ゴキブリを食べる蜘蛛は2種類!益虫である蜘蛛の見分け方とは

ゴキブリを食べる蜘蛛について特徴を解説します。人間に害はないのか、生態やどのようにゴキブリを捕まえて食べるのか詳しくご紹介します。家の中に出た蜘蛛を益虫であるか判断し、適切に対処しましょう。

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ゴキブリを食べる蜘蛛は2種類

家の中に出るゴキブリを駆除したい方は、アシダカグモとアダンソンハエトリの2種類の蜘蛛を要チェック!

この2種類の蜘蛛はゴキブリを捕食する性質があるので、人間にとって役立つ虫といえます。

ただし、蜘蛛自体の害の有無や特徴を知らないと他の害虫と変わらないので、ぜひ以下で確認してみてください。

【1】アシダカグモ

アシダカグモは屋内に現れる種類の中でもかなり大きい蜘蛛です。体長はメスが約20〜30mm、オスは約10〜25mmで口の周りのひげの先がふくらんでいるのが特徴。

不気味な姿とは裏腹にとても臆病で人間への攻撃性もなく、巣を張らない「徘徊性」の蜘蛛なので家を汚しません。さらにゴキブリやハエを捕食してくれるため、害虫を駆除したい人間からすれば味方とも言える存在です。

夜行性で徘徊しながら獲物を探すため人間と遭遇して驚かすことが多いですが、家にエサとなる生物がいなくなると新しい獲物を探して違う場所へ移動します。

【2】アダンソンハエトリ

アダンソンハエトリは日本の中部より南に生息する蜘蛛で、屋内でごく普通に見られるハエトリグモの一種です。体長はメスで約6~9mm、オスで約5~7mmあり、メスは茶褐色でオスは全体に黒みが強い色をしています。

たまに袋状の巣を作りますが、徘徊性で動き回ってエサを探し明るい窓辺で見かけることが多いです。体が小さいため、ゴキブリのこどもやハエ、蚊、ダニを中心に捕食します。

蜘蛛がゴキブリを捕食する方法

アシダカグモやアダンソンハエトリは巣を作らない徘徊性のため、待つのではなく獲物を見つけて飛び掛かって捕まえます。基本的に蜘蛛は視力が悪いため獲物の振動を感知して捕まえますが、ハエトリグモは視力が良いため視認して獲物を捕まえます。

蜘蛛は獲物を捕まえると牙から毒液を流し込んで動きを止め、消化液で溶かして吸い上げる食事方法ですが、アシダカグモのように大型の種類は顎でかみ砕きながら消化液を使い食事をします。

蜘蛛がいるとゴキブリはいない?

「蜘蛛がいる家にはゴキブリがいない」という話を耳にしますが、実は逆です。アシダカグモは獲物がいなくなると次の餌場を求めて移動するので、アシダカグモが家にいるということはエサとなるゴキブリがいる可能性が高いです。

ゴキブリがいないと信じたいところですが、フンの跡や屋内に侵入できそうな隙間がないかチェックすべきです。

ゴキブリを食べる蜘蛛を見つけたら対策を

ゴキブリを食べる蜘蛛を見つけた場合、エサとなる虫がいることを示しています。家に出てきた蜘蛛をあわてて駆除するのではなく、エサとなるゴキブリの対策を優先すると結果的に両方ともいなくなります。

早めに対策をしたいなら、プロにお願いしましょう。

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電話・メールでの相談は24時間365日受付中のため、ゴキブリの駆除に困ったら、まずは気軽に事前見積もりの相談をしてみましょう。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前に了承得た上で調査費用等が発生する場合があります。

※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年2月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

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