車の燃費を良くするアイデアをご紹介!ガソリン代も節約できます!

車を購入するのにお金がかかるのはもちろんのことですが、維持費にもお金がかかってしまいます。少しでも費用を抑えて車に乗り続けるために、車の燃費は良くしておきたいもの。そこで今回は、車の燃費を良くするアイデアとガソリン代節約のコツをご紹介します。

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■車の燃費の確認方法

まずは、車の燃費を知ることからはじめましょう。

最近の車には燃費計が搭載されているものも多く瞬間燃費や平均燃費がわかるようになりましたが、燃費計のついていないものではなかなか燃費を知ることができません。

また、車を購入する際に見るカタログと実際の燃費の差異に驚いたという方もいるのではないでしょうか。

カタログ用の燃費は「JC08モード」という国土交通省が定めた特殊な計算方法を用いていて、実際に道路を走行して計測するのではなく、シャーシダイナモを使ってさまざまなパターンを計測したものを表記しています。

そのため、道路状況などの条件が実際とは異なっていることが多く、燃費にも差が出てしまうのです。実際の燃費はカタログに表記されているものの70%程度ほどとなっています。

それでは、実際の燃費を計測するにはどのような方法があるのでしょうか。

以下では、燃費計の有無にかかわらず燃費を確認することができる「満タン法」という方法をご紹介します。


【1.トップメーターをリセットする】

だいたいの場合はメーターの横にリセットボタンがあるので、給油前にリセットボタンを押しましょう。


【2.ガソリンを満タンに給油する】

ガソリンまたは軽油を満タンまで給油します。


【3.燃料が減るまで走行する】

燃料を減らすことで、燃費の計算がしやすくなります。極力減らしましょう。


【4.ガソリンを給油する】

燃料がある程度減ったら、再び満タンにします。


【5.走行距離を給油量で割る】

1の手順でリセットしたトップメーターに表示されている数値を、給油した燃料のリッター数で割ります。


例えばトップメーターの数値が「600.0km」となっていて、給料が「60L」だとします。

すると走行距離の600を給油量の60で割るという計算になり、これによって算出された10という数値が1リッターあたりの走行距離となり、実燃費「10L/km」ということがわかります。

また、最近では燃費の計算ができるアプリも登場しているので、ダウンロードして試してみるのも良いでしょう。前述のトップメーターの数値と給油量を入力するだけで燃費を割り出してくれます。

さらには以前計算した燃費との比較もできるので、遠出した際の燃費などを比較してみても良いでしょう。

■燃費を良くする運転方法

ガソリンが多く消費されるのは、アクセルを強く踏み込むなどパワーを使う時。そのため、運転方法を少し工夫するだけで、燃費を良くすることができます。

以下で紹介するポイントを意識して、できることから実践してみましょう。

【発進時は徐々にアクセルを踏もう】

一番ガソリンを使うのが発進時と言われています。アクセルを踏み込むとエンジンに高い負荷がかかるためです。

ブレーキを離してすぐにアクセルを踏み込むのではなく、徐々にアクセルを踏みこんで無駄な加速はしないようにしましょう。

AT車の場合はブレーキを離すとゆっくり加速するので、それを利用してアクセルの踏み込みを減らすのも有効です。

【できるだけアクセルの踏み加減は一定に】

また、アクセルの踏み具合は一定に保つよう留意しましょう。

急なブレーキや加速を繰り返すとガソリンを無駄に消費し、燃費が悪くなる一方です。エンジンにも負荷がかかってしまうため、車に長く乗り続けるためにも注意しておきたいところです。

速度に気をつけるのはもちろん、車間距離を十分に保つなどの工夫も考えられます。

そしてなるべくブレーキとアクセルを多用しなくて済むよう、緩やかな速度で一定な運転をするよう心がけましょう。

【エンジンブレーキを活用しよう】

車は、エンジンブレーキを使っている間は燃料の供給がストップする仕組みになっています。そのため極力エンジンブレーキを活用してガソリンを節約するよう努めましょう。

長い下り坂を下りる時や前方の信号が赤になった時などは、数100m手前からゆっくりアクセルを離しながら減速しましょう。ブレーキペダルは燃料を使ってしまうので注意が必要です。

【アイドリングはなるべくしないように】

エンジンがかかった状態で停車していることをアイドリングと言います。

ガソリンの消費自体は少ないですが、積み重なると燃費が悪化する要因となってしまうので、踏切待ちなどで長時間停車する際などはエンジンを切るようにすると良いでしょう。

また、近年発売されているエコカーにはアイドリングストップ機能というものがついていて停車の際は自然とエンジンが止まるようになっていますが、ついていない場合は極力手前から減速するなどの工夫をするとアイドリングをせずに済みます。

他にも、渋滞に巻き込まれると加速や減速を繰り返すことになりガソリンが大量に消費されてしまいます。

【クーラーは極力使わないように注意しよう】

どうしても車内は熱がこもりがちなので、クーラーを活用しているという方は多いでしょう。

ところがクーラーはエンジンへの負担が大きく、最大20%ほど燃費を悪くしてしまうこともあります。窓を開けたりするなどして極力使用しない環境づくりに努めましょう。

一方、暖房の場合はエンジンの熱を活用して温める仕組みになっているため燃費に影響を及ぼすことはありません。

【短距離走行を避ける】

日常生活で車を活用しているという方が多く見られますが、実は短距離の走行を繰り返すと燃費が悪くなってしまうのです。

というのも、エンジンが十分に温まらない状態で走行することになるため、燃料効率が落ちてしまうからです。短距離走行はガソリン消費量も多くなってしまうので、できるだけ避けたいところです。

ひとつの目安は20km。20km以上の移動の時は車を活用するようにして、近場のスーパーなどであれば自転車や徒歩で済ませるようにしましょう。

【車内に載せる荷物は少量に】

車の中に使わないものまでたくさん積み込んでいる方がいますが、これも燃費を悪くするのでやめましょう。車が重くなるとその分ガソリンを消費してしまいます。

どうしても重いものを積み込む場合は、トランクではなくできるだけ前方に積むようにすると車体が上向きにならずに済むので、空気抵抗が軽減できて燃費の悪化が軽減できます。

大人数での乗車をする際にも同様に注意しましょう。

■燃費を良くするための車のメンテナンス

運転方法以外にも、メンテナンスを怠るとエンジンに負担がかかりガソリンを消費しやすくなってしまいます。

日常的にメンテナンスを行い燃費の良い状態を維持するよう心がけましょう。

【タイヤの空気圧を上げよう】

タイヤの空気が少ないと地面との摩擦が多くなります。そのため、余計な負荷がかかりタイヤが一回転するのに必要なガソリンの量も多くなってしまいます。

そこでタイヤの空気圧を上げておくと摩擦を減らすことができ、燃費も良くなります。

また、「エコタイヤ」と呼ばれる低燃費のタイヤも登場しているので、そちらに買い換えてみるのも良いでしょう。

たとえ摩擦が少なくても悪天候の日にブレーキが効きづらくなったり滑りやすくなったりしてしまうため、注意が必要です。

【エアクリーナーをきれいな状態に保とう】

意外と見落としがちなのがエアクリーナー。油汚れによる目詰まりなどを起こしていると、空気の通りが悪くなりエンジンの性能が悪くなってしまい、燃費にも影響を及ぼします。

消耗品の中ではもっとも燃費に影響が大きい箇所でもあるので、定期的にチェックしましょう。

【エンジンオイルの点検・交換は定期的に】

車のエンジンオイルは人間の血液にもあたる大事なもの。ドロドロの血液が人のカラダに良くないのと同じように、エンジンオイルも汚れていると燃費が悪くなってしまいます。

オイルの交換は3,000〜5,000km走行したところが目安だと言われていますが、3ヶ月に1度は点検してもらいましょう。

【ラジエター液の交換も忘れずに】

ラジエター液の交換も燃費を改善するのに有効です。ラジエター液を交換せずにいると、内部の腐食やエンジンの冷却効果を低下させる原因となってしまいます。

車検時に一緒に交換してもらいましょう。

【プラグ交換は20,000kmを目安に】

エンジン内の発火を担う重要な部位であるプラグ。古く劣化していると火花が弱くなり燃焼効果も弱くなってしまいます。するとエンジンのパワーも落ちて燃費が悪くなってしまうのです。

プラグは寿命が長いものですが、消耗品。20,000kmを目安に交換するようにしましょう。

■燃費を良くするためのガソリンの入れかた

運転方法や車のお手入れ以外にも、車の燃費を良くすることができます。以下では、燃費を良くするためのガソリンの入れかたをご紹介します。

【ガソリンは朝入れた方が多く入れることができる】

ガソリンも液体なので、気温が高いと膨張し、逆に低いと萎縮します。そのため、同じ量であっても気温が低い時の方がたくさん入ります。

さらに、ガソリンは気化することでエンジンを冷やす効果もあるため、これによって燃費にも影響があります。

そのため、気温が低い朝一番に入れるのがもっとも多く入れることができて燃費が良いと言えるのです。

【満タンにせず少しずつ補給しよう】

また、ガソリンを入れる際は必ず満タンにしているという方も多いのではないでしょうか。しかし満タンにすると、その分車が重くなるので逆効果。

たとえば30L入れるだけでも子ども一人分の重さに値するので車からしたら相当な重量です。スピードやハンドリングにも影響が出ることが考えられるので少しずつ入れるようにしましょう。


■ガソリン代を安くするコツ

燃費を良くするのはもちろん大事ですが、車を維持する上でガソリンの費用を抑えることも重要なポイント。以下では、ガソリン代を抑えるコツをご紹介します。

【ガソリンスタンドのクレジットカードを使う】

ガソリンスタンドでは、専用のガソリンが安くなるクレジットカードを発行しています。

リッター2円引きなどの割引ですが、ガソリンの費用が月に10,000〜20,000円ほどになる場合はこうしたクレジットカードを作った方がお得だと言えるでしょう。

ただし、ある程度の利用がないと還元されない仕組みになっているため、まずは利用量と照らし合わせて検討してみるのがオススメです。

【ポイント還元率の高いクレジットカードを使う】

上記でご紹介したガソリンスタンドのクレジットカードではなく、ポイント還元率を重視したクレジットカードを利用するという方法もあります。

また、普通のクレジットカードでもガソリンスタンドと提携しているところもあるので、クレジットカードを利用することでお得になる場合もあります。

【セルフスタンドを使う】

セルフサービスのガソリンスタンドも増えてきましたが、有人のスタンドより費用が安く抑えられるのでこちらもオススメです。

給油の他、窓拭きや洗車も自分で行わなくてはなりませんが、不要な勧誘を受けなくて済むなどのメリットもあるので、慣れてしまえば気軽に使えるようになるでしょう。

【JALやANAのマイルを貯める】

ガソリンスタンドとJALやANAはマイレージプログラムで提携しています。そのためガソリンを給油すると、クレジットカードのポイント以外にマイレージも貯まるシステムになっています。

例えばエネオスの場合、JALカードのお買い物で貯まるマイルが2倍になったり、ANAカードであればクレジットカードのポイントとは別にクレジット決済100円で1マイルが貯まったりします。

【共通ポイントカードを活用する】

上記でご紹介したクレジットカードの他に、Tポイントや楽天ポイントなどの共通ポイントカードともガソリンスタンドは提携しています。

エネオスの場合、Tポイントなら200円で1ポイント、ドコモの共通ポイントであるdポイントであれば、通常100円につき1ポイントのところが2ポイント貯まります。

共通ポイントとクレジットカードのポイントは併用して貯めることができない場合もあるので、その点だけ注意しておきましょう。

■まとめ

車の燃費を良くする方法とガソリン代を安く抑える方法にはさまざまなものがあることがわかりました。どれも費用を抑えるだけでなく、車を長持ちさせる意味でも有効なものばかりなので、ぜひ試してみてください。

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