イケア直伝、ダイニングを一瞬で素敵に変えるアイデア

イケアの新シリーズのテーマは「出かけるより、楽しいかも」。最新の『IKEAカタログ』にも、家を100%楽しむための知識やアイデアがたくさん掲載されています。特に今シーズンのテーマは「食」。そこで、長年イケアストアのコーディネイトを手がけてきたインテリア・マネージャーの竹川倫恵子さんに、イケアのアイテムを使ったダイニングで使えるちょっとしたテクニックを教えてもらいました。

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プレートを重ねるだけで、ちょっとだけ「ハレ」なテーブルになる

高級レストランでよく見かける、プレートを重ねたテーブルセッティング。料理を取り分けるためのお皿の下にもう一枚敷くだけで、ダイニング全体が一気にラグジュアリーな雰囲気に早変わりします。

IKEA定番の器「IKEA 365+」シリーズの重ね使い。ナプキンを一枚敷くだけでシックなイメージになる。

竹川倫恵子さん(以下竹川):「これは本当に簡単なコーディネート。三枚重ねてその間に布のナプキンを入れているだけなのに、がらりと印象が変わります。お皿を重ねるのって、とても使えるアイデア。日本の家庭料理には煮込みや生姜焼きなど大皿料理が多いでしょう? 大皿にメイン料理を盛り付けて、野菜を添えて、テーブルの真ん中に置く。家族それぞれの前にはボウルと大皿、小皿を重ねてセッティング。ご飯はボウルに。ほら、日本食でも活用できると思いませんか? この重ね技を日常的に楽しんでほしいですね!」

このセッティングで使ったのは、IKEA定番の器「IKEA 365+」シリーズ。
竹川:「カッコつけたテーブルセッティングをしてほしいのではありません。たとえば365シリーズは、直径27㎝のプレートで399円とお値段を抑えています。だけど、デザインはシンプル。これなら大小5枚揃えても、それほどの負担になりませんよね?」

ゴージャスな食卓には、キャンドルがマストアイテム

黒い陶器の上に太めのキャンドルをのせたモノトーンのスタイル。特別感のあるテーブルコーディネイトになる。

北欧インテリアで絶対に欠かせないのが、キャンドル。玄関、リビング、寝室、もちろんダイニングでもキャンドルの明かりを上手に使って温かな空気感を演出しています。都会的なテーブルコーディネイトを目指すなら、キャンドルの下に敷くお皿をブラックで統一。モノトーンがいちばんシックに決まります。


竹川:「ダイニングでもキャンドルを使ってほしい! 日本の住まいではまだあまり取り入れられていないのですが、友達が遊びに来たときなどにぜひ使ってほしいアイテムです。ダイニングテーブルにいくつかを並べるだけで、雰囲気が大きく変わります。細長いキャンドルに抵抗がある方であれば、このように太く低く安定感があるものや小さなティーキャンドルから使い始めてください。オレンジの明かりがあることで、食事がおいしく見えてきますよ」

トレイを活用すると、テーブルの上が一気におしゃれに!

黒く平らな器をトレイ代わりに。トレイの上に皿を並べると、テーブルの上がごちゃごちゃしない。

茶碗、お皿、小鉢、スープボウル、タレ用の小皿…。日本の食卓は豊かな分、圧倒的に並べる器が多い! 加えて、形もバラバラ。どうしてもテーブルの上が雑多な印象になりがちです。そんなときに、竹川さんが提案するのが、トレイ。

竹川:「異なる種類の器を使うのは楽しいもの。それは生かして、小鉢や小皿をトレイにのせてみましょう。まとまり感が生まれてきます。トレイの上にフルーツを一緒にあしらうとおしゃれな印象になりますね。このコーディネイトで使ったのは「SKYN」シリーズ。流線型の美しいデザインで、洗練された食卓に仕上げたい方におすすめです」

キッチンの引き出しからそのまま取り出して、パーティ準備完了!

いざ、ホームパーティをするとなった際に、あちこちから物を集めるのは大変。それなら、あらかじめボックスにまとめておけばいい! キッズ向けのカラフルなカトラリーやストロー、紙コップ、紙ナプキン、テーブルクロス、全部をひとまとめにして、引き出しに収納。パーティ準備に手間取りません。

バンブー製の持ち手付きボックス「VARIERA」¥1,999。引き出し内の収納に使えるアイテム。

竹川:「これは「VARIERA」というアイテム。木製でできた持ち手付きのボックスです。家をもっと楽しむためには、食後の収納のこともきちんと考えておくべき。お母さんが食器を出して、食べて、また片付けなきゃいけない、という動きが面倒ですから。これはボックスの高さがちょうどよく、持ち手が飛び出てないので上段の引き出しにぶつかりません。そのまま出ししまいができて、テーブルの上に出したままでもきれい。便利アイテムを使って、片付けやすいダイニング空間を作り上げてほしいですね」

竹川さんの話によると、お家でプライベートなカフェを開いたり、友人家族で集まってお家パーティーを開く人が増えているそう。イケアの新シリーズには、家で楽しむことを後押しするようなアイテムが充実しています。ちょっとした使い方の工夫と物の選び方で、家で過ごす時間がもっともっと楽しくなりそうですね! 

◆プロフィール
竹川倫恵子/
たけがわ りえこ イケア・ジャパン・インテリアデザイナー/コミュニケーション&インテリア マネージャー。2004年イケアジャパン入社。英国など各地でインテリアを学んだ経験を生かし活躍中。2児の母でもある。

◆取材協力/イケア・ジャパン
◆Text:LIMIA編集部

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