【神様と暮らす #3】神棚をつくったら気をつけたい4つのこと

月に1回お届けしている、御神札の正しいお祀りの仕方や日々の奉仕。今回は「神棚4つのルール」について解説しましょう。

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自宅の神棚は、家のなかの小さな神社

1. 放ったらかしにしない

自宅にしつらえる神棚は、いわば小さな神社なので守るべきお作法もいくつかあります。神様を敬う気持ちがあれば「なるほど」と思う事柄も多いはず。すでに神棚が自宅にある人も、これまでの暮らしを振り返ってみて思い当たる点があればご注意を。

毎日のご挨拶やお供えを継続できていない、ホコリをかぶったままになっている……など神棚のご奉仕がおろそかになってしまうのはよくありません。何ヶ月も前にお上げしたお供えものや枯れたお榊がそのままの状態になっているとしたら、まだ自宅に神様をお迎えする時期ではなかったのかも。

こんなときは御神札を神社へ納めましょう。

2. 余計なものを置かない

「金運をアップさせたい!」とか「宝くじが当たりますように」といって預金通帳や宝くじを神棚に置く人がいます。でも、神棚は神様へ日々の感謝を捧げる場所。余計なものは置かないようにしましょう。

「こんな賞がとれました」と神棚へ賞状を置いたり、子供の成績表をお上げして「お陰様で」と感謝の意を神様へ奉告することは問題ありませんが一定期間すぎたらお下げして置きっぱなしがないように注意してください。

3. 神棚へ足を向けない

神様が家族を見守ってくださる神棚。そのために使わない部屋にしつらえず、リビングなど家族が集まる部屋へ設置するのが一般的です。家族だんらんを過ごす場所ですから、リラックスしてソファに寝そべったり、足を伸ばしてテレビをみるといったこともあるでしょう。このとき、神棚の方角へ足を向けないようご注意を。神様へ足を向けるのはとても失礼なことなのです。

4. 神棚の下を人がくぐらない

人が出入りする廊下やドア、襖の上に神棚をしつらえると、神様の下をくぐることになり不敬にあたります。神棚は神様が落ち着いて過ごしてくださるよう、家族が集まる部屋のなかに設置してましょう。また、小さいお子さんがいて「何度注意しても神棚の下で遊んでしまう」といった場合には、神棚の下にチェストなど家具を置いて塞いでしまうのも一手です。

いずれも難しいルールではないので、これまで無意識にやっていたことがあれば見直してみてください。また、東北地方では神棚の下に仏壇を置く習慣があるように、神仏習合だった日本では同じお部屋に仏壇と神棚を置くことは問題ありません。一方で、神棚と仏壇を離して置く地域もありますので、気になるようであれば自身が暮らす地域の神社庁にお問い合わせを。

●ライター 大浦春堂

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