洗面台の水垢汚れはクエン酸で落とせる!掃除方法を洗面台のパーツごとにご紹介
毎日使う洗面台の水垢汚れは、気づいた時にクエン酸で掃除をするのがおすすめです。そこで今回は、クエン酸を使った洗面台の掃除方法を、洗面台のパーツごとに分けてご紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
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洗面台に水垢ができる原因とは?
洗面台に付着している水滴が蒸発する際に、水道水に含まれるミネラル分が残ることでアルカリ性の水垢汚れができます。洗面台の汚れは水垢以外にも、手垢や石鹸カスによる酸性汚れもついているため、汚れの性質に合わせて落とし方を変えるようにしましょう。
洗面台の掃除には「クエン酸」と「重曹」を準備!
- 水垢や黒ずみ→クエン酸
- 石鹸カスや手垢→重曹
洗面台を掃除する際はアルカリ性汚れの水垢や黒ずみを落とすクエン酸と、酸性汚れの石鹸カスや手垢を落とす重曹を準備するのがおすすめです。
クエン酸水スプレーの作り方
- 1.水200mLにクエン酸を小さじ1杯分入れる
- 2.クエン酸が溶けきるまでよく混ぜる
重曹水スプレーの作り方
- 1.水200mLに重曹を小さじ2杯分入れる
- 2.重曹が溶けきるまでよく混ぜる
洗面台掃除のやり方【洗面ボウル編】
用意するもの
- ゴム手袋
- クエン酸水
- スプレーボトル
- スポンジ
- タオルや雑巾
- ラップ
【1】クエン酸水を洗面ボウル全体に吹きかける
水200mLに対して小さじ1杯分のクエン酸を混ぜたクエン酸スプレーを、洗面ボウル全体に吹きかけます。クエン酸を使用している間は、塩素系漂白剤を併用すると有毒ガスが発生するため注意してください。
【2】ラップを貼り付け、数分間放置する
クエン酸スプレーを吹きかけた上から洗面ボウル全体にラップをかぶせ、クエン酸が浸透するまで15分ほど放置しましょう。
【3】スポンジでこすり洗いする
水垢で汚れている箇所をスポンジでこすり洗いしてください。金属ブラシや研磨剤入りのナイロンたわしを使用すると、洗面ボウルの陶器を傷つけるため選ばないよう注意しましょう。
【4】洗い流し、乾いた布で水気を拭き取る
こすり洗いをした後はクエン酸を水で洗い流し、雑巾やタオルなどの乾いた布で水気を拭き取りましょう。水垢が落ちきれていない場合は、【1】〜【4】の工程を再度行うのがおすすめです。
洗面台掃除のやり方【蛇口編】
用意するもの
- ゴム手袋
- クエン酸水
- 重曹
- 歯ブラシ
- スプレーボトル
- スポンジ
- タオルや雑巾
- ラップ
【1】クエン酸を蛇口に吹きかける
水200mLに対してクエン酸を小さじ1杯分混ぜたクエン酸スプレーを、蛇口全体に吹きかけます。クエン酸が浸透するように、ラップをかぶせて15分ほど放置しましょう。
【2】スポンジで磨いて水で流す
蛇口全体をスポンジでこすり洗いしてから、クエン酸を水で洗い流しましょう。水垢が落としきれていない場合は、クエン酸を浸透させる放置時間を延ばすのがおすすめです。
【3】手垢や石鹸カス汚れを重曹がついた歯ブラシでこする
手垢や石鹸カスの汚れが気になる箇所は水を混ぜてペースト状にした重曹を歯ブラシにつけ、こすり洗いをするようにしましょう。【1】で使用するクエン酸が蛇口に残ったままだと、中和されて汚れが落ちにくくなるので、重ね付けは避けてください。
【4】重曹を洗い流した後に乾いた布で水気を拭き取る
重曹を洗い流した後は、乾いた雑巾やタオルなどで水分を拭き取りましょう。水垢や手垢が落ちきれていない場合は、クエン酸や重曹を浸透させる放置時間を延ばして、【1】〜【4】の工程を繰り返してください。
洗面台掃除のやり方【鏡編】
用意するもの
- ゴム手袋
- クエン酸水
- スプレーボトル
- スポンジ
- タオルや雑巾
- ラップ
【1】クエン酸スプレーを鏡全体に吹きかける
水200mLにクエン酸を小さじ1杯分混ぜてクエン酸スプレーをつくり、鏡全体に吹きかけます。クエン酸スプレーは、セメント・鉄・大理石に付着すると変色の恐れがあるため、掃除を行う前にカバーをかけておくのがおすすめです。
【2】ラップを貼り付け、1時間ほど放置する
クエン酸スプレーを吹きかけた後は鏡全体にラップを貼り付け、クエン酸が浸透するまで15分ほど放置しましょう。
【3】水拭きしたあと、乾拭きでしっかり水気を拭き取る
クエン酸を水拭きで拭き取った後に、乾いたタオルや雑巾で水気を拭き取りましょう。水気を放置すると掃除をしていても新たに水垢が発生してしまうので、放置しないようにしてください。
洗面台掃除のやり方【棚編】
用意するもの
- ゴム手袋
- 重曹水
- スプレーボトル
- スポンジ
- タオルや雑巾
- ラップ
【1】棚の中身を空っぽにする
洗面台周りの棚を掃除する前に、棚の中身を取り出して空にしておきましょう。収納していた化粧品の容器や掃除用品などが汚れている場合は、汚れを落としておくのがおすすめです。
【2】外せる棚や引出しは外す
取り外し可能な棚や引出しがある場合は、洗面台の取扱説明書などを参考にしながら外しておくようにしましょう。水洗いできる棚や引き出しを使用されている場合は、水洗いをするようにしてください。
【3】重曹スプレーをつけた布で拭き掃除する
重曹スプレーを雑巾やタオルに染み込ませ、棚や引き出しを拭き掃除するようにしましょう。木製の棚や引き出しを使用している場合は木材が傷む恐れがあるため、掃除後は必ず水分が残らないよう乾燥させてください。
【4】乾いた布で水気を拭き取る
重曹を水拭きで拭き取ってから、水気が残らないよう乾拭きをしましょう。水気を拭き取る際は、繊維が残りにくいマイクロファイバーを使って拭き掃除をするのがおすすめです。
【5】乾いたら棚の中身を元に戻す
水気を拭き取っても水分が残る可能性があるため、棚や引き出しを日光や風に当てて乾燥させてから収納していた中身を戻すようにしましょう。
洗面台掃除のやり方【排水口編】
用意するもの
- ゴム手袋
- クエン酸水(お湯1カップにクエン酸小さじ2)
- 重曹
- スプレーボトル
- スポンジ
- タオルや雑巾
- ラップ
【1】カップ1杯の重曹を排水口に入れる
ゴミ受けを外してから、排水口にカップ1杯分の重曹を振り入れて15分ほど放置します。使用する重曹は、重曹スプレーのように薄めたものではなく、そのままの状態の重曹を用意してください。
【2】汚れやヌメリがひどい場合はクエン酸とお湯を入れる
汚れや滑りがひどい場合は、重曹の放置時間が終わった後にカップ1/2のクエン酸を排水口に入れ、40〜50℃のお湯をかけて発泡させてから15分ほど放置します。
【3】泡が消えたら40~50℃のお湯で洗い流す
泡が消えてから、40〜50℃のお湯で洗い流しましょう。熱湯をかけると洗面ボウルの陶器を傷める恐れがあるので、必ず40〜50℃になるまでお湯を冷ましてから使用するようにしてください。
洗面台掃除をするときの注意点
強くこすらない
洗面台を掃除する時は、スポンジや歯ブラシで強くこすると傷がついてしまう可能性があるため、力を入れすぎないようにしましょう。また、金属ブラシや研磨剤入りナイロンたわしを使用すると陶器を傷つけるため、スポンジ選びにも注意してください。
最後は必ず乾拭きして水気を取る
水道水に含まれるミネラル分によって水垢は発生するため、掃除をした後は必ず乾拭きをして水気を取るようにしましょう。乾拭きをする際は、繊維が残りづらいマイクロファイバーで拭き掃除をするのがおすすめです。
クエン酸を使用するときは換気する
洗面台掃除でクエン酸を使用する際は、換気扇を回すか窓を開けるなどして必ず換気をして掃除を行うようにしましょう。
ゴム手袋を着用する
掃除中はクエン酸や重曹に触れないよう、ゴム手袋をつけるようにしてください。皮膚についてしまった場合は、すぐに水で洗い流しましょう。
洗面台の頑固な水垢を防ぐためにできること
水滴はこまめに拭き取る
水垢ができないように、洗面台を使用した後は水滴をこまめに拭き取るのがおすすめです。洗面ボウル・蛇口・鏡に水滴を残さないようにしましょう。
食器用洗剤や重曹で油汚れもしっかり取る
蛇口や鏡などの手で触るところは、油汚れの手垢や化粧品汚れが付着していることがあるため、食器用洗剤や重曹で汚れを取り除くようにしましょう。
洗面台の掃除はプロに依頼するのもおすすめ!
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洗面台の掃除に関するQ&A
Q1. 洗面台の掃除はクエン酸と重曹、どっちを使うべき?
A. 水垢汚れにはクエン酸、石鹸カスや手垢汚れには重曹を使いましょう。
洗面台を掃除する際は、汚れの性質に合わせてクエン酸と重曹を使い分けるのがポイントです。アルカリ性の水垢汚れはクエン酸を使用し、酸性汚れの手垢や石鹸カスによる汚れは重曹を使用して掃除をするようにしましょう。
Q2. 洗面台の茶色い汚れはどうやったら落とせる?
A. 水垢汚れの場合はクエン酸、もらいサビの汚れは歯磨き粉でこすりましょう。
洗面台の茶色い汚れは水垢汚れか、ヘアピンなどのサビが付着した汚れの可能性があります。水垢汚れはクエン酸を使って落とし、もらいサビによる汚れは歯磨き粉をつけた歯ブラシでこすって落とすようにしましょう。
Q3. 洗面台の汚れがどうしても落ちないときは?
A. クエン酸や重曹を浸透させるための放置時間を延ばしてみましょう。
掃除をしたのに洗面台の汚れが落とせなかった時は、クエン酸や重曹を汚れに浸透させるための放置時間を伸ばすのがおすすめです。また、クエン酸や重曹をつけた箇所はラップでカバーしておくようにしましょう。
Q4. 洗面台はなにで磨くのが正解?
A. 洗面台はスポンジや歯ブラシを使って磨くようにしましょう。
洗面台を磨くときは、スポンジや歯ブラシを使用するのがおすすめですが、強く擦りすぎてしまうと洗面ボウルや鏡などに傷がついてしまうので力加減には注意してください。また、金属ブラシや研磨剤入りナイロンたわしを使用すると、陶器が傷つくので使用は避けましょう。
洗面台の汚れに関するその他の記事もチェック!
※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年2月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。製品の効能・使用法は、各社製品によって異なる場合もございます。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
※お手入れをする際は、必ず電源プラグを抜いてから作業を行ってください。
※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
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