『寿命が短い犬種』2選!共通する特徴や飼う時に注意するポイントを解説

この記事では、「寿命が短い犬種』2選!共通する特徴や飼う時に注意するポイントを解説」をテーマに、寿命が短いと考えられているワンちゃんの種類をいくつか紹介します。飼う時に注意するポイントも含めて、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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寿命が短い犬種1:鼻ぺちゃ犬

寿命が短い犬種として、1つ目に「鼻ぺちゃ犬」を紹介します。鼻ぺちゃ犬とは短頭種の犬のことをいい、頭蓋骨の長さと比較して鼻の長さが極端に短い犬種のことを指します。

具体的にあげると、フレンチブルドッグやシーズー、ボストンテリアやパグなどです。見た目は非常に愛くるしいですが、寿命に関していうと他の小型犬と比べると短いといわれています。

頭の構造から呼吸器系の病気になりやすいのが原因とされています。一緒に暮らしたことのある飼い主さんだと分かることだと思いますが、犬なのに人間並み、もしくはそれ以上のいびきをするのも、鼻ぺちゃ犬特有の体の構造が由来しています。

また呼吸器系の構造上、他のワンちゃんと比べても特に暑さに弱いといわれています。そのため熱中症にかかるリスクがとても多く、飼い主さんが平気だと思っていて気づかないうちにワンちゃんが熱中症になっているということもあります。その際に発見が遅れると命に関わる問題に発展してしまいます。

寿命が短い犬種2:大型犬

寿命が短い犬種として、2つ目に「大型犬」を紹介します。大型犬は身体が大きいことから愛玩犬として暮らすだけではなく中には職業犬として様々な仕事をしているワンちゃんもいます。

具体例として、レトリバーやグレートデン、セントバーナードなどです。

なぜ大型犬の寿命が短いのかといいますと、身体が大きい分成長スピードが小型犬などの小さいワンちゃんと比べて早いからです。成長スピードが早い分細胞分裂も多く、細胞分裂を多くすることによってガンになるリスクが増えてしまいます。

また、身体は大きく成長スピードが早い大型犬ですが、身体の大きさに対して臓器の大きさは小さいとされています。臓器が小さい分身体への負担も大きく老化が進行しやすいのも寿命が短い理由の1つです。

飼う時に注意するポイント

まず、鼻ぺちゃ犬を飼う際に注意するポイントは温度調節です。先ほどもあげましたが暑さに弱いため、特に夏場は飼い主さんが思っている以上に室温や湿度を調節する必要があります。室温は23℃〜25℃、湿度は50%を目処に調節してあげてください。

また目の病気や皮膚の病気、肥満にもなりやすいことから普段から健康診断を受けるなどして、このような病気にかかる前に対策をすることにより、ストレスを軽減することができ、健康寿命を伸ばすことが出来ます。

大型犬の場合は、成長スピードが早いことから病気になると進行するスピードも早くなってしまいます。そのため、普段から健康管理を行い、少しでも様子がおかしいと思ったらすぐに動物病院に連れて行き診断してもらうようにしてください。早期に病気を発見することが出来れば、より長く健康的に暮らせることに繋がります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

寿命が短い犬種の例として、

✔鼻ぺちゃ犬
✔大型犬

の2種と共通する特徴、飼う時に注意するポイントを紹介しました。

どちらも可愛い多くの犬種のワンちゃんがいますが、先天性の場合を除けば飼い主さんの行動次第で短いといわれている平均寿命よりも長生きすることが出来るはずです。たくさん愛情を注ぎ、こまめに身体のケアをしてあげるようにしてください。

(獣医師監修:平松育子)

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