【自転車用ドラレコ】付けててよかった! トラブルも景色も記録できるぞ 【家電批評】
雑誌『家電批評』ではさまざまな家電を購入し、プロとともに地道に検証を重ねています。今回は過去に比較検証した中でベストバイに輝いたおすすめの逸品を紹介。今回取り上げるのは、アフターコロナを快適に過ごすために活用したいアイテムから、自転車乗りに必須といえる「自転車用ドラレコ」です。
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>※情報は『家電批評』2020年9月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
専門家と徹底検証!自転車用ドラレコのベストはどれ?
アフターコロナでライフスタイルが変わった今、テレワークや勉強に集中できる環境を整えたり、テレビや動画を観たりと、家で快適に過ごす工夫が注目されています。気分転換のためにドライブやサイクリングをするようになったという人も増えていますよね。
そこで、ひとりでも家族でもエンタメを楽しめたり、効率的な学習ができるアイテムなど、サンロクマルが自信を持っておすすめできるAV機器を紹介。過去に専門家と一緒に検証してベストバイに輝いた一品を振り返ります。
今回取り上げるのは、自転車で通勤・通学する人や趣味で自転車を乗る人に必須なアイテム「自転車用ドラレコ」です。
自転車にもドラレコが必須に
2020年6月30日に施行された道路交通法の改正は、じつは自転車にも関係があります。自転車の違反行為にも「妨害運転」が追加されました。
該当する行為は、自動車でも社会問題化しているあおり運転に該当する車間距離を詰める行為や、幅寄せ、道路の逆走、必要のない場所での急ブレーキ、しつこくベルを鳴らす、など。こうした行為によって交通事故の被害者になっても、目撃者がいなければ泣き寝入りするしかなく、ひどいときには自分が加害者に仕立て上げられてしまう可能性もあります。
頻繁に自転車を利用するなら、自転車にもドラレコを設置して、万が一の事態を証拠動画として記録できるように備えましょう。
ということで、本音の家電ガイド『家電批評』では、自転車用ドラレコ7製品を集めて比較検証を行いました。
「画質」「手ブレ補正」「バッテリー」「操作」「その他」をチェックし、見事ベストバイに輝いたおすすめの製品を紹介します。
7時間以上の連続録画! 景色もトラブルも記録する Cycliq「FLY12 CE」
Cycliq
FLY12 CE
実勢価格:3万1488円
サイズ・質量:W550×H300×D840mm(実測)・195g
バッテリー容量:4200mAh
最大解像度:1920×1080p・60fps
▼おもな機能
連続録画:7.5時間※
防水対応:IP67準拠
ループ録画:対応
動画の手動ロック:対応
GPS:未対応
※編集部の実測数値です。
▼テスト結果
画質 :18point
手ブレ補正:18point
バッテリー:20point
操作 :9point
その他 :15point
合計 :80/100point
ベストバイとなったのは、ライトが一体となった自転車専用カメラのCycliq「FLY 12 CE」です。
連続7時間以上(ライト機能オフ時)の録画時間は他の製品を圧倒。フルHD対応で、追い抜きしてきた車のナンバーもしっかり読み取れました。視野角も135°と広角レンズ搭載です。
多少道が悪くても手ブレ補正で揺れを抑えてくれます。通勤通学から長距離のサイクリングまで、最高の相棒といえるでしょう。
少し映像が暗めだけどナンバーもちゃんと記録
映像は少し暗めでしたが、揺れもなくキレイに録画されていました。タイムスタンプで、いつ走ったのかも記録できます。
なお、転倒を感知すると現在と直前の動画を自動でロックします。
電源を入れると同時に録画を開始
電源をオンにすると録画が開始されるため、録画ミスの心配がありません。電源の横に配置されたボタンは、撮影中の動画ファイルが上書きされないようにロックします。
フルHDでも超精細な映像で思い出がよみがえる GoPro「HERO8 Black」
GoPro
HERO8 Black
実勢価格:5万5880円
Rentioレンタル価格(3泊4日):9,980円
サイズ・質量:W66.3×H48.6×D28.4mm・126g
バッテリー容量:1220mAh(着脱式)
最大解像度:3840x2160p・60fps
▼おもな機能
連続録画:1.6時間
防水対応:水深10m
ループ録画:対応
動画の手動ロック:未対応
GPS:対応
※Amazonは本体のほか、ダイブハウジング + スリーブ+ランヤード + 認定SDカード + ステッカーのセットです。
アクションカメラとしては圧倒的な映像の美しさをもつGoPro「HERO8 Black」も同点でベストバイに。
コンパクトながら美しい4K動画を撮影できる本製品ですが、テストで撮影したフルHD動画でも差が出るほど映像の精細感は抜きに出たもの。ただ、夜間の映像はFLY12 CEより暗めでした。
HYPERSMOOTH 2.0に進化した手ブレ補正も優秀で、荒れた路面でもほぼ完璧に揺れを抑えてくれました。
街ナカの映像だけではもったいない美しさ
フルHDでもアスファルトの質感がわかるほどの精細感は、さすがGoProです。HYPERSMOOTH 2.0となった手ブレ補正は、自転車の振動をなかったことにしてくれました。
また、テストした7製品で信号がチラつかなかったのはGoProのみでした。アンチフリッカー設定で東日本は50Hz、西日本は60Hzを選択すると対応できます。
ちなみに4K・60fpsで撮影すると一瞬ですれ違ってしまう対向車のナンバーが、陸運支局名まで確認できるほどでした。この画像では伝わりにくいのが残念。
▼検証の詳細や自転車用ドラレコ7製品のランキングはこちら
自転車用品の売れ筋ランキングもチェック!
自転車用品のAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
以上、ベストバイな自転車用ドラレコ、Cycliq「FLY12 CE」とGoPro「HERO8 Black」の紹介でした。
気になった人は、ぜひチェックしてみてくださいね!
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