耕作放棄地から生まれた「おひるねみかんジュース」とは?「とにかく美味しい」「価格度外視」

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神奈川県西部は、昔は県内随一のみかんの産地でした。有名な童謡「みかんの花咲く丘」も小田原のみかん 山を題材に作られたといいます。

ですが、近年、だんだんとみかん色は消えていき、耕作放棄地も拡大しています。今回紹介する人気の「おひるねみかんジュース」は、この耕作放棄地から生まれました。

耕作放棄=お休みしていた畑。だから「おひるねみかん」だそうです。

フードロス対策と耕作放棄防止のため

「おひるねみかんジュース」は、相模湾の潮風と太陽を浴びる急斜面で育った日本のみかんから作られています。

白ラベルと黒ラベルの2種類があり、白ラベルは、フードロス対策と耕作放棄防止のために16名の周辺みかん農家から買い取ったみかんのジュース。黒ラベルは、「おひるねみかんジュース」の生みの親である小山田大和さんが農薬不使用のみかん畑で作ったジュースです。こちらは、年間数千本しか作れないといいます。

その優しい甘味と、安心安全なおいしさが評価され、JR東日本の周遊型臨時寝台列車「TRAIN SUITE四季島」や 有名ホテルグループなど、感度の高いところでも採用されています。

小山田大和さんはもともと農家ではありませんでしたが、鳥獣害の被害や海岸線の減少など、環境問題を考えるうちに、まずは目の前の曽我山をなんとかしなくてはと思い立ち、2014年、おひるねみかんプロジェクトを始めます。

今では、「おひるねみかん」ジュースは1万5000坪の耕作放棄地を蘇らせることに貢献し、みかんジュースというカテゴリーを定着させました。地域活性化は周辺地区にも広がっています。

今のところ購入できるのは、小田原・箱根の地産地消SDGsカフェ「農家カフェSIESTA(シエスタ)」の店舗やオンラインショップ、松田町のふるさと納税の返礼品、ごくたまに道の駅や箱根の一部ホテルでの取り扱いのみです。ですが、小山田さんによると年間3万本以上(180mlと720mlあり)が売れるといいます。

現在、みんな電力のオウンドメディア「TADORi」限定で、「おひるねみかん」"2月の味"を300ケースを販売中です。白ラベル、黒ラベル計10本セット(各180ml)で価格は3750円。

詳細は「TADORi」販売ページから。

「TADORi」によると、飲んだ人からは、

「とにかく自然の味でおいしい」
「いままで飲んでいたオレンジジュースとはまったく違う『みかん』ジュース」
「グミつくりました。いつもはジュースにお砂糖とお酒を追加するがこれはそのままで味がちゃんとしているから」
「いろいろな意味で価格を度外視した価値がある」

と、好評なのだとか。

また、「黒ラベルは味が濃い感じ、白ラベルは黒よりもさっぱり」といった意見もありますよ。

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