夫婦かつ令和4年4月1日時点（※3）でいずれかが39歳以下の世帯
※3：令和5年3月31日までに建築着工するものについては、令和3年4月1日時点

補助金申請の流れ

補助金申請に必要な書類

※：分離発注の場合、すべての事業者との工事請負契約書

【自治体】独自に設けている給湯器の補助金

国の制度以外にも、各自治体ごとに独自の補助金制度が使える場合があります。

東京都世田谷区を例に挙げると、エコ住宅補助金として高効率給湯器の設置などに補助金の交付を行っています。単独での申請はできず、外壁などの断熱改修や窓の断熱改修などと併せて工事する必要がある点には注意です。

補助金申請の流れ

補助金申請に必要な書類

世田谷区以外にも各自治体が独自に補助金制度を設けているため、給湯器の補助金を受けたいと考えている方は住んでいる地域の補助金制度を確認してください。

給湯器で補助金を受ける際の注意点

予算が上限に達したら申請受付が終了する

補助金制度には定められた予算があり、補助金の交付申請額が予算に達すると申込期間中でも終了する可能性があります。補助金の申請ができなければ、その年度中は補助金を受け取ることができないため注意です。

特に国からの補助金制度は先着順になっているため、リフォームする予定がある場合は早めの工事をおすすめします。

条件や給付の流れは制度によって異なる

補助金制度によって申請方法やタイミング、提出書類などが異なります。

特に自治体が独自に設けている補助金制度は多種多様です。住んでいる自治体の給付条件や申請方法などをチェックしましょう。

補助金は併用できる場合とできない場合がある

給湯器の補助金制度はいくつかありますが、すべてを併用できるわけではない点に注意が必要です。例えば、国からの補助金と自治体の補助金を併用する場合、自治体の補助金が国庫から給付される場合は不可など条件つきになっているケースもあります。

制度によって併用の可否が変わりますので、工事の見通しが立ったら登録事業者や自治体の担当者へ確認をしましょう。

補助金の対象になる給湯器の例

高効率給湯器とひとえにいっても種類はさまざまです。ここでは、補助金の対象としてよく挙げられている給湯器について解説します。

エコジョーズ

エコジョーズはガスでお湯を沸かすガス給湯器です。

瞬間式と貯湯式の2種類があり、瞬間式は水道の配管を加熱してお湯を沸かします。一方で貯湯式は貯湯タンクの水を温めてお湯を沸かします。

エコジョーズの機器例

エコキュート

エコキュートは電気ヒーターで水を沸かす電気給湯器です。

ガスのように火を扱わないため、比較的安全にお湯を沸かすことができます。深夜電力などを活用すれば、光熱費を抑えることも可能です。

エコキュートの機器例

エコフィール

エコフィールは排ガス中の熱を再利用する石油給湯器です。

お湯を沸かす際に発生する温水機器の排熱を利用することで省エネを実現しています。灯油の使用量を減らしてCO2削減にも貢献できるのがポイントです。

エコフィールの機器例

ハイブリッド給湯機

ハイブリッド給湯器は、ガスと電気を併用する給湯器です。

ガスの力でお湯をすぐに沸かし、電気の力で温めたお湯を保温するというような使い方をします。

ハイブリッド給湯器の機器例

給湯器のリフォーム業者はリショップナビで探そう

給湯器の補助金を受け取りつつ、リフォーム費用はできるだけ安く抑えたいという方はリショップナビの無料一括見積もりサービスがおすすめです。

リショップナビは、見積もりを30秒ほど＆簡単操作のみで依頼でき（電話でも対応可能）、要望に応じてコンシェルジュが最大5社を紹介、その中から最安値の会社はどこなのかを比較・検討できるサービスです。

紹介されるリフォーム会社は、保証内容や過去実績など、復数の審査項目をクリアした会社のみとなっており、提携企業は1,500社以上。利用者の口コミも見られるため、安心してリフォーム会社を選べるのがポイントです。

給湯器の補助金を受け取るだけでなく安くリフォームしたい方は、この機会にぜひお試しください！

給湯器の補助金に関するQ&A

ここからは、給湯器の補助金に関する疑問をQ&A形式で答えます。

Q1. 給湯器の交換で補助金が出る2023年の制度は？

A. 2023年実施の給湯器補助金制度は3つです

ただし、こどもエコすまい支援事業は2023年9月28日に予算上限に達し、現在は受付を終了しています。詳しくは公式サイトを確認してください。

Q2. 給湯器の補助金はいつまで？

A. 年度の始まりから予算上限に達するまでです

補助金には予算上限が決められており、申請金額が予算上限に達すると申請期間が過ぎていなくても打ち切る可能性があります。

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※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果（2023年10月）に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。