コの字型パティオのある家-Ⅰ
1階を「パブリック・スペース」2階を「プライベート・スペース」と明確に分け、「開放的な土間空間」でそれぞれを繋げました。各部屋の建具を開放すると、そこはパティオへと広がり、外部と一体になった空間に変化します。ゲストルームの和室8畳も、東屋のようなイメージでコーナー和室の空間として、屋外パーティーでのお客のもてなしの場としても利用できるように計画。平面上及び立体上での各空間を「繋げる」「分ける」機能として、外部が入り込んだような透明感ある軸線空間を採用し、ブリッジが横切ったり、ガラス面へと繋がる、立体感のある接合空間となっています。
豊田空間デザイン室