本当に必要な防災グッズリストを理由付きで紹介!いらないもの・あったら便利なものも
防災グッズで本当に必要なものは? 理由を踏まえて紹介していきます。また、防災グッズでいらないものや、最低限必要ではなくてもあったら便利なものまで紹介しているので、防災グッズの中身を選定したい方や、あらためて見直したいという方はぜひ参考にしてみてください。
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防災グッズで本当に必要なものはなに?
最低限の防災グッズを揃える際は、「命の危険を回避できるものかどうか」を軸に選定するのがベストです。
そのため、食品・モバイルバッテリーをはじめ、防衛用品、医療用品といったライフラインを確保するためのアイテムは優先順位が高いといえます。
72時間は丸3日間となるため、食料や携帯トイレなど、生活に不可欠なアイテムは最低3日間分を揃えておくようにしましょう。
本当に必要な防災グッズ12選
- 1.持ち出すためのリュック
- 2.水・食料品
- 3.衛生用品
- 4.防衛用品
- 5.医療用品
- 6.モバイルバッテリー・ポータブル電源
- 7.ビニール袋
- 8.避難所用品
- 9.貴重品・現金
- 10.最新版ハザードマップ
- 11.個人の常用品
- 12.季節ごとの対策グッズ
災害時に本当に必要な防災グッズは、上記のアイテムになります。非常持ち出し袋やリュックに入れておくと、いつでも持ち出すことが可能です。
また、防災セットは、一人ひとつ用意しておくのがベスト。食料や携帯トイレなどといった消耗品が多数入っているため、共有するとなると早く限りが来てしまうためです。
また、それぞれが一つ防災セットを持っていれば、もしはぐれてしまったときでも融通が利きやすくなるというメリットもあります。
いつ災害がきてもすぐに持ち出せるよう、玄関付近のスペースに人数分セットしておくのがおすすめです。
【女性・子供・高齢者】が本当に必要な防災グッズ
女性が必要な防災グッズ
- 生理用品・パンティライナー
- ウェットシート
- カップ付きインナー
- ヘアゴム
女性は、防災グッズに上記のグッズを追加しておくようにしましょう。
生理用品は、避難が長期化する場合を想定して大判のナプキンも入れておくのがおすすめです。また、普段は生理痛がない人でも、環境の変化によるストレスで生理痛が発生することも考えられるため、生理痛をおさえる薬も備えておくとなお良しです。
カップ付きのインナーは、インナーとしても下着としても役立つうえ、荷物の省略にもなるため最低限の荷物としておすすめです。また、髪が長い場合は、緊急時に動きやすくするためにもヘアゴムを入れておくのが◎。
高齢者が必要な防災グッズ
- 持病の薬
- 高齢者が食べやすい保存食
- 老眼鏡
- 入れ歯ケア用品
- 折りたたみ杖
高齢者用の防災セットには、本人がいつも飲んでいる薬や、普段から食べ慣れている食品も用意するようにしましょう。
また、情報収集の際に字が見えないと不便になるため老眼鏡も入れておくのが吉。避難所で出された食事をしっかり食べられるように入れ歯も必要です。その場合、入れ歯を衛生的に使うための洗浄アイテムもセットで入れておくようにしましょう。
さらに、杖は折りたたみ式のものだとコンパクトに収納できるのでおすすめです。
子供がいる家庭で必要な防災グッズ
- 食べ慣れたおやつ
- 絵本
- おもちゃ
避難先の環境は、家で過ごす環境と異なるため、子供は退屈や不安を感じやすくなります。
そのため、子供が普段から遊び慣れているおもちゃや絵本、食べなじみのあるおやつを入れておくと、避難先でのストレスを軽減させてあげることができるためおすすめです。
▼乳幼児の場合
- 食べ慣れているベビーフード
- おむつ関連のグッズ
- 授乳グッズ
乳幼児の場合は、さらに、おむつ関連のグッズや授乳グッズ、食べ慣れているベビーフードも用意する必要があります。
ペットがいる家庭で必要な防災グッズ
- 水・ペットフード
- トイレ用品
- 首輪・リード
ペットがいる家庭では、ペット用の防災グッズを用意しておくようにしましょう。
水や総合栄養食系のペットフード、トイレシートや防臭袋などのトイレ用品が必要となります。また、避難先で散歩をさせたり、ある程度自由にさせてあげるためにも、名前や飼い主の連絡先を書いた首輪やリードも用意しておくようにしましょう。
【車内】で備えておくといい最低限の防災グッズ
- 1.水・食料
- 2.簡易トイレ
- 3.車載用トンカチ
- 4.ホイッスル
- 5.アルミブランケット
- 6.防炎シート
- 7.防煙バック
車に乗っている間に災害が起こった場合、思いがけない渋滞に巻き込まれることも考えられます。
そのため、車内でも最低限過ごせるように水や食料、簡易トイレは用意しておくようにしましょう。また、万が一のときのために、窓を割りるための車載用トンカチや、ホイッスルも常備しておくとよいでしょう。
また、冬季はエアコンが使えなくなる可能性もあるため、防寒のためにアルミブランケットも備えておくのがおすすめです。
これは不要かも?見直したい防災グッズ
- 1.マッチ
- 2.ティッシュ
- 3.インスタント麺
- 4.毛布
避難所は基本的に火気厳禁なので、マッチは使い道がない場合がほとんどです。また、ティッシュはトイレットペーパーで代用可能なうえ、リュックにいくつか入れるとかさばりやすいため、なくてOKなグッズです。
また、熱湯や耐熱性のある容器が必要となるインスタント麺は、緊急時にサッと食べにくいため、缶詰やパウチ食品に切り替えるのがおすすめです。
さらに、毛布は重たく荷物の幅を大きく取るため、薄くて軽量で保温性の高いアルミブランケットで代用するのが吉となります。
【自宅避難】で必要な防災グッズリスト
- 1.水・非常食
- 2.モバイルバッテリー・ポータブル電源
- 3.ソーラー式・電池式の照明
- 4.給水タンク
- 5.簡易トイレ
- 6.カセットコンロとガスボンベ
- 7.アルミブランケット
自宅避難の際に必要になる防災グッズは上記の通り。
自宅避難では、停電や断水がネックとなるので、電気や生活水が使えなくなることを念頭に置いて対策グッズを準備bしましょう。
また、ソーラー式や電池式の照明、カセットコンロなどのような電気がなくても使えるアイテムがあると、自宅避難の生活の質がグッと上がるので用意しておくのがおすすめです。
【避難所避難】で必要な防災グッズリスト
- 1.モバイルバッテリー
- 2.ソーラー式・電池式の照明
- 3.アルミブランケット
- 4.衛生用品
- 5.保険証
- 6.現金
- 7.常備薬
- 8.寝袋
- 9.女性・高齢者・子供用品
避難所雛で必要な防災グッズは上記の通り。
避難所生活では、トイレやシャワーなど共有するものが多く、食事も用意されることが多いですが、パーソナルスペースが少ないのが難点。
そのため、自分のエリア内で使うことができるモバイルバッテリーや照明、寝袋があると便利です。また、ハミガキセットやマスク、アルコールシートなどは集団生活によるウィルス感染を防ぐ役割を果たすので、用意しておくようにしましょう。
さらに、個人で必要な保険証・現金・常備薬も必要。それぞれの年齢や性別によって必要なものを準備することも大切です。
防災グッズを備える以外にやること
- ハザードマップや避難場所を確認しておく
- 防災アプリを入れておく
ハザードマップや避難場所を確認しておく
避難場所は、各自治体や地域によって指定されているものです。
ただし、地域によっては避難場所が変わったり、地図が更新されたりする場合があるので、定期的に最新版のハザードマップを確認・入手しておくようにしましょう。
防災アプリを入れておく
災害時は情報収集が肝心です。さらに、停電時などは使える電力も限られてくるので、できるだけすばやく的確な情報が必要になってきます。
近年は、防災用のスマホアプリが複数リリースされています。あらかじめいくつかダウンロードしておいて、使いやすいものを選定しておくと、災害時でもスマートに情報収集しやすくなるのでおすすめです。
▼防災アプリの例
- 自治体の防災アプリ
- Yahoo!防災速報
- NHK ニュース・防災
- 特務機関NERV
本当に必要な防災グッズに関するQ&A
Q1. 防災グッズで一番必要なものはなに?
A. 下記のような命や生活に欠かせないものが優先的に必要になります。
- 水・食料品
- 衛生用品
- 防衛用品
- 医療用品
- モバイルバッテリー・ポータブル電源
- 個人の貴重品・常用品
Q2. 災害時に最低限必要な防災グッズはなに?
A. 下記の防災グッズが最低限必要なアイテムです。
- 1.持ち出すためのリュック
- 2.水・食料品
- 3.衛生用品
- 4.防衛用品
- 5.医療用品
- 6.モバイルバッテリー・ポータブル電源
- 7.ビニール袋
- 8.ビニールテープ
- 9.ホイッスル・防犯ブザー
- 10.貴重品・現金
- 11.最新版ハザードマップ
- 12.個人の常備薬・常用品
- 13.季節ごとの対策グッズ
Q3. 意外といらない防災グッズはなに?
A. 下記のようなアイテムです。
- 1.マッチ
- 2.ティッシュ
- 3.インスタント麺
- 4.毛布
Q4. 100均で揃えられる防災グッズは?
A. 最低限必要な防災グッズのほとんどを揃えることができます。
近年100均には、「防災グッズコーナー」が設置されている場合が多いので、最低限必要な防災グッズは基本的に100均でそろえることが可能です。さらに、近年トレンドの「キャンプコーナー」で取り扱っているアウトドア用品は、防災グッズとしても活用できるアイテムが豊富なので、ぜひあわせてチェックしてみてください。また、缶詰やパウチ食品・ドライフルーツといった非常食になるものもレパートリー豊富なので、安く揃えたい方は「食品コーナー」もチェックするのがおすすめです。
防災グッズの関連記事はこちら
※ 記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年7月)に基づいたものです。
※ 一部の画像はイメージです。
※ 製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
※ アイコン画像出典:PIXTA
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