夏の園行事の疑問を解決!七夕の短冊は何を書く?夕涼み会の服装は?

夏の幼稚園・保育園では、いろいろな行事が行われますね。私が幼稚園で働いていた時も、この時期は行事の準備で忙しく過ごしていたことを思い出します。今年初めて行事を経験する親子は「どんなことをするんだろう?」とドキドキワクワクしますよね! 夏の行事を親子で思いっきり楽しめるよう、今回は「七夕」「夕涼み会」の疑問についてご紹介します。

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夏の幼稚園・保育園では、いろいろな行事が行われますね。私が幼稚園で働いていた時も、この時期は行事の準備で忙しく過ごしていたことを思い出します。

今年初めて行事を経験する親子は「どんなことをするんだろう?」とドキドキワクワクしますよね! 夏の行事を親子で思いっきり楽しめるよう、今回は「七夕」「夕涼み会」の疑問についてご紹介します。

七夕の行事では何をするの?

出典:あんふぁんWeb

七夕は中国から伝わり日本でも親しみのある伝統行事。どこの園でも七夕に関する行事が行われることでしょう。

園では笹飾りや短冊を作ります。織姫と彦星をモチーフにした製作をすることもありますね。

7月7日当日は、七夕会が開かれます。歌を唄ったり、七夕について紹介する紙芝居やペープサート(紙人形)などを先生たちで演じます。子ども達は、織姫と彦星の物語を知り「今夜は星が見えるといいなあ」と思いを馳せます。短冊を飾った笹を園庭で燃やし、天まで届くよう見届ける園もあるようです。

短冊に願い事を書くときに

このような製作や七夕会に保護者が参加することは少ないと思いますが、短冊を持ち帰り、「家で書いてきてね」と言われることがあります。短冊に子どもの願い事を書く(書かせる)ときが、保護者の出番です!

数日間飾られ多くの人の目に留まるであろう短冊、「みんなどんなことを書いているの?」「こんなことでいいのかな?」とちょっぴり気になりますよね。

どんなことを書いているの?

そこで私が先生をしていた時に見てきた、願い事の例をお伝えします。

【年少さん】

プリキュアになりたい、プリンセスになりたい、仮面ライダーになりたいなど。

好きなキャラクターを書く子が多くいました。

中にはライオンになりたい!ウサギになりたい!カエルになりたい!など、「いつか動物になれる」と真剣に思っている子もいて、とてもほほえましかったです。

【年中さん】

警察官になりたい、ケーキ屋さんになりたい、ユーチューバーになりたいなど。

まだキャラクターに夢中の子もいますが、将来の夢に関する願い事も増えてきます。「〇〇がほしい」といった「これはサンタクロースにお願いする内容では?」という願い事も多くありました(笑)。

【年長さん】

ダンスが上手になりたい、サッカーがうまくなりたい、逆上がりができますようになど。

将来のことだけでなく、身近な目標に関する願い事も増えてきます。また、家族の健康や幸せを願う短冊も多く見られました。

このように願い事はいろいろ。普段しっかり者の子どもが実は動物になれると思っていたり、普段きょうだいとケンカしてばかりの子が家族の幸せを願っていたり…その子の意外な一面が分かることもありました。そのため、先生たちは短冊を見るのをとても楽しみにしていました。

ぜひ、子どもの素直な願いを聞き出して短冊に書いてくださいね。

まだお話しできない年齢の子の願い事は?

まだ言葉の話せない年齢の子の願い事は、その子の好きなことや好きなものを思い出して書けばOKです。「いっぱいアイスが食べたいな」「〇〇公園で遊びたいな」など、「もし話せたらこう言いそう!」という願い事を想像してくださいね。

そして園に行く機会があれば、たくさんの子ども達の願い事を見て、年齢による成長を感じてみてください。

夕涼み会はどんなことをするの?

出典:あんふぁんWeb

夕涼み会は子ども達が楽しみながら季節や伝統に触れられる行事。7月初旬から中旬にかけて行われる園がほとんどです。夏も始まったばかりで暑さもそこまで厳しくないことからこの時期に設定されています。

内容は、先生や保護者がゲーム・お菓子などの出店をする、先生や園児たちによる出し物、盆踊り、おみこし担ぎ、花火など。夕方~夜にかけて行われ、親子で参加します。

ここでは「夕涼み会」という呼び方をしますが、他にも「夏祭り」や「盆踊り大会」など園によって違うことも。

はじめて参加する親にとって疑問なのは、この時の服装のこと。「服装自由」と言われると、普段は制服や体操服で登園してる場合は特に悩みますよね。

夕涼み会の服装、浴衣や甚平じゃなきゃダメ?

結論から言うと、浴衣や甚平で参加する子が多いです。

なかなか着る機会がないので購入を躊躇してしまうかもしれませんが、浴衣や甚平を着ると盆踊りや出店などお祭りの雰囲気のある夕涼み会へのワクワク感がアップします。

浴衣や甚平は上下が分かれたタイプがおすすめ

これから購入するなら上下が分かれた動きやすい浴衣や甚平がおすすめです。子ども達は園に来るといつものように動き回るので、着崩れや裾を踏んでしまうことのないものが望ましいです。

実際に、おみこしを担ぐ時転んでしまった、この日のためにずっと練習してきた盆踊りが着崩れたせいで上手く踊れなかった…ということもありました。

毎年草履による靴擦れも多いので、足元だけ履きなれたいつものスニーカーでもいいかもしれませんね。

かわいいワンピースや人気キャラのTシャツもあり

浴衣や甚平を着て行かない場合は、普段友達に見せることのないかわいいワンピースや人気のキャラクターTシャツなどを着ていきましょう。お気に入りの服を披露できれば、「自分だけ浴衣や甚平じゃなくてがっかり…」ということを防げると思います!

ちなみに、保護者が浴衣で参加することはあまりないのですが…園としては楽しんで参加してくれていることが伝わり大歓迎です! 出店のお手伝いなどで動き回る予定がない場合は、浴衣での参加も検討してみてくださいね。子ども達や他の保護者も「華やかでいいね!」と言ってくれるはずですよ。

今回は夏の2つの園行事をご紹介しました。

今年はさまざまなイベントの中止、お出かけにも制限がありますね。そんな中でも行事を開催できるよう幼稚園や保育園ではさまざまな工夫をしていることと思います。ぜひ園の行事を親子で思いっきり楽しんでくださいね!

<文・写真:ライター nicoai>

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