K邸-「子どもを怒らない家」は大人にとっても心地よい
Kさんは今回、2度目のリノベーションです。フランス人の男性と結婚されてお子さんが生まれ、次は家族で住むためにお子さんの学校に近い、郊外の住宅地に広めのマンションをご購入されました。
Kさんのご希望は「子どもを怒らない家」。日々の生活の中で子供を極力、叱らないような、のびのびと暮らせる家にしたいと考えました。
ご提案したのは、家具の造作は必要最低限にしたシンプルな間取りです。特徴的なのは、家の真ん中にある7畳ほどのランドリースペース。ここに全てのものを片付けるように約束を決めました。
そして、リビング・ダイニングの隣に遊び場兼寝室という部屋を作りました。ここは、子どもがおもちゃを散らかしてもいいスペース。怒らなくてもいいスペースがあるのは、親にとっても子どもにとっても、気持ちが楽になるようです。子どもだけでなく、大人にとっても心地よい、頑張りすぎない自然体のお家が出来上がりました。
ブルースタジオ