今さら聞けない、柔軟剤の上手な使い方。みんなが心地よい香りを!【洗濯物の香り付け・後編】

やっと見つけたお気に入りの香りの柔軟剤。せっかくなら、上手に香りを持続させたいものですよね。今日から実践できる香り付けの方法について、主婦50人にアンケート。この記事を参考に、気持ちの良い洗濯ライフをおすごしください!

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前編では、柔軟剤の“香り”に関する主婦の皆さんの意見をまとめてきました。衣服の生乾きや体臭を防ぐため、そして、気持ちよく服を着るために柔軟剤を使っている方がたくさんいることがわかりました。

後編では、良い香りをさせるために実践している方法や、工夫していることについてご紹介します。これまで知らなかった方法があれば、ぜひ試してみてください。

柔軟剤を上手に使うコツは“乾燥”にあり!

柔軟剤は、すすぎのタイミングで投入するともっとも効果が発揮されます。肝心なことは、洗剤と柔軟剤を混ぜて投入口に注がないこと。お互いに効果を打ち消しあってしまい、洗濯物を綺麗にできませんし、気持ち良い香りに洗い上げることもできません。

現代では全自動洗濯機が当たり前となり、すすぎ時に自動で柔軟剤を投入してくれますし、注ぎ口も分かれています。では、それ以外に効果的な香り付け方法はあるのでしょうか。

【乾燥機を使わない】・【脱水を短くする】

■「乾燥機を使うと毛羽立ってしまい、乾燥機独特のニオイがついてしまうような気がする」(30代・主婦)

■「乾燥機をかけると熱風がかかり、香りがほのかに残る程度になってしまうので、あまり乾燥機はかけないようにしています」(40代・主婦)

■「脱水やすすぎを長くしすぎるとほとんど香りが残らないので、短めに設定している」(50代・主婦)

柔軟剤による香りの効果を最大限に引き出すために、乾燥方法に関して気を遣っている方が多いことがわかりました。

多かったコメントは、乾燥のしすぎによる香り飛びを防ぐというもの。なかには「天日干し時の紫外線で香りが飛んでしまうことが多い」という回答もいくつかありました。

長時間の脱水や乾燥機を使用せず、直射日光を避けて乾燥させる。この方法は、デリケートなおしゃれ着の洗濯にも最適な方法ですが、柔軟剤の香りを引き立たせる効果もあるのです。

なお、衣服に柔軟剤の強い香りをつけたくない方は、しっかり乾燥機にかけて柔軟剤の香りを飛ばすなど、逆の方法をとっているようです。

【40度程度の水温で洗う】

■「柔軟剤が溶けやすく、また汚れも落ちやすくなるのでなるべくお湯で洗濯しています」(40代・パート)

こちらは、しっかりと柔軟剤を溶かし、成分をまんべんなく行きわたらせて柔軟剤の香り付けをはかるというもの。40度での洗濯については、バケツで温水を運ぶ方や、お風呂の残り湯を使う方がいました。

水温の設定ができる温水洗濯機というものもありますので、買い替えのタイミングであれば候補に入れてみてくださいね。

スメルハラスメントに要注意。柔軟剤は適量で使おう

洗濯物の香り付けについてのコツをまとめましたので、ご紹介しましょう。


■「自然な香りで長持ちすると書いてあるものを選び、使うときは洗濯物を少量ずつ洗って香りがちゃんと繊維までまわるように工夫しています」(30代・主婦)

■「洗濯ものすべてに広がるように、なるべくお湯にとかしてから使うようにしています」(40代・パート)

■「香り付けを目的に柔軟剤を使うのなら、それ専用の柔軟剤を選んで買うようにしています」(30代・主婦)

好きな香り探しについては、「安売りのタイミングにお試しで買ってみる」というコメントがありました。柔軟剤は少々値が張るものもあります。なかなか手を出せずにいた商品がある方は、安売りのタイミングを狙ってくださいね。

柔軟剤の使い方については、「使いすぎないのが一番」というコメントがほとんど。ほどよい香りになるだけでなく、柔軟剤が残りすぎることもなく安心です。

また、柔軟剤を使いすぎるとタオルなどの吸水性が悪くなります。柔軟剤の良さを半減させてしまうことのないように、使いすぎには注意が必要です。

「1度に洗う洗濯物の量を調整する」というのも重要なコメントでしょう。家族が多くなればなるほど、家事は大変です。ですが、しっかり洗い上げ、ムラなく香り付けをするためのも、詰め込みすぎには気をつけたいものです。

まとめ

近年、柔軟剤は香りもパッケージも種類が豊富になってきています。好きな香りが見つかったらリピートする方もいれば、気分や季節に合わせて使い分けてみたり、さらに新しい香りにチャレンジしたりする方も、今回のアンケートでたくさん見られました。

そして、香りまで楽しむのか、それとも消臭効果や柔軟剤本来の目的のみで使うかによって、洗濯方法もさまざま。

ここ数年で“スメルハラスメント”という言葉をよく耳にするようになりました。強すぎる香りはたしかに不快になってしまうもの。今回のアンケートでは、多くの方がその点を意識して柔軟剤を選んでいることがわかりました。

せっかく綺麗に、そして香りよく仕上げた洗濯物。ほどよく楽しめる香りの柔軟剤や洗濯方法を選んで、日々の洗濯を楽しんでください!

アンケート実施期間:2017年7月12日
対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、パート・アルバイト、個人事業主の方
アンケート総数:50

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