室温の安定は血圧の安定につながる?!
住宅内の温熱環境と健康との関係をご存知でしょうか。
国土交通省では医学・建築環境工学の学識者や事業者の協力により、住宅の断熱化が居住者の健康に与える影響を検証する調査を実施しており、データの検証から「新たな知見」が得られつつあります。
この知見の中で室温が血圧に与える影響について報告されています。
まずひとつめは、室温が年間を通じて安定している住宅では居住者の血圧が安定しているということです。
調査では、起床時の居間の平均気温が冬18度以上・夏26度未満で室温が安定している住宅と、冬18度未満・夏26度以上で室温が不安定な住宅を比較したところ、室温が安定している住宅の居住者のほうが最高血圧・最低血圧とも季節による数値の差が小さく、血圧は安定していました。
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