スマホ・ネット代が高い!家族の契約プランを見直してみよう【通信費の節約・後編】

家族みんなで使うとついつい家計の大きな枠を占めることになる通信費。なんとか節約をしたいと思っていても、夫や子供がゲームに課金したり、データ通信を使いすぎたりしてしまっているケースがあることも。そんな悩みを今日から解決していける方法をご紹介します。

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知らないうちに気づいたらどんどん高くなってしまう通信費。家族みんなで使うとなると、家計の大きな痛手になるということになりかねません。うまく節約する方法はないかなと考えているうちに、考えるのが面倒になってしまうことも。

前編では、かさみがちな通信費に対して主婦がどう感じているのか見てきました。

後編では通信費の平均の値段から、高くなる原因、安く抑えられる原因を明確にしていきます。そして通信費を抑えるためにはどんなことを心がけるべきなのかを主婦の方のコメントと共にご紹介します。


■目次
1. 通信費は1万円以上かかるのが大多数の家庭の平均値
2. サービスの詳細を把握し、通信費を安くできるようにしよう
まとめ

1. 通信費は1万円以上かかるのが大多数の家庭の平均値

【たくさん使わなくてもやっぱり1.5〜2万円はかかってしまう】

インターネット代だけなら数千円で済ませられます。スマホ代も追加されると家族全員分で2万円近くになるのは、多くの家庭で見られることでした。通信費の合計についてのアンケート結果では、「1.5〜2万円」の項目が一番多いことがグラフからよくわかります。

■「ネット・スマホ・携帯の合計でだいたい17,000円くらいになりますね。もっと安くおさえたいです。」(30代・専業主婦)

■「スマホが2人分と光回線のネット代をあわせてだいたい18,000円くらいです。」(40代・パートアルバイト)

■「固定電話とネット代で約4500円、スマホ2台で約13000円、合計で約17500円です。」(30代・専業主婦)

主婦のみなさんのコメントからもわかる通り、月の平均通信費が「1.5〜2万円」の場合、インターネット代が5,000円前後、スマホ代が1人あたり7〜8,000円前後になります。

この場合、家族は夫婦2人、もしくはお子さんが小さくてまだスマホを使っていないなどのケースが考えられます。

子供がスマホを持ち始める年代になり、1台7〜8,000円程度のスマホの台数が3台を超えることはよくある光景でしょう。その場合、月額の通信費は2万円を超える可能性もあります。

【使用頻度の高さが比例する、2.5〜3万円の月額通信費】

スマホを使う家族の人数が増えると、その分だけ通信費もかさみます。また、夫婦2人だけでも、「課金」によって通信費が高くなるケースがアンケート結果から明らかになりました。

■「4人家族の家族ひとりひとりがインターネットやスマホなどの使用頻度が高いから。」(40代・専業主婦)

■「インターネットの回線を携帯会社にまとめたのでこの料金です。たぶん毎月4800円くらいかな。その通信費を除いても20,000円越えてるので高いです。夫がスマホゲームに課金したり、音楽を買っているために高くなって悩んでます。」(20代・専業主婦)

■「旦那と自分のスマホ代とインターネット使用料金です。一般家計には、なかなか痛い出費です。」(30代・正社員)

スマホゲームに課金するのは、ゲームを楽しむためには悪くないことです。しかし何千円も課金し、気づいたら数万、数十万円になっているなんていうケースもあります。

最近でも「課金破産」と言って、ゲームに課金するがあまり自己破産したというニュースがありました。もしも旦那さんが課金をたくさんするような場合は、目を光らせて注意することが大事です。

【月額の10,000円未満に抑えられるワケとは?】

アンケートにて通信費を月10,000円以下になっている方は7人でした。格安に抑えられているコツは何なのでしょうか。

■「家のネット代が3,000円程度で、スマホが1,000円程度払っています。」(20代・パートアルバイト)

■「Wi-Fiや固定電話が無く、スマートフォンのみの為、支払いが少ない。」(30代・正社員)

■「スマホ2台分+インターネット回線の合計が8,000円弱くらいです。スマホは格安SIMなのでインターネットは少し高めですがWi-Fiがしっかりしているものを選んでいます。」(40代・専業主婦)

これらの主婦のみなさんのコメントで目立ったのは、「格安」という言葉です。一番上のコメントでは1,000円程度とありますが、この価格に抑えられるのは格安スマホのプランまたは格安SIMになるでしょう。

また2番目のコメントにもある通り、家で固定のWi-Fiがないというケースだと、通信費が10,000円未満になるケースも。スマホの電波だけでインターネットが十分間に合うという方でしたら、Wi-Fiがないだけ安くなることが可能になりますね。

2. サービスの詳細を把握し、通信費を安くできるようにしよう

通信費は家族の人数やインターネットの使用量に応じて大きく変化することが、これまで紹介したアンケート結果からわかってきました。1人あたりの使用量も減りそうになく、なかなか通信料を安くすることは難しいことかもしれません。

主婦のみなさんに通信費を安くするために、サービスの検討をすることについてお伺いしました。

【しっかりサービスを理解し、安くできるようになろう】

高い通信費の現状を変えるためには、現在契約しているサービスを見直すことを考える人が圧倒的に多いことがグラフから読み取ることができます。50人中、37人が「しっかり検討して安いものを選ぶ」を選びました。

■「いろいろなプランを組み合わせて、今一番便利で安いプランを探しています。結構新しいプランが出されているので、パケットの総量など見直すポイントはいろいろあります。」(40代・専業主婦)

■「携帯端末と同じ会社のWi-Fiルーターを契約しポイントや割引を最大限使えるように検討して契約してます。」(20代・パートアルバイト)

■「ネットや携帯は2年契約などの縛りがある代わりに安くなるようなものが多いので、切り替え時期に必ず見直すようにしています。」(40代・専業主婦)

割引やポイントをこまめに確認し、取り入れられるところはぜひ取り入れてみましょう。うまく組み合わせれば、大きな割引につながって節約になること間違いなしです。

まとめ

通信費を抑えるためには、現状把握と情報収集が非常に重要になります。現在家族がどんなプランに契約していて、またそこにどんなオプションのサービスが付随しているのかを細かく認識しましょう。(そして安くするためには、どのようにするべきなのか。ここの情報収集がとても大事です。)

これらのポイントを心がけながら、家族みんなで通信費を抑える第一歩を歩みませんか。


アンケート実施期間:2017年6月2日〜3日
対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、パート・アルバイト、個人事業主の方
アンケート総数:50

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