家の外壁を自分で補修する方法!業者に任せた場合の費用相場も解説

新築当時はきれいだった外壁も、経年劣化とともにひび割れやチョーキングなどの劣化が見られるようになります。この記事では、劣化した外壁を自分で補修する方法や、業者に依頼した場合の費用などを解説します。

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補修が必要な外壁の劣化症状

  • ひび割れ
  • コーキングの劣化
  • 鉄部のサビ
  • 穴・へこみ・欠け・傷
  • カビ・藻・コケ
  • チョーキング
  • 浮き・膨らみ・反り・剥がれ

経年劣化によるものから、環境が原因で劣化するものまで幅広くあります。

劣化の症状が悪化するほど大規模な補修工事が必要になってしまうため、見つけ次第すぐに補修を検討しましょう。

以下の記事では、劣化症状ごとに確認方法や対策を解説しています。

外壁の補修はDIYと業者どちらがいい?

ちょっとしたひび割れやチョーキング程度なら「DIYした方が安く済む」と考えている方もいるでしょう。

しかし、2階建て住宅など高所での作業は落下の危険性があるほか、外壁の補修が中途半端だと、かえって劣化を悪化させる原因にもなりかねません。安全面と品質の両方から見ると、DIYではなく業者に任せた方が良いでしょう。

DIYできる範囲と業者に任せるべき範囲

DIYしても大丈夫な場合

小さなひび割れやコーキングの補修

業者に任せた方がいい場合

高所での作業、外壁の全面塗装、外壁材の交換など

自分で外壁の補修ができるのは、小さなひび割れ程度です。

しかし、ムラのない外壁塗装や外壁材の交換などは、DIYでどうにかできる補修の域を越えています。「餅は餅屋」ということわざのように、外壁の補修を専門としている業者に任せるのがおすすめです。

また、業者に依頼する場合は補修ではなく修理ができるのが大きなメリット。補修はあくまでも一時しのぎにすぎないため、思い切って修理(リフォーム)するのも良いでしょう。

外壁の補修をDIYする方法

  • 外壁のひび割れ
  • コーキング
  • 外壁の剥がれや色あせ

外壁のひび割れをDIY補修

  1. 1.外壁のカラーにあう補修材を用意
  2. 2.ひび回りを濡らしてから補修材を内部に押し込む
  3. 3.塗膜が硬化するまで15~20時間ほど待つ

モルタルの場合はセメント粉でひび割れをふさぐDIYができます。

ひび割れの範囲が狭い場合はスティックタイプ、広い場合はスプレータイプのセメント粉がおすすめです。

コーキングをDIY補修

  1. 1.養生テープでひびの回りを養生する
  2. 2.コーキングに下塗り材を塗布する
  3. 3.コーキングガンに入れたコーキング材を塗布する
  4. 4.硬化するまえにヘラでコーキング材をならす
  5. 5.養生をはがして1~2日乾燥させる

コーキングにひびが入っていた場合は、コーキング材を上から塗布することでひび割れを埋めることができます。

外壁の剥がれや色あせをDIY補修

  1. 1.高圧洗浄機で外壁を洗浄する
  2. 2.ひび割れがあれば補修する
  3. 3.塗料を塗りたくない場所を養生する
  4. 4.ローラーやハケで下塗りを行う
  5. 5.中塗り・上塗りの二度塗りを行う
  6. 6.上塗りを乾燥させる

手が届く範囲の剥がれや色あせなら、外壁塗装を自分で行えます。

作業が広範囲もしくは2階以上の高所などの場合は、塗りムラなどの品質や安全面を考えて業者へ依頼してください。

外壁補修を業者に依頼した場合の費用相場

塗料

2階建て(85㎡)

アクリル

10〜15万円

ウレタン

12〜17万円

シリコン

19〜30万円

フッ素

27〜40万円

無機

36〜44万円

遮熱

38〜47万円

その他

2階建て(85㎡)

足場代

5〜9万円

付帯部

12〜15万円

飛散防止ネット

1〜2万円

高圧洗浄

1〜2万円

養生

2〜3万円

コーキング

9〜14万円

外壁の補修は、洗浄から塗料の塗布まで外壁塗装と同じ流れで行います。

外壁塗装の費用の目安は上記の通り。塗料代で大きく異なるほか、高圧洗浄や養生、コーキングでも数万~十数万円の費用がかかります。

完全に外壁を修理する場合は壁材ごと交換するなどの大がかりな工事となり、さらに費用がかかるため要注意です。

※参考:日本住宅保全協会 お役立ちメディア

火災保険でコストを抑えられる

台風や大雪など、自然災害が原因で外壁の補修が必要になった場合は、火災保険が使える可能性があります。

どれくらいのコストが抑えられるかは、加入している保険の補償内容によって異なります。

外壁補修をどこに頼むか迷ったときは業者比較サービス

外壁補修は業者によって費用が異なるため、どこに頼むか迷ってしまいます。

ここでは外壁補修に対応している塗装業者の比較サービスを紹介します。

ヌリカエ

出典:ヌリカエ

ヌリカエは、外壁塗装の相場を調べられるサービスです。

質問に答えていくだけで、外壁塗装の相場や助成金の有無などがわかります。全国2,000社の中から、自分の要望にあった業者をピックアップしてくれるのがうれしいポイント。クレームが多い企業は強制退会する仕組みで、優良企業が残るサービスとなっています。

まずは気軽に入力フォームで選ぶだけの無料見積もりをしてみましょう!

外壁塗装プランナー

※ 事業者運営サイト全体の問合せ件数
※ 実査委託先:ゼネラルリサーチ(2018年度調査)

外壁塗装プランナーは、外壁塗装の専門スタッフが利用者の要望をヒアリングし、適した外壁塗装業者を提案してくれるサービスです。

見積もりは無料の現地調査を行ってから。物件構造や外壁の劣化具合を参考に、補修した際の見積もりを提示してくれます。どのような外壁塗装業者を選んだらいいかまったくわからない人におすすめのサービスです。

外壁の補修に関するよくあるQ&A

ここでは、外壁の補修の疑問をQ&A形式で答えます。

Q. 外壁補修は自分でできる?

A. 外壁の小さなひび割れやコーキングの補修ならDIYできる場合があります

ただし、足場が必要な高所や劣化が著しい箇所はDIYをおすすめしません。外壁補修の多くは専門業者の知識や技術が必要になるため、劣化した状態を伝えたうえで補修を依頼をして任せましょう。

Q. 外壁補修の頻度は何年くらい?

A. 10年に1度は定期点検をしてもらいましょう

外壁補修が必要なほどの劣化がなくても、定期点検をしておくと早期発見につながります。

※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年7月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

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